和歌山紀北遠征

 釣り友M氏と合流し西宮を4月5日(金)22時過ぎに出発、爆弾低気圧が土日にかけて通過するとの予報で、急遽金曜日の夜からに予定を変更した。嵐の前には魚が荒食いをすることがある、そんな期待に胸を膨らませながら湾岸高速を和歌山に向けて走る。
 和歌山北インターチェンジを降りて、真っ暗な紀ノ川の堤防道を下ると、大きな8つの箱が橋の上に並んだ紀の川大堰に到着、車から降りて、橋の上から懐中電灯で水面を照らす。堰の扉は閉められており、端の魚道から、勢い良く水流の塊が堰の下へと流れ込む。稚鮎がそろそろ遡上を始めている時期かと思い目を凝らしてライトの当たっている水面を見つめますが何も見えません。岸はコンクリート護岸が高く切り立っており近づけない。
 車に乗り込み下流へ走ると道路左側にヨットハーバーが夜のライトに照らされており、車を止めて水面を観察しますが生命の気配は感じられません。さらに下流へと向かい青岸の港に到着、埠頭でエサ釣りをしている人がいるので海の様子を観察。水温14℃水は淀み生命の気配なし。
 紀ノ川の上流に少し戻り、R26号線紀ノ川大橋の明暗部に到着、時折ボラのジャンプ、ハクの群れ、そしてシーバスのライズが散発的に有る、少しいい感じに流れが出だしたので地合到来かと、約1時間ほど明暗付近のキャストを繰り返してみたがノーバイト、ヨレヨレを橋脚下流の障害物でロスト。
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R26号線紀ノ川大橋下

和歌川へ移動、R42号線の旭橋へと向かう、橋の上から川の中を見ると、浅瀬でチヌがあちこち泳いでいる、時折エイも泳ぐのが見える、シーバス、10㎝前後のアジの群れも泳いでいる。友人が15㎝くらいの茶色い魚を掛けて抜き上げる途中でバラシ、メバルか?しばらく続けて見るがあたりもなく、空も明かるくなってきたので、和歌浦港へ移動する。
港堤防の内外にはイワシの群れや60㎝はあろうかというコブダイを見かけた。期待感を膨らませながら透明バリット90Hで探っているとヒット。引きが弱いのでシーバスではないのがスグに分かった、慎重にやり取りし水面まで浮いてくると細長い、口にしっかりとフッキングしていたので一気に抜き上げるとエソ、外道であるが釣れると楽しい。友人もエソを直後にゲット。
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バリット90Hを大きな口でバイト
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暴れる43㎝のエソ

和歌浦港に見切りをつけて、加太港大波止に移動する。波止入口で一人200円を支払い、様子を聞くと、ハマチが釣れているらしい。大波止に上り外海を見ると、50〜60㎝の大きなボラの大群が数百メートルの帯になって南の海から大阪湾の方へ向かって動いている。まるで、ボラの大名行列だ。波止の近くには2〜3㎝のイワシの群れもあちこちに見える。IP-26をフルキャストしそこまで沈めて巻いてくるが当たりは無い。中層のアップ&フォールなども試してみるがルアーを追う魚は見つからない。爆弾低気圧の接近に伴う雨も降り出し納竿とした。

Rod: Daiwa Morethan Branzino 87LML
Reel: Shimano 10 Stella C3000HG

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