先週火曜日に発生した熱制御系のウィルス感染により
『熱暴走ｶｰｯ』
↓↓
『冷却剤投入ｺﾞｸﾝ』
↓↓
『小康状態ﾎｩ』
↓↓
『燃料補充ﾊﾟｸﾊﾟｸ』
↓↓
『メルトダウン(爆)』
↓↓
『熱暴走ｶｰｯ』

···と、魔のスパイラルに陥り

【http://r.pic.to/1638r5】

苦行の５日間を体験しましたｗｗｗ


艱難辛苦を乗り越え、なんとか復調したので…体力的なリハビリを兼ね今宵二二三○からホームのパトロールに行ってきました。


気象データどうり９～１３ｍの南西風でしたが、二三○○には風も落ち着きそうな予報だったのに反し…結局撤収するまで風は止みませんでした····

耳を澄ますと…時折イナッ子が“ザブッ”と騒ぐので、表層系·太めのミノー中心でローテーション。
ハンマー110⇒BOOTS⇒ハンマー120と試すも反応無し。

少しレンジを下げるためカンニバル129やメケメケ110も使ってみるが、居るはずのイナッ子にすら触らない。

『０時過ぎても風が変わらんかょ…バイブを５投だけして撤収するか』

…と、ローリングベイト77を付けキャスト。

１投目…異常なし
２投目…異常なし
３投目…異常なし
４投目…異常なし

そしてラスト５投目。

“グッ…”

『なんだ？』

軽くトゥイッチを入れるように合わせてみる!!

“ﾌﾞﾙｯ…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ”

『お！？なんか掛かっ···』

“ブスリ…”

『ん？今ブチッと刺さった感触が…』

ジリッ…ジリジリッ…ジィ───────────────────────────ッ

ギャァ～!!キタコレ(((゜д゜;)))

【http://e.pic.to/13njda】

直ぐにベイルを開放し、後ろのバイクに積んである回収機をメットインから取り出す。

私は常に奴を想定し、チェーンを束ねたタイプの回収機をスタンバイしているのだ!!ｗｗｗ

回収機を用意する間に１５ｍほど泳がれたところから“寄せる作業”を開始。

伸されては堪え、底に貼り付かれてはトゥイッチを叩き込み、浮かせては寄せ又伸される。

対座布団用のチェーン仕様回収機は重量が軽い為、特に風が強いと滑走しにくいので至近距離まで寄せる必要がある。

猛烈なパワーとスタミナで緩急なく泳ごうとする奴…

正直、病み上がりで体力が低下している私には『キツい』の一言

しかも運悪く、ハラにチカラを込めると“気体”なのか“液体”なのか…判別不能な“何か”が、ケツを割ろうと蠢いてきた!!

ピ～ンチ

まさに『前門の虎·肛門の狼』(爆)

虎『どうする…気体で有る事を期待して圧を抜くか？』

狼「いや…液状だった際の悲劇を考えろ!!軽はずみな事をしてはイカン!!」

虎『だが…ソレでは寄せられぬ!!』

狼「焦るな!!一旦“波”が落ち着くまで耐えるのだ…必ずや機は訪れる。焦ってラインが切れてみろ。その瞬間に精神力も切れるぞ!!」


必死に五割のチカラで竿を構えギリギリのドラグで奴の突進を抑える事·約５分。

虎『ま、まだか…もぅ…』
※中京エリアで言うマダカ(シーバス)とは関係有りません※


その時、猛然と沖を目指していた“奴”がターンしてコチラを向いた!!

虎狼『「今だ」』


ポンピングしながら一気に間合いを詰め、回収機投下!!

１秒…

２秒…

３秒…

急に奴が向きを変え走る!!同時に回収機のラインも走る!!

虎狼『「ヨシッ!!絡んだッ!!」』

ベイルを開放し竿を置くと同時に回収機用両軸リールのクラッチを繋ぎ、一気に巻く·巻く·巻く

“ブ·ヅッ……”


鈍い衝撃と共に軽くなる回収ライン……

虎狼『「回収機は無事だ…竿は」』

竿のラインもテンションが抜けて垂れている。

カリカリカリカリカリカリカリカリ····

回収ラインを巻き取ると、チェーンに絡みつきフックの伸びたローリングベイトが上がってきた。
虎狼『「よっしゃァ～!!」』

急いでバイクのメットインに回収機を入れ、エンジンを掛けると一般開放している漁協の便所へ向けてスロットルを開ける

【http://p.pic.to/163b30】

“頼む…間に合ってくれ”

漁協の前にリードを横付けし、逆ル·マン式だとばかりにトイレへと駆け込む!!


【http://q.pic.to/163lvx】


狼「やはり···」

虎『液状であったか···』


こうして危機は去った······


ひとつの試練を乗り越えた私は、そそくさとタックルを仕舞いホームを後にしたのでした。

“風邪”ウイルスを克服し、“ホゲ”ウイルスも何とか耐性を築いてきましたが…


“外道”ウイルス···
【http://l.pic.to/1ajioj】

まだコイツが克服出来ていない事を悟った釣行でした。