前回のランカーから数日後。

東京のFishmanスタッフ・松岡さんとともに雨の中、涸沼の某所へin。

















なぜなら、我々は焦っていたのだ。





























北海道の鬼軍曹・小川さんからの圧力によって。







小『おう、おどれら！さっさとデカい魚釣って宣伝用の写真撮ってこねぇと、まりもと一緒に丸めて阿寒湖に沈めっかんな！！』

と脅されていたのだ。









































Fishmanイチのピン打ちテクを持つと噂されるあの人にロックオンされたら、もう終わりだ。
課題をクリアする以外、我々に生き残る道はない。


釣らなければこうなるのは必至。

プロトのBeams 92L＋を片手に、涙をこらえ、冷たい雨が降りしきる寒〜〜い涸沼へ薄着でinする。
歯はガタガタ、指先の感覚も徐々に薄れゆくw

















移動。


移動先でのりさんの車を発見。
電話して状況を聞くと微妙とのことだったので、更に移動する。
この情報が後の結果に繋がるとは知る由もなかった。



別の釣り仲間から
『昨日ボコボコだったよ！』
と聞いたポイントに移動するも、なんと今日に限ってベイトも薄く、ボイルもほとんど無いのでモチベーションがどんどん下がってゆくw

ただ、隣の気さくなオジサンの面白トークだけが身体を温めてくれるw

もうね、こうなるとこまめにルアーチェンジする元気なんてないわけですよ。
指先の感覚ねぇしw




















LONGIN・ウェイキーブー。

コイツと心中するしかねぇべ！！

ボイルが無いため、ロッドを下げて、ルアーが皮一枚潜るギリギリゆっくりなスピードで水面直下を引いてくる。

ベイトが怪しい動きを見せたらそこに撃ち込む、を繰り返すと































ゴッチーン！




























突如としてその瞬間は訪れた！






























オラァ！
来たっぺよ！






そこからは壮絶な死闘。

周囲の人達が見守る緊張感の中、バラさないように慎重に魚をいなす。

時折、鬼軍曹の顔と阿寒湖のまりもが脳裏に浮かんで来るが、恐怖を押し殺し、冷静なファイトに徹する。
























ッシャアァ！

獲ったっぺ！
































今シーズン
最大魚！
涸沼ランカー！


先日のランカーよりも遥かに迫力ある魚体！
コレを待ってたわけですよ！







フックは曲げられ、リングは伸ばされ、エイト環までひん曲げられた、限界ギリギリ壮絶ファイト。

だが、それを制した。
気持ちイイ釣りでした！

92L＋は表記がL＋なのに約50gのルアーを普通にキャスト・・・いや、遠投出来る意味のわからんロッドに仕上がりつつある。
だがL＋らしい繊細なティップを持ち合わせているため、7gのルアーも使用可能。
あらゆるシーバスルアーを使用可能な、シーバスアングラーに捧げる1本。
渋い状況下でもしっかりバイトをノせるティップ、秋のモンスターシーバスに負けないロッドパワーを兼ね備えてるので、コレ1本でオールシーズン対応出来る。
今回、ソレが証明出来て良かった。



















あと、隣の気さくなオジサンに、





オジサンオリカラのクロスウェイクを頂いた☆

ありがとうございましたm(_ _)m
























と、結果としてはバッチリだった今回のテスト釣行。


だがしかし背後を振り返ると、松岡さんが





松『俺、釣ってねぇ・・・』

と絶望の表情w

今シーズンまだ何回か通うようですな(￣∀￣)





【タックル】
ロッド：Fishman Beams 92L＋（ﾌﾟﾛﾄ）
リール：Abu Garcia ﾋﾞｯｸﾞｼｭ-ﾀ-ｺﾝﾊﾟｸﾄ
ライン：山豊ﾃｸﾞｽ FAMELL ﾚｼﾞﾝｼｪﾗ-2.0号
リーダー：DAIWA 船ハリス7号
ルアー：LONGIN ウェイキーブー
フック：fimoフック #3



























缶。





















じゃなかった。






























完
















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