遊び杉疑惑が、遊び杉確定と格上げされて、
ログの更新テンポがガクッと落ちております。

田舎の母へ、
貴方の息子の場合、
便りの無いのは良い便り、、、では無く、単にダメ度が上がってるだけですので、、、(残念


シイラの話には平行してもう一つの美味旨ストーリーがありまして、、、もう一度遡ります。


先週の火曜日、翌日の遠征に備えて早めに会社を出ようとすると、
FaceBookに魅力的なお知らせが！
浅川プロ（ZipBaits・他、分かりやすいところでは、こなや丸のタチウオバナーの人）がお店でさつま揚げをキロ単位で揚げていると！
誰かつまみ食いに来ませんか?の嬉しいお誘い。
あまりの絶妙タイミングに感謝!
有無を言わさず新橋のビルの隙間にあるカレー屋さんに直行した！

ココ、浅川さんの店!


おお！お久しぶりですっ！！
ん？

カレーの鍋の隣りで、揚げモンがフル回転してますな(笑


「まま！呑んでよ!」

おお！
お久しぶりッス！

食べてみて〜♪

出てきました。揚げたてホカホカのさつま揚げ！

ヤバし!

むむ！
コレは魚感を生かした粗引き！

紅しょうががナイス過ぎる!！
実は、翌日小僧を連れてシイラを狙う話をして、
一通りの作業工程を1.5回転くらいじっくり見せてもらう。

なるほど！そして、動きにムダが無くて美しい!！
あ、感心してるバヤイではない。
しっかりと勉強して帰りましょう。
スマトラカレー’sレシピメモを忘れないように自分の家にメールした(笑
材料比率
シイラ肉：1.5kg
塩：20g
砂糖：10g
冷凍酒：100ｃｃくらい
作業ポイントメモ
・卵白は一度メレンゲにしてから混入するとよい。
・ネチャネチャミンチは手に油をつけて形成するとよい。
・寝かせ時間はあまり気にしない。
・枝豆、玉葱などを入れても旨い。但し、玉葱が髭状に飛び出したままやると、焦げて苦くなるので、注意。
・個別ラップして冷凍しておくと超日持ちする。
・揚げ時間：小さ目のハンバーグサイズで1つ４～５分くらい。油は少なくても天地返しでOK。
コレは収穫だ！
有難うございました。
更に、子供用に紅しょうが抜きのプレーンも作ってもらい、お土産に持たせて貰った。

ホカホカのさつま揚げを握りながら、新橋駅で東海道線に乗る。
コレを食べたら、ますます小僧のテンション上がるだろうなぁ～、なんて想像しただけでニヤニヤしてしまった。

有難うございましたっ！

そして、迎えた小僧のオフショアキャスティングシイラは、前ログでお伝えしたとおり、

いい感じで楽しい一日と成り、
船の氷冷室にぶっこんだ魚から、「好きなだけ持ってイキナ～♪」となりました。

小僧のメモリアルは『ママに見せる迄切っちゃダメ!』という事なので、無理やり折り曲げてクーラーに入れ、

更に5本ほど卵ありのメスを、、、、船上解体し、頭、尻尾、内臓を海洋投棄して♪
氷満タンにしてもらい帰って来ました。


さて、ソコからが大変！
小僧の魚拓を取った後、
ひたすら捌いて、ひたすらフィレを作り、おばあちゃんや仲のいい友達のところに、釣ったぞ自慢ついでにフィレを配ってみたり(笑
冷凍ストックを色々こさえたり、、
しつつも同時進行で夕食を作った。
（俺のルール）
・釣りして来たら、夕ご飯を作る。
・おすそ分けに魚を配るなら、捌いて、又は料理したものを！(マル投げしない）
コレを絶対に曲げたく無い掟とすることで、扱えもしない量の無駄な殺生を避けるような枷としている。
（因みに逆方向、ボクのところへはマル投げ熱烈大歓迎受付中ですから、遠慮なく！笑）


