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心臓リグってなんだ?~SIN-ZOベイト解説1~

「カッコエエ…」心臓リグとの出会い

ある夏の日中、シーバスを釣りに行った小川は、
スレきった何匹かの見えシーバスに出会った。

ところが彼ら、身を隠して何を試しても、大小ミノー、
ワームすらも食わない。

持っていたすべてのルアーが出尽くしたそのとき、
4インチのスティックベイトとチューブワーム用の
ヘッドが、小川の目に映ったのだった。

「コレだ!!」小川は半分無意識にスティックベイトの
体内にジグヘッドを挿入してみた。

「カッコエエ… 」

その鉛はスティックベイトの内臓のようなシルエットを
作り、アイがワームの真上から出ているのだ。

「でもへんな回転するんヤロなぁ。」と思いつつキャスト。

案の定ルアーは大きな軌跡を描いてスパイラルフォールし…
と思った瞬間!!
そこにいたシーバスが一斉に襲ってきたのである。

「えっ??」

ルアーの動きもよくわからないままファイトをし、
その場で40cm前後のシーバスを4匹釣ったところで、
そのワームの寿命が尽きたのだった…
(後にこの仕掛けを「心臓リグ」と名付けた。)

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通常の「ワーム釣り」が通用しない?

なぜそのような現象が起きたのでしょうか?
これらの疑問を解くカギについて考えてみましょう。

一般にワームと呼ばれる釣りの多くは、餌釣りの
延長線のようなスタイルをイメージされがちです。

その使い方とは、魚の目の前にこの“ワーム”を
落とし、仕掛けをわずかにゆすり続ける、または
ズルリズルリと動かすなど。

こういった方法では、ルアー釣りの醍醐味とされる
スピード感に欠けてしまうばかりか、ルアーを目の前で長く
見せなければならないので、学習能力のある魚たちには
このような仕掛けが通用しなくなります。

また、ワーム釣りでは“ジグヘッド”がよく使われますが、
これは従来ワームの頭から刺して使います。

つまりこの針を使用する以上、沈下姿勢は頭を真下に、
ほぼ垂直な状態で落ちるのが常識でした。

この部分に注目してみると、この“ワーム釣り”というのは
あることを見落としているのに気づきます。

それは、水中で垂直に落ちる生物は一部の
無脊椎動物だけ、ということです。

このアクションが特に効くのは、カサゴやチヌ、
一部のバス、シーバスなど居着きの魚ばかり。それ以外の
魚(回遊型)には水平方向の動きが断然効きます。

これは「魚という水平移動するエサ」を追うのが、
彼らの生活そのものだからです。

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つづく

SIN-ZOベイトをもっと詳しく→ http://1extreme.jp/sinzobait.html

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