UFOとガイドリングの破損

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あれ、、、、UFOが飛んでる、、旅客機より遠いのに2〜3倍速い、動き的にもあれは飛行機じゃないし、、UAP現象や、、、


と遠くの空を眺めながら釣りをしていると、着水直後に魚からの反応がありフッキング!
ベリーからバットまで曲がり込んだ瞬間に竿の途中ほどで切れるライン

何が起こった???
ドラグをチェックするとドラグは問題ない、、、ラインが傷んでた?
ガイド割れ?とガイドを確認するが釣り場だと良し悪しが判断できない。
ナマズっぽい感触だったけど、魚さんゴメン切れました。


ぼ〜っとUFOを見ながら、予備のラインを巻こうか思案する、、、アレッもう一台、薄い光のUFOもいる、、、2台いるんだ!、、、飛行練習でもしてるの?

しばらく眺めたあとに、意識をロッドに戻して状況を整理する。ガイド割れの懸念があるし、、、、、、よし帰ろ。



帰宅後に、ネットでチラホラ見かけるガイドリング割れの確認方法を試してみる。
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なんとトップガイドから数えて、④、⑤、⑥番ガイドが割れていた。(T_T)
3カ所とも、ガイドを上にして左側が割れていた。
これはかなり珍しい事になってる?
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これはUFOにやられたに違いない(●`ε´●)


そんな被害妄想をつつ、現実的な事象を考えてみる、、、、
ん〜、、、、、いつの間にか、キャスト時にノットが通る時に破損したかな?
今回たまたまフッキングの時に割れた部分にラインが触れた?



せっかくだから楽しみながら自分で修理することにした。(メーカーでの修理が早くて間違いないです)

ただ修理するだけじゃ味気ないので少し改造しようと思案する、、、、。

とりあえずリング割れしてしまったロッド、Ballistick85M/Bのガイドサイズを把握します。

①T‐MNST6J(4.1)
②T‐KTSG6J(4.1)
③T‐KTSG6J(4.1)
④T‐KTSG6J(4.1)
⑤T‐KTSG6J(4.1)
⑥T‐KTSG7J(4.8)
⑦T‐KTSG7J (4.8)
⑧T‐KTSG8J (5.4)
⑨T‐KTSG10J (7.0)
下はバット側
⑩T-KWSG12J(8.3)
⑪T-KWSG16J(10.6)

カッコ内は内径で、このロッドのガイドリングはSICのJリング。ガイドリングがSリングに切り替わる前の製品です。




少し時間が経過し、、、
いくつか中古のガイドを手に入れました。
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ピンクの点が、今回手に入れることができたガイドで、左からトルザイトの5.5が2個で、Sリングの6と7がそれぞれ1個。それ以外は外したガイドです。


①T‐MNST6J(4.1)
②T‐KTTG5.5R(4.1)
③T‐KTTG5.5R(4.1)
④T‐KTSG6J(4.1)
⑤T‐KTSG6S4.4
⑥T‐KTSG7J(4.8)
⑦T‐KTSG7S5.1
⑧T‐KTSG8J (5.4)
⑨T‐KTSG10J (7.0)

『よし、この配置で取り付けよう!』

と考え、カッターで割れがないか確認したときだった。

うおっ!?トルザイトって超つるつるやん
摩擦係数がSicの5分の1らしい。





ちょっと待てよ、、、、せっかくガイドを用意したが、、、、飛距離を少しでも上げていきたい。

これはロッドが復活するにはもう少し時間や色々なものかかるけど、全部トルザイトにしていこ!!










って事で手に入れました。
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上がトルザイト、下がSicJ


改めてガイドを、トルザイトに全交換する。
①T-KGTT6F(4.8)
②T-KTTG6(4.8)
③T-KTTG6(4.8)
④T-KTTG6(4.8)
⑤T-KTTG6(4.8)
⑥T-KTTG7(5.5)
⑦T-KTTG7(5.5)
⑧T-KTTG8(6.4)
⑨T-KTTG10(8.1)
⑩T-KWTG12(9.5)
⑪T-KWTG16(12.3)

ついでにリールのレベルワインドのSicもトルザイト化しました。



バットガイドのKWRVTGのサイズを落としたガイドにするプランも考えましたが、あえて同サイズ同種類でトルザイト化する事にしました。(ガイドの足先が短くなると、エポキシの接着面積が小さくなるので張りが減る傾向になるらしい)


