【SHIMANO SALTWATER BLOG】今さら聞けないドラグの話　vol.3 416/1000

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▼ 今さら聞けないドラグの話　vol.3 416/1000

ジャンル:日記/一般

ご無沙汰しております、

リール担当Ｍですm(__)m

ルアー担当氏の更新が

滞っておりますので、

久々私から、こちらも不定期連載の

「今さら聞けないドラグの話」

シリーズ第３話！！

前回は1セットドラグと

2セットドラグについて

ご紹介させて頂きましたが、

↓↓過去ログはこちら↓↓

今さら聞けないドラグの話Vol.2 406/1000

今回は

実用ドラグって実際なんのこと？？

というお話です^^

リールのスペック表をご覧いただくと、

実用ドラグと、

最大ドラグという２つの値で

各リールのドラグ性能を

表現させて頂いております。

この似ている様な二つの用語については

ご存知の方もおられるともいますが、

既に以前から

弊社総合カタログやホームページに

こんな表現でご紹介させて頂いております。

ホームページ： http://fishing.shimano.co.jp/faq/63

今日はこの違いについて、

改めてこの場で

ちょっと深掘りして

ご紹介させて頂きたいと思います。

最大ドラグ力、という言葉は

皆さまもイメージされていらっしゃる通り

ドラグノブを思いっきり締め込む事で出せる

最大のドラグ力のことです。

これはご理解頂きやすいかと思います♪

一方、

実用ドラグ力、という言葉は

しっかりその意味をご説明させて頂くと、

ドラグ微調整が可能な範囲の

のドラグ最大値のことで、

この図でご説明させて頂くと

赤丸辺りのドラグカーブの傾きが

なだらかな範囲の最大値を表しています。

このドラグカーブの性質を

ご理解いただけると、

逆に

実用ドラグから最大ドラグ値の間で

実使用時にドラグを微調整しようとしても、

急激に変化しすぎて、

なかなか狙って

調整できるものではありません。

ですので、実は・・・

ドラグをフルロックまで締め込んんで

最大ドラグ値までは、

なかなか使う機会のない

汎用スピニングリールで

本当に重要なのは

最大ドラグ力ではなく、

調整できる最大ドラグ力！！

そう、実用ドラグ力の値だと思うのです。

そんな特性をご理解いただけると、

またより一歩深い視点で

ご自分に適したリール機種やサイズを

選んでいただけるかと思います^^