【アピアスタッフブログ】 2018 A/W New Product 【GRANDAGE LITE】　　by　松本太郎

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▼ 2018 A/W New Product 【GRANDAGE LITE】　　by　松本太郎

ジャンル:日記/一般

アピアの松本です。
今秋のラインオフを控えた新製品、「グランデージライト」。

まずは下記、一瞥願います。

GRANDAGE LITE
時にもどかしく、歯痒い。
そんなターゲットだからこそ人は没頭する。
そうなればロッドを握っているという感覚すら失う事もある。
だがふと我に返ると改めて気づくだろう。
その軽さに、美しさに、そしてライトゲームの本当の愉しさに。

最小限から最大限の効果を生みだすために、
タクトのようなシャープさと、繊細なタッチが共棲するブランク。
アジ、メバル、メッキ、カマスから黒鯛まで、幅広いターゲットにライト＆フィネスアプローチで向き合うライトゲームシリーズ。

同じようなミニマルデザインのロッド群だが、そのどれもが繊細かつ小気味の良いゲームを愉しむための要素に満ちあふれている。当該シリーズの開発にあたっては、GRANDAGEのコンセプトでもある　【高い汎用性をそなえたロッド】から逸脱してしまうほどに特化した要素の追求にも取り組んだ。
ブランク成型、ガイドセッティング、ハンドルの意匠など、それぞれに求められる要素は多岐に渡ったが、もっとも端的な命題として課されたのは、それらを昇華した上で、尚、これまでの水準とは異なる軽量化がなされていること。
使用が想定されるタックルセッティングを前提とし、トータルバランスの高さを第一義的に捉えたこれまでのアプローチを見直し、自重数値そのものにもこだわるというのがGRANDAGE LITEの開発テーマの一つ。
そのため、ブランク素材そのものは上位機種と遜色ないものとし、コストと製法の見極めには注力した。一部機種においては強度規格を保持できる範疇でアーバーのブランク支持構成にも手を入れることに。既存モデル比でアピア史上最軽量となる大幅な軽量化を敢行、ストレートに軽量化がもたらす振動伝達率・【感度】の恩恵を享受しやすいものとした。結果、GRANDAGE LITEはアピアのロッドメイキングにおいて、新しいベンチマークを打ち立てたと言っても過言ではない。
フィールドワークを経た技術的な疑問と回答を反芻することで結実したライトゲームロッドのニュー・ノーマル、
5㌳クラスから9㌳モデルまで、モデル毎に用途・目的に適う基本性能の高さを感じることのできる仕上がりとなっている。

仕様概要
◆ブランク：24t./30t.ソリッドカーボンティップ　24t.～40t.カーボンプリプレグ採用。嵌合部は高精度研磨仕上げによるローテーパー・フェラライトフェルール。極限までプライ数を抑えた#１元部・フェルール受け口には、ブランクに1kブレイデッドグラファイトによる割れ留め補強を施した。
◆ガイド：全機種富士工業社製 PカラーKフレームSiC-Sリングガイドを装着。　
55、61、64、68/5、74の5機種にはハイテンシルチタンATフレームガイドを採用。

76以上のモデルにはKL-Hフレームガイドを採用。

◆リールシート：
富士工業社製VSSリールシートを採用。
*軽量化のため、シートパイプのスクリュー部をカットしています。
リールを装着する際は可動フード部側からリールフットを挿入してください。

ハンドル部は徹底してミニマルを極め、グリップ感にこだわった丸みを帯びた高硬度EVAの曲線と、控えめながら意匠を引き立てるマットブラックのパーツ類は現代的な佇まいを実現している。

Model Feature
ソリッドティップモデル：Sorid-Tip Models
55 Jighead Special type AJI

漁港の常夜灯周りなど、近距離戦を制する圧倒的な操作性の高さが身上。1gアンダー～2gクラスまでのJH、スプーン、マイクロジグに適性を示す。豆アジ特化モデルではないが、小アジのバイトをリニアに感じられる振動伝達性能を発揮するショート＆ライトモデル。

61 Jighead Special type AJI

ジグヘッドリグで狙うアジングのスタンダードモデルとして、繊細な操作性と掛け感を愉しめる張りのバランスを追求。フックセットレスポンスの高さを生み出す細身・高硬度のバットセクションは、そのまま、しなやかさの中にコシ感のあるキャストフィールの良さをもたらす。