初日はとりあえず、マッハで粉付けてバターで焼いて、
マッハムニエル(笑

自分で釣った魚を家族が喜んで食べてくれるのって、嬉しいよねー♪

そして、撃沈orz



翌日は、無難に自家製タルタルソースをたんまり盛り付けてフライを食べました。

それとコレは、

ずっと食べたかった、久米島の居酒屋メニューうろぼんアレンジのウロコ付き皮揚げ！

シイラはこれがたまらなく旨い！
生姜醤油に付けて粉付けて揚げるだけなんだが、見た目を裏切る旨さです。
コレは、皮になるべく身が付いていない方がカリッとなって旨いです。
今年はニンニクも入れてみましたが、大正解でした。


胃袋酢味噌や卵の煮付けは何時も通りなので割愛(手抜き)

既出ですが、今回は久しぶりにアラ処理の件を詳しく解説しましょう♪

と・に・か・く

シイラとかってば、デカくて平らで薄くて、取れる肉の量の割りにまぁ大量のアラ（骨）がでるわけよ。
下手にアレコレ持ち帰るともーね、ヒト殺したくらいにアラだらけに成りますね(本当）

料理を始めた頃、マンション暮らしだったモンで、兎に角この大量の生ゴミに手を焼いた。
燃えるゴミの日は週2回だし、置いて置けないし、冷凍庫は満タンだし、、、
現在も同じ悩みを持つパパさんアングラーは沢山いるはずだ。
夏だし、

で、たどり着いた当時の対策は、
・内臓は海で(船宿で）処理してくる(持ち帰らない）
・家で処理したアラは全て火を通す。
コレでぜんぜん臭い度合いが違ってきます。

その、“火入れ”のトコロで更に閃いた。
『良い出汁取れるぢゃねーか！』
って訳！

そんなわけで捨てるアラを熱処理するついでに、旨いスープストックを作りましょうねー♪


・極力ケチケチ捌く(骨に肉は残さない!、、、つもりで）
ここで、更にスプーンでコソゲて“中落ち”ミンチを取ると良いのですが、大量に作業しなくてはイケナイので割愛。

・てけとーにブツ切りし、鍋に投げ込む。

・一気に熱湯、蛇口のお湯でもいいから熱いの入れてさっさと沸騰させて軽くグツグツする。


・魚の滑りが白く変色し、肉に火が通り、骨に付いた血の塊や造血組織が赤から茶色に変わって泡と共にアク大量発生するのを確認！


・したら全部捨てる。更に水じゃんじゃん掛けて鍋に付いたアクや骨についた汚れも洗い流す。この汁は確かに出汁が濃いけど、臭みも強いので、使えない。


・キレイニしちゃった骨、改めてココから出汁取り作業。水、酒（ドボドボと鍋２周くらいで十分）を入れ今度は“沸騰させない”様にゆっくり煮出す。

注1：アラが多い場合でも、必ず全て水中に沈む量の水を入れること！空気に出た部分がハンパに酸化して不味くなる。
注2：沸騰させない。スープが濁る。エグミが出る。沸騰したら全てが失敗ナワケではなく、“冷や”で使わなければ誤魔化せます。


・で、有る程度煮出して味見をすると！なんともトレビアーンな汁が出来ていますので、潔くアラを出して捨てる。（生よりは臭く成り難く、一石二鳥）

・この汁はペットボトルに分けて冷凍しておくと、潮汁は当然として、味噌汁、鍋出汁、炊き込み用出汁と便利に使えますので、空気を抜いて冷凍しておくと良いです。
シイラは、わりと甘い上品な出汁がとれます。


コレは、昨日の写真かな〜（≧∇≦）

ママは、何やらイタリアなレシピをアレンジして、ステキなグリルを作ってくれました。

うめ〜（≧∇≦）




さて、今回のログは長くなりましたね(笑
ログを２つに分けるとしましょう。
次のログでシイラの揚げカマボコを作りましょうねー！





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