雨の恩恵を受けるべく雨が入ったらここというポイントへ行こうと決めていた。

知り合いが夕方から打っているということで連絡を取ってみると混んでいるようだ。

雨待ちの人も多かったのであろう。
考えることはみんな一緒！

というわけでそのポイントはキャンセル。

休めばいいのだがダメだとわかっていながら悪い時も見てみるかといつもの川へ馳せ参じる。

極力近くの橋を、当然貸し切り。

見るとベイトなし、そして悪い濁りが…

投げずに帰ることも考えるがもう雨に濡れたため少し打ってみることに。


気配なし。


一本どころかバイトが出れば充分な感じ。


しばらくすると、雨の中大騒ぎする高校生ぐらいの女の子が3人。

土手を降りてきた、たぶん橋の下で雨宿りだろう。

一人が滑り落ちる。

爆笑する3人。

これはおもしろい事が起きそうな予感。

盗聴しながら釣りを楽し
いや釣りをしながら盗聴を楽しむことに。

するといきなり真面目な雰囲気。

なんとか君が好きだとかそんな話。

見た目に似合わず真面目な子たちのようだ。

川に向かって好きだー！とか叫び出す始末。

雨のせいで活性が高めらしい。

青春っていいですね。

しかし青かったのはこのあたりまで。

10分後には、穴とか棒とかの話に…

ここで一人が飽きたらしく、何が釣れるんですか？と聞いてきた。

マグロだよ。などと適当に返すとここから質問攻め。

他の子がタバコもらえませんか？と現れる。

雨の中暗闇で竿を振っている怪しい人にタバコをせがむとは大したものだ。

そのハタチ過ぎぐらいの子たちにタバコをあげる。

最終的には男なんていらないと叫びながら帰って行った。



さあところでどうするか。

ちなみにいまだにノーバイト。



もう少し様子を見てみる、


しばらくすると裂波でバイト！

ソラリアに変えて同じところをスローに、

コンコンコンコン

あれ？急にベイト入ってきた？

止めをいれた瞬間にトンッッ！

鬼あわせ！

思わず、食った！！と口に出てしまう。

巻きだすと軽い！
40クラスだろうが今日はサイズは関係ない。


水面を滑りながらどんどん寄ってくる、ゴミを引っかけた時と同じ感じ。


なんか変だな？この無抵抗…


と足元で照らすと、動きが…



クネクネ

マルタ先輩。
 

4番フックがちょうど口にすっぽり。

たぶん最初のコンコンはフラフラしているフックを食べ続けていたのだろう。

こいつでやる気終了。


明日はポイント選びが難しそうだ。





本日の入場料：無料