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MAX88

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▼ プロジェクトmaＸ　＜ＴＳＳＴ第四戦　参戦記＞　（Ｆ-Journey54　；2016.09.03-04）

プロジェクトmaＸ ＜ＴＳＳＴ第四戦 参戦記＞
田口 トモロヲ　さんナレーション風にお読みください<(_ _)>






此れは、MAX88が2016年9月3日（～4日朝）に参戦したTOKYO CROSSROAD　（http://www.tokyo-crossroad.org/）さん主催の「ＴＳＳＴ第四戦」の参戦記である。


　「生ビール越しに見える風景」で独自の視線でネタるMAX88。　「ＴＳＳＴ第四戦」が行われる数日前、彼はとある運河に居たのである。
参照； （８月最後　（Ｆ-Journey53　；2016.08.31））
 

　目的は其の時には明かされてなかったが、明らかに此の大会の為のプラであった。プラ結果は7ｈｉｔ1ｇｅｔという不甲斐無い釣果に終わったのである。
　反省点は2つとMAX88は捉えていた。（１）新しいロッドに慣れてないが為の取り扱い技術不足。　（２）寄せてからの取り込み技術不足　である。少しだけ悩んだ・・・どうしよう。
　ルアーに関しては、レギュラー釣行では基本的に実績ルアーを必ずルアーＢＯＸには入れて、余ったスペースに「此のルアーで釣れたら面白いな」という感じでラインナップさせる。しかし彼は思い切った。八丸を基準ラインにし、其れよりも下のレンジはロリ部７７・マー芸・虎比寿の配備のみで、上のレンジを何時もよりも細分化したルアー配備を行った。其処に「遊び心」は正直無し。「魚を獲りに行く」いや「タイトルを獲りに行く」という闘争心の現れだったのかもしれない、と後に彼は語っていた。


想定外のバラシ量産
直感的？ルアー配備
己への挑戦
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♪　風の中のシーバス　♪　砂の中の運河　♪
♪　さかな何処へ行った？　♪　見切られる事も無く　♪
・・・以下略。






2016年9月3日。21：00。
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　集合会場である東京ＤＲＥＡＭ-ＩＬＡＮＤ某所にMAX88は居た。開会式後に各々釣り場へ向かう為に。一応ホノボノした（腹の中では情報戦）交流を経て、21：30頃、競技スタート。各々自分の釣り場へと散っていく。彼も直ぐに行動に出たのだった。　先ず最初の行先は・・・
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どうやら夕飯の食べ合わせが悪かったようで、「己克」（己に克つ）が最大の山場になりそうな雰囲気であった（汗）


兎に角、皆に遅れて会場を後にする。
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　移動の車中で、今回の計画を話してくれた。「朝、明るい中での釣りは苦手なので、暗いうちに釣っておきたいです。タイドグラフは大潮後の中潮で24：15分の干潮。なんで22時から初めて、日が変わらないうちにキーパー1本。で、上げが得意なんで、夜明けまでに2本で3本キーパーを揃えていく感じですかねぇ。そこで良いサイズが出ればＧＯＯＤなんですけど・・・。場所は候補3か所。そこをタイミング見謀りながらランガンします。」と、一応は無計画を装うも、彼にしては確りした計画はしていた(笑)


　1か所目は大人の事情とでも言うのか？「釣り人以外の先行者」により断念。２か所目へ急ぐのであった。
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　２か所目、第二ラウンド開始（大笑）。どうやら腹の時合なようで、本当に「己克」である。


　冗談的なノンフィクションは置いておき、第二候補の釣り場へ到着。準備中にMAX88は「今日、誰も叩いてなければ1本以上は確実に出る」と自信を見せながらロッドにラインを通す。踏んでいた予想は見事に当たる事となる。
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40サイズ。　八丸（浅）　遊戯。
　1ｓｔフィッシュはノンキーパー。魚が居る事は解った。しかし、ルアー通すコースが凄くシビア。当然、数投げするのだが着水音でスレてしまう。「失敗＝数分時間を空ける」である。
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当然開いてる時間は、第３ラウンド～第４ラウンド(笑)


　トライ＆エラー＆ラウンドwww　を繰り返す事、22：27。トライ数回目で生命反応。
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６０サイズ。　八丸（浅）遊戯。
　先ずは1本目のキーパーである。MAX88の心は躍動した。此の後１時間半、立ち位置を変えながら２バラシ。そのうちの１本は、魚の抵抗でロッドの曲がりが今までで一番。「絶対ランカーや！丁寧に扱って絶対獲る！バレるなよ！！」とアドレナミン分泌最高潮。水面に上がってきた魚は、背中にスレの５０サイズだった。道理で（汗）　ラインテンションを抜いてあげてオートリリースするのであった。


　次の魚が来たのは24：00。干潮直前のタイミングだった。明暗境の手前側では反応無く、思いっきり奥へ入れてルアーを引っ張ってくると、明暗境でバイト。
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70サイズ。　八丸（浅）　遊戯。
　一気にテンションupupなMAX88である。当初の計画だと、此のタイミング迄にキーパー１本＆得意の上げで２本だった筈。しかし現実は２本。残りは上げでキーパー１本出すだけでリミットメイク。
思わぬ敵が此の瞬間現れたのである。
「油断」という敵が。
　その油断は此の後「４時間ノーフィッシュ」として表面化する。実際には１本バラシたのだが、やはり油断によってタモ入れ時にルアーフックが先にアミに引っ掛かり、魚全体を掬えなかった（涙）


