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「再掲載」ウェーダーについてpart3


こんにちは


RBBスタッフのmamaです。


本日は再掲載ウェーダーについて完です。



3回にわたり再掲載いたしましたが、ウェーダー選考の参考になりましたでしょうか。



それでは行きましょう。




++++++++++++++++++++++++++++++++++++







さてさて今回で3回目となるウェーダー講座



今までのログはこちら
part1 ナイロンウェーダーについて
part2 各アイテムの仕様や使い分けについて




今回は秋~冬にかけて活躍する

『クロロプレンウェーダー』についてのお話です。
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まずは素材の説明から


クロロプレンとは合成ゴムの一種で苛酷な使用条件を要求される工業用品などに広く使用されている素材です。



強度があり、耐熱性や耐寒性にも優れているため、水温が低下する冬用ウェーダーに採用されるようになりました。



ダイビング用のウェットスーツの素材といえばイメージしやすいと思います。



ちなみに…



『ネオプレン』と呼ばれることも多いですがこれはデュポン社の登録商標のため弊社では『クロロプレン』として使用しています。





さて、このクロロプレンウェーダーですが


元々は弊社のトラウトブランド『Rivalley』で解禁当初の湖、河川用としてリリースしました。


淡水は海水と比較した際、非常に水温が低下するため断熱、保温性に優れたクロロプレンを採用した訳です。



弊社では更に断熱性が高く保温力が通常の約40%UP(当社比)の「Titanium α」を採用した商品もラインナップしております。


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RBB ZIPタイタニュームウェーダー
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一般的に市販されているクロロプレンウェーダーは総厚5㎜が主流ですが、こちらの商品は総厚4mmを使用!



軽量感、しなやかさは残しつつ、高い運動性と保温力を誇る商品となっております。



実はソルトブランドのRBBも当初は総厚5㎜を使用しておりましたが…


ご使用頂いているユーザー様から「股部分が濡れる…水漏れじゃないですか?」という連絡が何度かありました。



工場で調べると水漏れ無し…



結果、高い保温力と断熱性による蒸れや結露でウェーダー内が濡れてしまうのでは?という結論になり総厚を3.5㎜にしたのですが




今度はチョッと寒い



という経緯で現在の4㎜に落ち着きました。





この「Titanium α」


保温力、耐久性も申し分無いのですが少し…


いや、まぁまぁ良い御値段です。



ウェーダーにすると当時でも30,000円前後の価格設定…



素材は良くても価格のハードルが高く、当初は思うように広まりませんでした。


そこで素材の良さを解って頂くために企画したのが『RBBタイタニュームグローブ』です。
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低価格のグローブで素材の良さを理解して頂き、この暖かさであればウェーダーも欲しい!…と思って頂くのが狙いでした。


なので仕様は極力シンプルにし素材の良さを引き立てました。



断熱性の高さから濡れても冷えにくいという特長が人気となり、グローブにしてはチョイとお高めの4,000円台でしたが今ではウィンターシーズンズ人気の定番アイテムとなりました。




それに伴いウェーダーも劇的ではないものの毎年安定した販売数となり、こちらも定番アイテムとなった訳です。



よくご質問頂くクロロプレンウェーダーのピンホール補修方法を紹介します。


クロロプレン素材には裏表にジャージが貼り付けられているためこのジャージを剥がしてから接着する必要があります。



ジャージをクロロプレンラバーから剥がすには専用の溶剤があるのですが、女性が爪の手入れに使用する除光液でも代用可能です。



①ピンホール箇所をチョークなどでチェックします。

囲うようにマスキングテープを貼り、除光液を塗布します。
(ウェーダーの裏側から行って下さい)
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②クロロプレンラバーに接着されているジャージが剥離するので浮いたジャージをハサミやカッターなどで切り取ります。
*ジャージをカットする際に本体を傷つけないようご注意ください。
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弊社工場ではハンダコテを使用しています。



③ジャージを剥がしたラバー面にボンドを塗ります。
(リペアシートにもボンドを塗ります)


③1度乾かし、再度ボンドを塗ります。


④半乾きの状態で圧着します。
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→この際にローラーで圧着することで接着力がUPするのですが、ある程度の強度と自重のある円柱状のモノ(酒瓶など)があれば代用できますので是非ともお試し下さい。



⑤風通しの良い日陰で1日~2日乾燥させてください。




ここで注意点を一つ



これはナイロンウェーダーにも共通で言えることですが

ボンドがラバー状に固まる補修材を本体に塗ってしまうと補修材が固まり補修箇所がフラットにならないため修理ができなくなってしまう恐れがありますのでご注意下さい。



その手の補修材は現場での応急処置等で使用するものです。



一時的には漏水は治まりますが使用しているとまた同じ箇所から漏水する可能性が高いので、リペアシートとボンドでしっかり補修することをお薦めいたします。



修理に関しては以上です。





本来はこの後にpart2で説明させて頂いた各アイテムの使い分けをした方がしっくり来るのですが前後してしまいました。



長々と書かせて頂きましたが『ウェーダーについて』以上で完結でございます。




最後まで読んで頂きありがとうございました!



次回は…番外編ウェットスーツについて書こうかなと考え中でございます。



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