手が震えた一匹

  • ジャンル:釣行記
友達が磯ヒラのランカーを釣ったという情報に触発されての単独釣行

波結構ヤバいな~、と思いながら海岸線を走り
朝一、初めてのフィールドに入ると
ドカ波の間隔が短かく、自分のスキルではルアー投げるタイミングが無い状況

6時満潮の直前だったので下げに入るまで車で一休みする事に・・・


下げのタイミングで再エントリーすると、
ドカ波頻度は大分マシになってましたが、
今度は潮位が低く釣りがしにくい

昼までやれそうな所を調査するもノーバイト、
一面サラシに白濁りでどこ投げれば良いかわからない・・・

夕方になれば波が落ちるかもしれないと思い、
夕方に予約入れてた病院にキャンセルの電話(笑)

ランガンで夕マズメに入るポイントを探す。
途中ヒラスズキの師匠に、
このポイント入りますよ~って電話をすると

「今日の朝ランカー釣れたよ。」


・・・・・・


内心ついて行けば良かったと思いつつも、
今回の目標は一人で釣り上げる事!
頑張ってランガンを続けるも、
マグレのワンバイトあったのみで夕方を迎える。

入ろうと決めていたポイントへエントリーしようとすると、
餌釣り師在中で入れず

これは参った・・・

波の勢い収まってないし・・・

別の所へ移動しても釣りにならんかもしれんしな~

困ったな、どうしようかな、と考えながら
何もせずずっと海を観察

ん?

なぜかドカ波があまり来ず、サラシが他より薄い所があるな


足場は低めだけど波で濡れてない・・・

立ち位置はあそこで・・・

ドカ波来た時の逃げ場所もある・・・

最終エントリー場所に決定!

ヒラスズキが食いそうな所へ
何度もアイルマグネットを流すも反応が無い
そういえば昼間のワンバイトってほぼトップやったな、
濁ったら表層ってやつかな?
フィードシャローに変えてしつこく流す
諦かけた所で

出た!!

ジジッ・・・!

油断してたので体制を立て直す前にフックアウト
というか魚の引きで立て直せなかった・・・

やっちまった~

この時は絶望感に打ちひしがれました

糸が出たのもちょと良くないなと思いフルドラグに設定し

ルアーローテしつつフィードシャロー(レッドヘッド)投げるも反応無し

やっぱり潜るルアーはダメ?ナチュラルカラーがいる?

このルアーで釣れるかも

TKLM(イワシ)に変えて一投目

出た!

渾身の合わせでルアーだけが飛んでくる

危ね~

ハリに掛からんかったからまだ出るはず・・・

同じ事をすると同じ場所で

出た!!

渾身の合わせを入れると、魚に引っ張られてコケました(笑)

コケながらも

頼む~!頼む~!

と願いながら変な体制のままポンピング
サラシからヒラスズキが顔を出したのが見える
そして無理やりずり上げ

落ち着け落ち着け
フックは二本掛かってる

フィッシュグリップは手間取りそうで怖い。

リーダーを持ってランディング成功
橋本景さんがDVDでヒラスズキを釣った時の
「苦労した~!」って言葉が頭をよぎりました

えっ?これ60センチ無いぞ



55センチ

コンディションが良いっていうのもあるけど
流れが強かったからその影響で無茶苦茶引いたんやな~
ランカーだったら怪我してたかも
フルドラクは足場の確保をちゃんとしてないと危険という事を学びました。

まだ粘ればサイズが出るかも思いましたが
日暮れ前、満潮前、波パワーアップ中、帰還ルートの一つが消失中と、危険要素が増えてきたので安全第一で撤収しました

サイズは出なかったけど
1日中走り回り、
ポイントの選択、
安全の確保、
立ち位置の選択、
トレースコースの選択、
上手くいったルアー選択の結果に
久しぶりに手が震えた一匹でした

魚釣り上げて手が震えたのは10年振り位です

車に戻った所でちょうどヒラスズキの師匠から電話が
多分生存確認の電話
カクカクシカジカで状況の詳細を告げると

「やりきった感じやね。」
「お疲れ様でした。」



やっと一人で磯ヒラが釣れた
忘れられない一日になりました



フックで目をやっちゃってたので持ち帰る事に


皮の湯引きの楽しみ方が良く分かりませんでした・・・
歯がいかれそうな位固かった(涙)



そして次の日、食当たりで苦しむという(笑)


多分道中で買った唐揚げか・・・照り焼きサンドか・・・
体力低下によるものか・・・

心当たりが多すぎです・・・

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