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時合流心釣法

薄暮は魚全体の活性が高くなるというのが一般的だが、川棚川河口付近も同様に活性が高くなるのが分かる。生命感を強く感じる訳だ。つまり小魚の群れが追われていて水面の状態が上擦っている。さらに鱸が捕食活動を水面を盾にとり、自らの身体を翻しながら大きく開いた口を水面に沿ってすくうように捕食している場合は、大きな尾鰭を使って下から泳いで来た慣性で、頭や胴体が水面から浮き出し、そのときに水を打つ音がする。この音は、頭や胴体の大きさに比例して大きくなり、鱸のサイズがおよそ分かる。川棚には数人居た水中銃を使った漁師は、今や1人だが、じっと水中に潜み観察しているから、魚が泳ぐ様には詳しい。鱸は、人間の近くを平気であの大きな目をギョロギョロとして泳ぐそうだ。鱸は魚を食べて生きている訳だが、薄暗い水中に潜む鱸にとって、表層付近を泳ぐ小魚は、よく見え、かつ、近ずいても小魚の群れに気付かれない。この様に有利な条件で駆け引きして魚を食べると考えることが、鱸を釣るコツであるが、フィッシュイーターは鱸ばかりではない。それぞれが駆け引きをしている場所が重なると、ルアーを通したら外道が食い付いてくる場合があるし、フックが魚のカラダに擦れて掛かる場合もある。
特に流心はそうであり、エイの場合は、ヒレから中心のカラダのせり上がった部分に掛かる迄は、アタリのように感じる時があり、瞬時に竿のバットを意識して胸に引きつけてアワセを入れる。
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こいつは、エイガンチョウ。正式名称はアカエイ。禍いをもたらす海の魔物。なので漁師は釣り上げると直ぐさま尾鰭を根元から切り捨てて祓い退ける。アンモニア臭がするようだ。
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私が使うモンブラン万年筆の太さに似るトゲで刺してくる。尾鰭の機能はないが、変わってムチのように横に動く。刺す事のみの機能が備わる尻尾は恐怖である。

次に同じく流心で、今度は、完全にルアー喰ってくるものだから、アワセを入れる。
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シャーク。鮫である。ルアーは、スネコン。フックはセンターが少し開いたが、しっかりしたフックだ。ハーモニカ喰いをしているので、やり取り最中、鮫のあの歯でガジガジしていて、ボロボロかと思いきや、頑丈であった。塗装もしっかりしていて、次に使える状態でスネコンは無事帰還した。体長は120cmオーバー10㎏前後だが、サーフ用シーバスロッドで十分にやり取りし、コントロールできる。
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私のアルテサーノのパワーでは余裕で上がる上の2匹だが、共に時合の真っ只中。やり取りの最中は、随所でシーバスの捕食音がある時なので、出来るだけ素早く取り込み、素早くルアーを外し、リリースして、シーバスを狙う必要がある。



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