謹んで承ります。

先ほど次男を保育園に送って行っているときである、知らない電話番号からの着信があった。

運転中だったため対応が出来なかったので後からかけなおすと




先方『はい、衆議院会館です。』

私『??? ○○と申しますが、先ほどそちらからお電話いただいたみたいでかけなおさせていただいたのですが』

先方『あ~、こちら交換台でして衆議院の回線はどこからかけてもこの番号で通知されるのですがどこからかけたのかは分からないのですよ、お心当たりはございませんか?』

私『そうなのですね、了解致しました、心当たりはないのでまた連絡が来るのを待ちます』





よくよく考えてみたが衆議院なるところからお電話いただくようなお付き合いはどこにもない。





聡明な私はすぐに感づいてしまった、誰が何を言わなくともお天道様は見ているのである。




きっとふだんからの私のすばらしい行いをみていたどこぞの誰か様が 『そうだ、次世代の旗頭は彼しかいない、そうだそうだ、きっと彼なら青雲の志をもっていまのしがらみの多い政治の世界をバッサバッサと切り捨ててどんどんと改革を行ってくれるであろう』 とのことで取り急ぎ私の意思を確認したくご連絡をしていただけたのではないかと思う。





そのようなオファーを頂いた場合には私もなかなかにして忙しいのではあるが謹んでお引き受けけさせて頂きたいと考えている。


決して多額の議員手当てや料亭での打ち合わせ、視察と称してのオリンピック観戦などを期待しての事ではない。







先ほどの着信から2時間ほどたつ、入電するのを今か今かと待っているのだがこの回線は一向に鳴り響かないのであった。


 

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