すでに何曜日担当か分らなくなっている松尾道洋です（笑）


最近気が付きました。38歳でありながら、アピア社内で自分が最年少だと言う事に。
 
実際には澤さんが最年少なんですが、あんな感じなので（笑）


 
この1週間はミノーのカラーチャートを決めていました。いやあ、中々決まりませんね、カラーって。
定番色のイワシやイナッコなどは外す理由もないのですが、新色案やプロスタッフカラーを入れていくとなると、それなりにアタマを使います。カラーというのはそれぞれ好みもあるし重要視する度合いも大きく違います。



スタッフの中ではオレが一番カラーに拘りがない気がしていますが、拘りが少ないだけに逆に迷うんです。神経質なので（笑）、納得できるコンセプトが無いと色を決める事が出来ません。



ルアーにはレッドヘッドというカラーがあります。

 
レッドヘッドというカラーはどこのメーカーでも定番色なのですが、レッドヘッドがレッドヘッドである理由を知っている人は前ほど多くなくなってきました。
赤と白のコントラストは、ルアーのシルエットを小さく見せる為のカラーリングでもありますが、後方や下方向からのルックアップが多いフィッシュイーターに対し、斜めに塗られたヘッドの赤は、開いたエラの中をイメージさせて食わせるというコンセプトもあります。

これは開発レベルの話ですが、頭をどこまで赤く塗るかは、後方から見て決めたいところです。そこまで考えて塗られているレッドヘッドは、見る限りほとんど無くなってしまいました。

レッドヘッドが生まれた理由を知っていれば、ヘッドが赤でボディが黒とかの配色は考え難いですが、ヘッドが赤であれば、ボディの色に関係なくレッドヘッドと言われてしまうのが最近です。パールやシルバーはOKですけどね。


そう言いながら、実際オレはあまりレッドヘッドは投げないのですが（笑）、コンセプトがしっかりしているものは、何十年経っても定番として棚に並んでいます。


何かそういうものが生まれないかなぁと、毎日アタマをフル回転させてますが、中々難しいもんですね。
 

とか書いてるうちに、少し閃いた気もしますが（笑）