「夜明けまでに時間が無い・・・」油断が焦りに変わる。
残り１本が欲しい！欲しい！ほしい！ほ、し、い・・・・・・・・・と心の声が呟くMAX88。額の滴は、先ほどの雨でも気温の為でもない。気持ちがそうさせた汗であった。






時は遡る事、約１７時間前。
　2016年、9月3日、午前中。
　MAX88は近所のキャス某店に居た。前釣行でロストしたルアーの補充ではない。「何かが足りない」と思ったからである。ルアー売り場に佇む。暫く考えていると、普段この時間帯には居ないキャスのシーバスエキスパート店員小〇さん（エリ１０江戸前パールの御方ね）を発見したのである。直感的に行動に出た。その何かが足りない回答が得られると思ったからである。プラでの状況を話し、自分の分析を伝え、其れに似合ったルアーを幾つか紹介してもらった。使った事ないルアーだらけ・・・ルアーに慣れる余裕は無い。使った事のあるルアーに一番近い感じのルアーを1つだけ選んだ。此の選択が後で運命的悪戯を生み出すとは知る余地も無かった。





　
（時を戻して）
　焦ってもしょうがない。暫く水面を眺めるMAX88。先程よりもイナッコの波紋が増えていた。一息吐いて、ルアーＢＯＸから取り出したルアー。先述の17時間前に購入したルアーだ。最後のパズルのピースを埋めるが如く、決意しスナップに結ぶ。渾身のキャスト。糸ふけを回収し、ルアーの抵抗を感じる一巻目に「？」ではなく「！」を感じた。
バシャバシャバシャ。エラ洗いと同時に見えた魚の顔。ハーモニカ食いしたシーバスだった。無事に足元へ寄せてタモへ入れる。ホッとした瞬間だった。
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50サイズ。　加護〇依98ｆ遊戯。
　最後のピースは見事に埋まったのである。着水バイトでルアーの本当の性能は発揮されずだが(笑)見事に役目を果たしたのである。実はノーマルで使うとバラシが増えるという事でフックアイ部分に小細工を施しルアー姿勢を微調整したのが吉と出た（かも？）。


　その後、順調にバイトは出ず(笑)　皆がラストスパートをかける明るくなった朝まずめタイム。MAX88は腹が減ったので、早々納竿し集合会場近くの牛丼屋へ向かうのであった。
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そして、6：30再集合。ウェイイン終え、集計後に閉会式。
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次々に順位＆サイズの結果が発表されていく。
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ソル友さんの入賞。「自分じゃないとは言え、嬉しい瞬間ですねぇ」とMAX88は言うが、ソワソワした様子が伝わってくる。自分の釣ったサイズが未だ発表されないまま・・・残りの賞へ。


最後に残り一つの賞に呼ばれたのは？
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上位入賞を決めてしまったMAX88であった（歓喜）。
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マジョーラペイントで作成された盾。見る角度で色が変わります。かっちょええ！


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当然、お笑い系の彼が行ったスピーチがスベリまくっていたのは言うまでも無かった(笑)


＜後談話より＞
「嬉しさよりも、驚き。運の良さに戸惑いを感じております(笑)　参加者の皆さん・ＴＯＫＹＯ　ＣＲＯＳＳＲＯＡＤメンバーの皆さん、お疲れ様でした。実力者の皆さんの中で切磋琢磨出来た事、主催スタッフの方々のスムーズな運営及び雰囲気作りに助けられ、楽しんで釣りが出来ました。有難うございました。」


（ＥＤテーマ）

♪　ヘッドライト・テールライト　釣りは未だ終わらない　♪
♪　ヘッドライト・テールライト　釣りは未だ終わらない 　♪


「己に色々な意味で克った」
少しは成長出来たんじゃないかな？

7ｈｉｔ　4ｇｅｔ。





ＰＳ；その1
「折角の休日を、釣りに行かせていただいた家族への（釣りと家族サービスのバランス調整の為の）配慮工作。頂いた例のブツが役に立ちました(^O^)／」とのことだ。
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会計往って来いでチャラな家族の夕食。


ＰＳ；その2
バラシ対策はドラグを半回転絞めて強めるという対策。その御陰で、前回のようなバラシは無くなった（違うバラシは有るけど）。
 
ロッド；天龍　ＳＷＡＴ　88　ＭＬＭ
リール；シマノ　16VANQUISH　Ｃ3000ＨＧ
ライン；TORAY　SEA　BASS　POWER　GAME　1.0号（18ｌｂ）
リーダー；Ｓｅａｇｕａｒ　フロロ・ショックリーダー20ｌｂ
HITルアー；X80swシャロー・i-born98f



2016　TOTAL
（212　HIT　149　GET）

＠80up　　×　3
＠70up　　×　6
＠60up　　×　23
＠50up　　×　43
＠40up　　×　56
＠U-39　　×　18


（外道倶楽部・部活動成果；無し）
 

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