平成26年8月14日(木)


鶴見川河口から1～2km上流のポイントへ午後6時30分に到着



前回のブログでお伝えしている通り、鶴見川の護岸は酷い有様が続いています


この日もこんな感じ






やはり、足の踏み場も無い状態 (汗)






私に釣りをさせたくない、何か見えない力が働いているのでしょうか？









ヒャッハー！

ココは通さねーぜ！




例え行く手を阻むモノがあろうと、北斗神拳の前には無意味！


ワチャーッ！





そういう訳で前進あるのみ！




一昨日と違い、足場がまともな場所も所々に点在している


ならばと、更に上流を目指す




鶴見川を知る人間にとっては、誰もが知っている非常に有名な場所に到着


一昨日は護岸が延々と足の踏み場も無い状態で、ココにたどり着く事さえできませんでした


そういう意味では、この日の鶴見川護岸は随分とマシになったといえます



ただ、風がほとんど無く蒸し暑い


そして、護岸に打ち上げられた枯草や魚の死骸、或いは得体の知れない何かによって悪臭が立ち込めている



そうそう、なぜか40cm強の真鯛の死骸が打ち上げられていました


ちょっとビックリ (＾＾；)





環境の悪い中で釣り開始！



時間的には、ちょうど満潮の潮止まりを迎え川に流れはあまり無い


水面にベイトとなる小魚君たちも見えない



ちょっと不安ではありましたが、どうせ釣れないのはいつもの事！


と、プラス思考に切り替える



プラス思考というより、世間ではこれを「開き直り」と呼ぶらしい(笑)






まずは「モルモ80」と「ごっつぁんミノー89」で上から探りを入れてみる



しーん・・・




ＯＫ、ＯＫ


いきなりトップで出て来られたら、こちらがビックリして心臓マヒを起こし病院行きという事態にもなり兼ねない


ここは出てくれなくて良かった




もちろんプラス思考である







お次は、ちょっと沈めてみよう



「スーサン」、「アーダ86」、「ローリングベイト77 SSS」で攻めてみる




「しーん・・・」




ＯＫ、ＯＫ


それでこそ鶴見川のシーバスだ！


私の様な初心者ごときに簡単に釣られてはならない


ここで釣れてしまっては、この後のルアーを選択する楽しみが失われてしまう

楽しみが奪われずに済んで良かった




もちろんプラス思考である





ん？



もしかして、自分は追いつめられているのではないか？


ひょっとして、今日も崖っぷち？



気付くのに、そう時間はかからなかった





大ざっぱな言い方をすれば、残されたレンジは川底周辺のみ




まずい事になった・・・


バイブレーション等がルアーケースに入ってない


自宅でルアーの入れ替えをした際に、最低1個は入れておくべきバイブレーションを忘れてしまっている



さて、どうするか・・・



じゃあ、ちょっとコンビニへ


そんなワケにもいかない



てゆーか、コンビニでルアーを販売してくれませんかね？

ウチから釣り具屋が遠くて遠くて・・・


おっと、話が逸れた




ルアーケースを覗き込み、代用できそうなモノは無いかを考える



よし、ラパラCDを思いっきり沈めてしまおう！



これでダメなら今日は終了にしよう





思えば、ラパラというルアー


30年ほど前、友人と野池へ初めてブラックバスを釣りに行き、見事に40cmオーバーを釣らせてくれた有り難～いルアー


その日以来、自分はラパラ信者となってしまいました


現在も当時の古いラパラは多数所有しています


にも関わらず、最近使用しているのは今どきのルアーばかり


使ってあげてなくてゴメンね・・・




行け！　ラパラCD！



名前の由来の通り、CD(カウントダウン)で15を数える




犬の散歩に来ている人に、変人と思われない為にも頭の中で15を数えた事は言うまでもない



水深はおそらく2～3m

15カウントは十分すぎるほどですが、念には念を入れての結果


川に流れが無い事も不幸中の幸い




(多分)着底したはず



ゆっくり巻いていく





その時！！





「しーん・・・」



くっ、ダメか (＾＾；)





もういっちょ！



同じパターンでチャレンジ





「クイ、クイッ！」


おっ！？




「グイーン！」



来た、来ちゃったよ～！





ラストチャンスと思っていただけに感動モノのヒット




元気いっぱいのエラ洗いに疲れたのか、おとなしくなりゴボウ抜きで御用





午後7時10分



40cmくらいの小さめサイズ



無い知恵を絞った上で出てくれた1本なので、サイズは別として個人的に非常に嬉しいシーバス君でした




釣れてくれて、ありがとう！





では、私の未熟な腕を補ってくれたラパラ君をご紹介して今回のブログを終わりにしたいと思います





ラパラ CD7

背中はグリーン、横はゴールド、腹はシルバー

正式なカラー名称は不明
調べるのが面倒くさい(笑)




釣行時間　2時間

シーバス×1匹