去年に下見はしていたものの

なかなか竿を出す気にならなかったエリア

理由は色々あるが....

とりあえず竿をだそう

現場を改めて確認

ショアラインの形からブレイクなどの地形を

想像する

水深などを把握するために

選んだのは、シングルフックの付いたロリべ

扇状に探っていきます

ふむふむ

こうなってんだなっと独り言

そして、一番気になっていた

馬の背になってんだろうな～てコースを通していく

すると

ゴゴゴンッ

何か木でも沈んでのかな？

フックを確認すると

シーバスの鱗

おるやーん、てか絶対おると思ってた

速攻でトレブルの付いたノーマルモデルに戻す

同じコースにキャスト

激浅なのでロッドティップを上げ

ボトムスレスレをトレース

ゴゴパキッッ

ゴゴまでは分かるが

パッッはなんだ？

てっ気にしてる暇はない

シーバス様が掛かっている

バコバコーンとエラ洗いを繰り返す魚

手前まで強引に寄せランディング体制に

入ったその時

ラインをつたって、まるでやえん釣りのフック

投入と言わんばかりに、折れた先20センチ

のティップが　　スゥゥ～～～

やってもーとるやないのー

オーマイガッ～～




もうどうでもいいわとゆわんばかりに

ぶっこぬく

何がどうなったの？

え～っ

ロッドとラインの角度がきつすぎた？

そんなんで折れたことねーわ




見事に３ピースと化した愛竿８５МＬМ

ショック過ぎて動けない

しばらく放心状態な俺

あっ

そうだ、魚、魚





相変わらずのサイズなのに......



竿って簡単に折れるんですね

そのあと、ロッド変え再び探る

懲りないね俺っ

しかし

連続２バラシ

もう怖くて竿起こせません

でも付くべき所にはちゃんと魚はいて

まだ、手探りではあるが、またポイントが

一つ増えそうな予感

払った代償はデカかったが.....

家に帰り

嫁様に、ため息混じりで

竿おってもたーと言うと

「アンタ下手くそやしやろー」

と一言

うん

そう

そうだ

わかっている

わかっているんだよ.......









                                                                  おしまい