1年

  • ジャンル:釣行記
自分はこの1年でどれだけ成長出来たのだろうか?



1月に掲げた年間100本にはとうてい及びそうにない。コンスタントに釣り切る力。状況の洞察力、テクニック、運。



それらを自分のものにできたかと聞かれたら声高らかに「できている」とは言えない。




釣行回数に対する釣果を考えたら火を見るより明らかだ。





しかし、それとは別に設けている「サイズの自己ベスト更新」これには、ようやくOkが出せそうだ。





午前3時頃。強風と降水のため、自分の実力だとカスみたいなドリフトでドリフトの釣りはできないと判断。





橋脚裏にサイドスローで打ち込み、リアクションで1本とりたいという作戦で、スプールを変更。






エントリーしたあと、上げていた流れが下げに切り替わるタイミングを見計らって、狙いのポイントにキャスト。風の影響をモロに受け予想着水点よりやや右か。ここは一旦落ち着いて、立ち位置を移動し、狙いのピンからコースを外して回収。







2投目。コースを修正し、狙いのピンの奥にキャスト成功。








ここから誘う!!








ショアラインシャイナーZをドゥルルン!ドゥルルン!と動かし、追いかけていているであろうシーバスをイメージしながら、狙いのピンでストップ!!






ガツン!と追ってきたシーバスが口を使った!








問題ない!落ち着いてやればとれる!









暗闇に銀の光が踊り、ジャンプすらも寄せのタイミングとするべくロッドを握る手に力を込める。







溜める、寄せる、取り込む。








幾度となく繰り返したこの一連の動きが、1年ぶりのBIG ONEをこの手に導いてくれた!



















およそ1年前の10/31(過去記事 http://www.fimosw.com/u/shinya6667/ipjg17dsw34cs9)。いつかまた会いたいと願った魚は、自己記録の更新とともに最高の瞬間をもたらしてくれた...。










ついこの間まで秋になったと思っていたら、すぐに冬の足音忍ばせる鳥取で、淡々と命の営みが繰り返されている事に対して、本当に感謝しかない。











身の回りのこと1つ1つが、何かの終わりに近づいていくように感じる学生生活4年目の秋。いつでも会えるわけではない。こちらがいくら問いかけても、その声は届かない事のほうが多い。けれど、たまにやってくる度に、いつだって全身が震えるほど感動する。そんな相手を前に、慈しむように、今ある時間を過ごしていけたらと思う。








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