【日本一の川】



超巨大なバチが流れる川があるんです！

長さはおよそ３０センチに迫り、太さも人差し指くらい

その巨大なバチが２月の後中潮から流れてくる川が！

４、５年前は７０～９０センチのシーバスが

立ち並ぶアングラーほぼ全員のロッドを曲げるくらい

文字通り爆釣していた時期があったのだがここ数年は

その勢いが薄れてきた

しかし、時折大きいサイズもヒットする

今年に入ってもメータークラスも上がったという

ポテンシャルの高いフィールド

それが利根川である！

その利根川は日本で一番大きい川で

別名【坂東太郎】と呼ばれ、坂東で一番大きいという

意味でよばれているそうな。

そんな日本で一番大きい川で、その川に負けず劣らない

バチがいるのだ！

【最大級のバチ】

利根川のバチは一般的な１０センチ前後のバチでは

なく、大きいものだと３０センチ

太さも指くらいある

とても可愛い！？とはいえない

確実に気持ち悪いサイズ！なのだ



そんな特大のバチを捕食しているシーバスを狙うのに

最適なルアーは有るのだろうか？

現行だと類似する１５５ミリほどのものが最大かな？？

ブローウィン１６５Ｆは浮き姿勢が水平で飛距離も

稼げてフックも大きく利根川向き

でも三角波を（引き波）を出しながらだとなかなか

適合するルアーがないのが現状の様子

ヒットしてくるシーバスも大きいサイズに備える

ためにできるだけフックも大きくしたものが欲しいところ

３０センチに迫るバチにできるだけ合わせる

ようにしたいのだがウッドで３０センチのミノーを

作っても強度が心配。その強度を補おうとすると

ルアー自体の太さがでてしまう・・・

太くなると細身のシルエットを捕食している

シーバスは見切るヤツもでてくる・・・

１７センチで初期は作成したが物足りずに

１９センチにしてみました。

それでも最大サイズの約半分かぁ～

【坂東太郎】

なんやかんやプロトタイプをもち昨年から

数少ないバチ抜けパターンのタイミングで半分笑いの

ネタで作成してきたバチ抜け用ミノーも今回で３度目

バチにはこのセッティングだと思われる基本は

水平浮き
引き波
細身のシルエット
（フローティング用ね）

そこに強度をプラスし、飛距離もそこそこ欲しい

そんなルアーをと考え作ってみました



浮き姿勢は前記したとおりの水平浮き

ルアーウェイトはフック三本込みで２３ｇ

引き波もでてました。

飛距離はアゲインストで２０ｍくらい

無風のときで２５～３０ｍ届くかなくらいでした。

で、肝心の利根川サイズのシーバスがバイトしてきても

対処できるようにｆｉｍｏフックのＨ４番も搭載可能

なんなら３番も装備可能でした。



ボディ形状は楕円にしているので下からのシルエットは

細身！　上方向に内部空間を持たせているので

ウェイトも下部に収められ横は向きませんでした。



色はバチのシーズンによく通っている

キャスティング成田富里店の伊藤さんはピンクに

私は黄緑！共にベリーはオレンジにしてます！





さて、実釣ですが残念ながら超特大サイズはヒットせず

かわいいサイズばかりヒットしてくる

それでも利根川のシーバスは特大バチを普段捕食している

ので大きさは気にしないのか？？



アクションは他のルアーと同様にドリフトやほっとけ

で食ってくる

特に今回は流れがでなかったので

投げて巻かずに「ほっとく」だけ

しかしバイトはゴッツく

ガーンッ！！

って感じ



形状とウェイトは決定したので

あと数個作って実釣してみたいと思います！

あとは塗装をもう少し綺麗に吹いたら完成かな