▼ 一本への道のりは、険しくもおかしく①

  • ジャンル:釣行記
最後に陸っぱりで

シーバスさんを釣ったのって

一体いつのことだったろう？


古い写真を掘り返してみて、驚いた。
 

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バチ食いシーバスさん@芝浦運河

 
2008年!?
 
 

改めて振り返ってみると

釣りを始めたのが2007年。
 
 
始めの2年くらいは

トラウトがメイン。
 
と言っても、笑えるくらい釣れなかった。
 
ごくごく稀に、こういう一匹に出会えたけれど。
 
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紅いほっぺがカワイイ@忍野



そのオフシーズン。
 
たま～に、自転車でご近所運河へ

シーバスさんのご機嫌伺い。
 
 
これまた見事に釣れなくて･･･
 
奇跡の5cmセイゴとか

バチ荒食い組が遊んでくれる程度。
 
 
釣れない釣りが苦手だった元相方。
 
「釣らせてもらえる」ガイド船に

次第にシフトしていくことに。
 
 
ボートシーバスは、めちゃくちゃ楽しかった。
 
容易に釣れるからではない。
 
 
凸って、馴染みのCapに
 
『も～営業妨害だよ～』
 
って笑われたこともある。
 
 
でも、楽しませるプロのCapたちと
 
楽しむプロの常連さんとの時間は

本当にきらきらとした宝物
 
 
その時間を共有したくて。
 
釣りは笑顔で楽しみたくて。

 
相方の不機嫌の嵐にさらされる陸っぱりからは

自然と足が遠のいていった。


 
 
Sep.2010
 
相方が、元・相方になった。
 

過保護な態度を貫いて

常に私をタックルから遠ざけていた彼は
 
不思議なことに、全てのタックルを置いて出て行った。
 

ありがたや、ありがたや

 
でも、大好きな釣り…

私一人で続けられるんだろうか？
 

恥ずかしいことに、タックルのことは

ちっとも分からない。
 
 
タックルについては

徐々に勉強するとしても
 
釣場に行けるアシもない。
 

公共交通機関を使ってアクセスできて

タックルについてアドバイスを貰える

ガイドでの釣りを足がかりにすることにした。

 
Oct.2010

 
かねてからオンラインで交流のあった

チャーミー井上さん。
 
 
とても気さくで温かな人柄で、以前から

『ガイドするから、遊びにおいでよ』

と旧吉野川へ誘ってくれていた。


気乗りしない様子の相方を置いて
 
一人で行く予定でいたのだけれど。


【他力本願】で触れた通り、

出発直前の9月末に相方が出奔、

そのまま音信不通になり、

私は入院、とバタバタに


すったもんだあったけれど

何とか憧れの旧吉野川へ。

 
思いがけない激渋コンディションながら

チャーミーさんの渾身のガイドのおかげで

約1年ぶりにバスに出会えた。



 
この出会いのおかげで、

足がなくても

知識や技術が未熟でも

不定愁訴と戦いながらでも

釣りを続ける手だてはある、

そう思えるようになった。
 
 
一人では無理かもしれない。
 
 
でも、応援してくれる人が

沢山いるのだから。
 
 
私が踏ん張りさえすれば

道は開けていく。

 

陸っぱりシーバスも

頑張ってみよう
 
 
まずは自転車で行ける、

近所の運河へ。

 
ところが、旧知のポイントは

悲しくも、あらかた釣り禁止に


いきなり暗礁に乗り上げかけた私に

天からの助けが。

 
 
1.Dec.2010

 
松本　響さんから

陸っぱりレッスンのお申し出。
 
 
こんな初心者に、手ほどきして下さるとは
 
なんて有難い･･･。


ノットやルアーについて解説して頂いて
 
キャストのレッスンまで。
 

この日、初めてお会いした

船団ひとりさんやBasserさんとも

 色々お話ししたかったけれど、

ぐっとこらえてキャスト練習


･･･やはり、課題山積み
 
 
 
7.Dec.2010

 
総統始め、愉快な先輩方との

房総ランガン。


明らかに、異色な初心者一名。

でも、皆さん、懐がランカー級
 
 
風雨（時々雷）を凌ぎつつ

総統お手ずから調理して下さった

熱々の饂飩をすすり、その温かさに感動し

 
BIGなシーバスさんの

HitからGetまで

一部始終を目撃して
 
陸っぱりも良いなぁ

と改めて思った。
 
 
7.Jan.2011
 
 
華奢で美麗な女子ながら

実は肝の据わったのいちゃん

 
のいちゃんの登場により、

えろぼんさんに変身させられたうろぼんさん


調子狂うなぁ～と言いつつも

ポイントに着くと眼光鋭くなる総統


こじんまりとしたグループで
 
内房にて、ほっこりランガン。
 
 
美味しいお鮨を頂いたり

漁港で猫と戯れたり。

 
ストイックな印象の陸っぱりシーバスも

楽しみ方は色々、と学んだ一日。
 

 
 
気が付けば、約一ヶ月の間に

陸っぱりシーバス釣行が3回。
 
 
魚信は皆無だったけれど

この上なく充実していた。
 
 
これでサカナが見られれば

もう、言うことなし。
 
 
でも正直なところ、今のままでは

例えサポートがあったとしても

バチでウハウハシーズンを待たなければ
 
シーバスさんには出会えない、と思っていた。
 
 
陸っぱりパターンの知識など
 
恥ずかしながら皆無に等しい。
 
 
キャスト技術も未熟すぎる。
 
 
まずは学習、練習に努めよう。
 
 
そうすれば、きっといつか出会える。
 
 
シーバスさんは、そこにいる。
 
応援、サポートしてくれる人たちもいる。
 
 
あとは全て、私の努力次第だ。

 
 
22.Jan.2011
 
 
ワラサトップとなどいう、

明らかに私の技量を超える釣行。

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釣友の好意で同船させてもらって

さらにその思いを強めた。

 
まずは、『ルアーよ、届け』だ。
 
 
網代での釣行から戻り
 
りあるさんの車で

初めての南房へ。
 

余談ながら･･･

 
fimoでは、沢山のソル友さんと

お近づきになっているのだけれど
 
自分と同じ誕生日の方が

二人も、なんてナカナカに不思議。

 
一人目は北出さん。
 
そして二人目が、りあるさん。
 

･･･釣り好きになりやすい

星回りなんだろうか。


閑話休題。
 
 
遠いと思っていた南房は

意外にもあっという間だった。

 
初めましてな空気を微塵も感じさせない
 
稀有な才覚の持主・Genさんの別邸で

Genさんご家族や

面接官さん、青★Pさん、

りゃんりゃんさんと共に
 
まったり、濃厚な饗宴に興じる。
 
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少年⇒漢の瞬間。


釣りが大好き。
 
美味しいものも大好き。
 
釣人さんと美味しいものを楽しく頂く。
 
是即至福也。



食欲の次は、いよいよ釣欲を満たしに。
 
 
 

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