この辺のモデルは和歌山の手練・阪中さんが夜毎フィールドワークにあたっていただき、短期間の間に内容の濃い実地検証が叶いました。

64 Jighead Special type MEBARU

漁港や小場所、ハイプレッシャーに晒されたタフコンディション下のメバルへのアプローチに適したソリッドティップモデル。取り回しの良いレングス設定で、しなやかなティップセクションはもちろんブランク全体のテイストも少しマイルドに仕上げた。プロント+アーチヘッド各サイズにも高次元・広域対応。

68/5　Excursion

「どこでも」と「どこへでも」を思いっきり愉しむための、現代的マイクロライトゲームにおけるスタンダードスペックを5ピースモデルとして具現化。「感じること」と「掛けること」のバランスを突き詰めた携行性に優れる1本。ビジネストリップや家族旅行のお供に、楽しい計画も思いのまま。

チューブラーモデル：Tubular Models
74　All-Rounder

漁港やテトラ周り、小磯場などあらゆるステージでのメバルゲームを愉しむためのベーシックモデルとして、乗せ掛け感のバランスを追求。ジグヘッドやプラグなどアプローチを問わない高い適性を示すしなやかさを備えたモデル。マイクロジグなどを用いたメッキやカマスをターゲットにしたライトゲームにも対応。

76　CHINU Game Special

操作性とやり取りを考慮したしなやかなファストアクションに設定。チヌをターゲットとした3～7gクラスのチヌパラドッジなどボトムコンタクト系ルアー、あるいはトップウォータープラグでのアプローチに極めて高い汎用性を示す。少し強めのブランク特性は根回りなど際どいスポットでの大型メバルや中型の根魚狙いにも活躍する。

82　Power Finesse ＆ Float Rig

レングスを感じさせない軽快な取り回しと遠投性能で、10gクラスのフロートリグ、5～7gクラスのプラグでの大型メバルへのアプローチに極めて高い適性を示す。バイトを乗せ掛けしやすいティップセクションと、シャープなキャストフィールをもたらす強めのバットセクションが特徴。

このモデルは知多の新鋭、フロートリグの名手・すずたつくんがフィールドワークを担当。

90　Long & Deep Range Special

磯場での大型メバルや、チヌ、シーバス、小～中型の根魚まで、ブランク全体的に張り感と、強風化でもライトウェイトのルアーを振り抜いていける強さを備えた。あらゆるシチュエーションにライトタックルならではの繊細なアプローチで対峙していくために、飛距離、感度、操作性を追求した一本。

76/5　 Excursion

ライトタックルでの「どこでも」と「どこへでも」を思いっきり愉しむための、基本性能を携行性に優れる5ピースモデルとして具現化。「感じること」と「掛けること」のバランスを追求した軽快な扱いやすさがこのモデルの身上。ビジネストリップや家族旅行のお供に、楽しい計画も思いのまま。

スペック仔細については本サイト製品ページにて掲載予定ですので、今しばらくお待ち下さいませ。

【夏季休暇のお知らせ】
日程：2018年8月11日〜2018年8月16日

誠に勝手ながら、弊社は2018年8月11日(土・祝日)～8月16日(木)を夏季休業とさせていただきます。
※休業期間中のお問い合わせにつきましては、8月17日(金)以降、
順次対応させていただきますので、ご了承くださいませ。

2018年8月7日
コメント(2)

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みんなからのコメント (ソル友のみコメント受付)

最初のプロトの頃から見て大幅に変わってきましたね♪

アジングモデルの55・61のどちらかと74・82を検討します(๑•̀ㅂ•́)و✧

2018年8月7日

joker

静岡県

APIA

大阪府

>jokerさん
55と61はコンセプトに差異は少ないですが、レングスの違いによる操作性のフィーリングに好みが分かれるところかな　と

74はSC75Lのさらにライト＆フィネス仕様といった仕上がりです
JHやマイクロプラグといったごく一般的なメバルゲームを幅広く愉しめる仕上がりです
82はフロートをメインユースとして試用してもらってきましたが、かなり幅広く使えます

また、実際にお手にとってみてくださいませ