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二代目金森 健太
岐阜県
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▼ ヤマトイワナの溪へ
さてさて、桜も満開で春本番の陽気になりましたね。
そんな3月29日
なんということでしょう、プロ雨男が釣りに行くというのに快晴です。
本来の予定では九頭竜川にサクラマスを狙い釣行する筈だったのだが…仕事が忙しくなり連休が取れず、おまけに給料日前で経済的にも難しい…
というわけで
せっかくの晴れた休日、この日はサクラマスは諦めて源流でフライロッドを振ることに。
9時、自宅を出発。下道をのんびり走り10時半頃にとある源流に到着。早速釣りの装備に着替えて…
……ここで気付いてしまった。
フライボックスがないことに・・・
おまけにフロータント(毛鉤の撥水性を維持する為の油脂)もない、、、。
最後にフライをやったのは2月、ベストのポケットに入っているボックスにはミッジ(ユスリカ等を模した極小の毛鉤)しか入っていない…
車の中を探してみると、小さなボックスを発見。中身は…既製品のパラシュートと自作のパラシュートが数本入っていた。
助かった(汗)
ティペット(ハリス)の先に既製品のアダムス・パラシュートを結び、いざ溪へ。
溪は渇水で、流れは細い。落ち込みの開きに魚影もなく、状況は良くない。
嫌な予感はしたが、やはりしばらく撃ちながら遡行するも魚の気配がない。
心無い人に抜かれて、いなくなってしまったのだろうか…
この水系に限らずだが、未だに渓魚を乱獲して無差別に持ち帰る奴がいる。小さな溪ゆえ釣獲によるダメージは計り知れない。
しかし、しばらくするとその不安は消え去った。落ち込みの白泡の際に浮かべたアダムス・パラシュートに一尾の魚影が飛びついたのだ。
0番のロッドが大きく曲がる、決して大きくはないが、柔軟なロッドを通して伝わる躍動が心地良い。
まだ若干錆びが残っているものの、透け感のある背中と体側の朱点がたまらなく美しい。
今年も、この溪のヤマトイワナに逢えた。
良かった。
長い長い冬を乗り越えて、目覚めたヤマトイワナ。無事に生命を繋いでいてくれたことに、安堵の息を吐いた。
その次の落ち込みでも
美しいヤマトイワナが水面を破る。
渇水、まだ水温も低く活性は高いとは言えないが、各所でヤマトイワナたちが水面を破る。しかし…
だんだんサイズが小さくなっていく…
やがて大きな落ち込みにたどり着く。その白泡の際に毛鉤を浮かべると…小さく水面が破れる。
素晴らしい色彩の一尾。
まだこの先もイワナたちはいるのだが、もう満足。ここで下山とした。
僅か3時間ほどの釣りではあったが、これだけのヤマトイワナたちに会えたのなら安心できる。
下山して、お湯を沸かしカップ麺で昼食タイム。
さて、これからどうしようか。実は行きたい溪があるのだが…ここからだとちと遠い…
まぁ夕マズメにあの堰堤の下やるだけだし間に合うやろ…と、その溪へ大移動。
次の溪には16時前に到着。予想通り、やや大きめの灰色のメイフライが大量に舞っている。
…いい加減水生昆虫の名前覚えなきゃなあ( ̄〜 ̄;)
この溪はアマゴの溪で、稀にイワナも釣れるが全て放流由来のニッコウイワナだ。
本命ポイントの下流の平瀬からスタート。流芯の筋に毛鉤を流すと…すぐに水面が破れる。
…すっぽ抜けorz
もう一度…
…またすっぽ抜けorz
三度目の正直…は、無かった(泣)
で、本命ポイントである堰堤下の淵へ。複雑な流れに毛鉤を浮かべるとすぐに水面が破れる…!
…すっぽ抜け(泣)
しかもこれでライズが消えてしまう…
うーむ、アマゴは本当に賢い。
それでもしばらく待つと、再びライズが。ライズが出た筋に毛鉤を流すと、再び水面が破れる。
小気味良いローリング、夕日に煌めく銀影…大きくはないが、イワナとはまた違った手ごたえも良い。
可憐なパーマークを纏った美形アマゴ。
まだ出るか…と水面を眺めていると、再びライズが。すかさずアプローチ、狙い通りに水面が破れる…
…バレたorz
これで完全に警戒モードになってしまったようだが…まだ時間はある。もうひとつ上流の堰堤へ。
堰堤を高巻きすると、大量のメイフライが出迎える。どうやらここで局所的にスーパーハッチ(水生昆虫が一斉に羽化すること)が起きているようだ。
アマゴたちもこのメイフライを盛んに捕食しているようで、ライズがちらほら出る。
ライズが集中している筋に毛鉤を浮かべて
小さいながらも連発。
やがて夕闇が迫り始め、この日の釣りを終えた。
長い長い冬を乗り越えて目覚めた渓魚たち。夢を追う遡上鱒の釣りも楽しいが小渓流の癒しの釣りもまた良し。しかし…やはり全体的に魚影が薄くなっている印象を受けたシーンも多かった。いつまでも、この素晴らしい渓魚たちに逢える環境が残ることを願ってやまない。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 3月30日 21:40
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