また、ガイドの糸巻きに使う糸の材質もPEラインに変更するプランもやめて、ロッドに使われる一般的だと思われるナイロン製の糸で仕上げました。
ガイド糸巻きのコーティングのエポキシもなるべく、元の状態を意識します。(素人なのでキレイには無理です


トップガイドだけガマンできずに裏技を使います。トップガイドの金属パイプ部分を削り少し短くし、糸巻き無し、エポキシ少量で仕上げ、質量を少しでも軽量化して仕上げました。(ここだけめっちゃキレイに仕上がりました)
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とゆう感じで、2ヶ月間かけてようやくなんとか無事?に修理が完了し早速試し投げにいきます。



いきなり良型のスズキさんが遊んでくれます。
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肝心の飛距離の感想の前に別の恩恵から

1つ目に感度の部分から、
ルアーがダウンの位置だとSicより感度が上がったように様に感じた、アップの位置だと感度が下がった様に感じた。ルアーの抵抗が少ない場合はトルザイトの摩擦が少ないせいかロッドに伝わる情報が若干少なく感じる、、、これはロッドポジション等でどうにかしていこうと思う。
あと明確に水圧の変化?水流の変化?が感じやすくなった、ラインの張り具合を感じやすくなったようだ。これについてはラインメンディングする際の情報量が上がりラインからの情報量がうるさく感じるほどだ、、、。 


2つ目にロッドがシャープに感じるようになった。ロッドの戻りが速くなり、ジーバスロッドにありがちなしなり(悪く言えばダルさ)が完全に消え去った。シャープになる事には好き嫌いが分かれそうだが、自分的には好みの方向にすすんだ。
トルザイト化したことによる軽量化の恩恵がM表記のシーバスロッドのブランクにここまでの良い影響をもたらした事が信じられない。今回はトップガイドのエポキシの量を減らしりもしたが、意味が分からない


3つ目にフッキングが、しやすくなった様に感じる、なぜ?、、 これはプラシーボ効果とゆうやつですな。



4つ目に魚とのやりとりがしやすくなった。ロッドのスムーズさが増しブランクの仕事が上がったように感じる、これも、たぶんプラシーボ効果かな、、、たぶん思い込みです。



信じられない、、、ライトゲーム用のブランクならガイドのたった数グラムで変わると言われれば納得いくが、シーバス用のM表記ブランクで、こんなに良くなるの?ちょっと信じられない。













さてここから、トルザイト化した目的である飛距離がどうなったのか、、、、、、ガイドの摩擦係数が低くなるので確実に飛距離は伸びるはず。




結果は、

10グラム以下のルアーは、ほぼ変わらず。

10グラム以上20グラム以下のルアーはよくて1%増し。

20グラム以上のルアーはよくて2%増し。

ラインが放出する抜け感は良くなってるので、もっと飛んでると錯覚しそうですが、、、。


最初に感じた最大飛距離は、自分が期待したほど伸びませんでした。
ですが、他にもトルザイトの恩恵がありました。
60%のキャストで65%飛び。70%のキャストで80%飛ぶとゆう具合に、フルキャスト以外のキャストも若干飛距離が伸びたようでした。




でここから、飛距離の、ファーストインプレを元に考察してみました。
質量の違うルアーの飛距離の伸び率から、どうもブランクを曲げこんでキャストする重量のルアーの飛距離が伸びているんじゃないかと考えました(ブランクが、曲がった状態でのキャスト時に明らかにラインの滑りが違う)、、、、
≒ガイドリングの摩擦が大きくなる状態、、、、
≒ラインがガイドにおしつけられた状態、、、、
Sicと比べると、上の状態の時に明確な違いがでるようです。

この事を把握できたら、さらに飛距離の改善ができそうです。
SicとTzでは自分の場合は投げ方が、変わってくる、、、、、、
ここからキャストの仕方を改善しもう少し飛距離が伸びました。イェイヽ(=´▽`=)ノ






















ロッドをやっとのおもいで修理が終わり実釣する事5日目?6日目?

UFOまたまたいましたよ。(゜o゜)
今回は、ゆっくり飛んでる?
確認できた時間もほんの2〜3分?
今度は一台かぁ。


カメラに収めることに成功しました。
一台と思っていたら、2台いました。
ドローン?今回の条件じゃ強く否定はできないけど。






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