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マングローブジャックに挑戦!



 

おそらく自分の勘違いだと思いますが、下書きをしていたと思っていたブログ2つ分が消失しており、先週は全くブログの更新にやる気が出なかった1週間でした。

それと工場のほうでいろいろやることも多く、割と忙しい毎日を過ごしておりますので、油断するとすぐ1週間が経過してしまうような状況…

現在、ニューアイテムの準備を進める中で難航しているのが、百海SD(ティップランエギ)のボディー素材で、発泡ウレタンだとどうしても成型の精度にバラツキが生じてしまい、ヘッドの部分との接合がうまくいかない…

いろいろな素材を集めては試すことが続いておりますが、コスト面も含めて決め手となる素材が決定しておらず四苦八苦する毎日。

なんとか行けそうな素材を見つけることができたのですが、これがうまく行かないと生産が間に合わないという状況になってしまうので、なんとか決めたいところ。

やはり全く新しいことにチャレンジするには、想像以上の時間を要しますね。自分一人なら寝ずにやるということも出来るのですが、それを人に伝え理解してもらうことはなかなか難しいことです。



そんな仕事の合間を縫って、フィールドでの実釣テスト。

自分の地元、北陸であれば渓流からリバー、サーフに磯にオフショアにと、全てのフィールドが30分圏内にあるため、本当にルアーのテストには事欠かなかったのですが、しかも海外となるとなかなか思うようにフィールドに足を運ぶことができません。

幸い、横浜のフィッシングショーで知り合ったジェリルが様々なサポートをしてくれるお陰で本当に助かってます。

彼と出会っていなかったら、今頃どうなっていたやら…(笑)

釣果も大事なのですが、自分の場合はルアーの飛距離やアクションテストがメインになるので、やはり視認性の良いデイゲームが理想的。

しかし香港はご存知の通り日中はハンパなく暑いし、とにかく土日は交通機関が混んでいて移動も大変。

ジェリルの都合に合わせ、なるべく平日に行うようにしたいのですが、工場は基本的に土日が休みなのでなかなか平日も難しいのでありますが…

どうにか調整をつけて金曜日の午後に行ってきました。

今回はマングローブジャック狙い。

南洋系のこの魚、まるで筋肉の塊のような魚で、ハンパなく引きます。

しかもロックなど障害物の中に潜んでいる魚なので、ヒットした後ストラクチャーから引き離すパワーが必要で、タックルもショアジギなみのセッティングが求められるとのこと。

今回はジェリルの釣友でマングローブジャックのエキスパートであるフレッドに同行してもらったのですが、タックルセッティングはほぼアカメ狙いの高知ローカルセッティングそのまんま(笑)

メインはPE3号にリーダーは60LBクラス。

リング、スナップも強化し、K-TENやアイルマグネットの14cm前後がメインです。




 


香港のマングローブジャックはマックスでも60cm前後ということですが、この魚の60cmとなるととんでもないです。

ジェリルのサイトからちょっと拝借。





 

こんな感じの魚体です(笑)


さて、釣りをするのはマリーナの外側にある一文字堤。

街の中心地に近い岸壁には、あちらこちらに階段が設置してあって、割とどこででも水上タクシーが拾えるようです。
(ローカルの人だからかもしれませんが…)



 

不思議なことにキャプテンはほとんどがおばちゃん(笑)

距離もある程度は関係しますが、近くならどこに行っても一人20HKD(約200円)程度。

フレッドが船を呼んで、すぐ近くの一文字に渡ります。




 

生活圏にある香港のショアはほとんどが護岸されており、見る限り防波堤はほとんどが大きな石積みになっています。

このお陰でベイトフィッシュや蟹などが生息しやすくなっており、当然それを狙う魚もここに寄ってきます。

(場所によってはカサゴも釣れるようですが、残念ながら香港まで来るとメバルはいません)

この日はお昼の満潮から下げ狙い。夕方6時の最干まで約1.5m程度の水位減少で、流れ出すとかなり潮が速い。

釣りをしたのは中心街の対岸にあたる香港島の北側。

金融の集中する中心街、セントラルのビル群もすぐそばに見えます。

ご覧の通り、ビクトリア湾の狭い間を潮が流れるため早くなるのだと思いますが、ようやく釣りらしいシチュエーションに顔がニヤつきます。




 


しかし、、、

3人で4時間くらいやったでしょうか。

この間、休憩したりちょっと寝たり(笑)もしましたが、端から端まで投げ倒しましたが魚の反応はゼロ。

甘くないとは聞いてましたが、シーバスやレッドドラムどころか全く魚の顔を拝めないまま終了…

まあ、そんなに毎回うまくはいかないですよね(笑)

やってた場所がちょっと浅かったかなと感じましたが、シーズン的にもちょっと早めだったということで、この日は退散。

しっかり新作のスイミングテストは出来たので良しとしましょう(笑)


これで終わりと言いたいところですが、先日ジェリルがBT-VIBで釣った画像を紹介し忘れていたので掲載しときます。(というか下書きしたはずなんですけど、どっかにいってしまったので…)

この時、実はマングローブジャックのバイトがあったらしいのですが、フックアップには至らず。(そうとう口が堅いみたいです)

他に魚の反応がない中、唯一橋脚周りでキャッチできたのがこのシーバス。




 

デイゲームでのバイブレショーンゲームでもしっかり結果が出ることを証明してくれたジェリル。

見事な虹の下で素晴らしいワンショット。




 


ジェリルの協力を得ながら、香港でもガンガン新作のテストを重ねて行きたいと思います。



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