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【リールの比較】フラグシップ、スタンダード、廉価版モデル

今回は長くなっちゃいました。

廉価版、スタンダードモデル、フラグシップモデルのリールの比較。



以前、15ツインパワー4000HGの分解メンテについて書きましたが、fimoニュースに紹介されてました♪( ´▽`)

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前も2日連続で本日のGood gameに紹介されましたが、嬉しいもんですね〜。





せっかくの2連休なのに、外は雨、、、

初釣りに行こうと思ってたのに、、、

なので、ツインパワーを分解メンテ。

そして、その他のリールを分解してみた。

ツインパワーは今年は試投でしか使ってないのに。笑

ただ、このリールの分解ってのは良い暇つぶしになりますね。笑



開けてみると面白いもんで、この前追加したグリスがギアの回転に追いやられて、シャフトの端やドライブギアの内側にこんもりと溜まってました。

ハガネギアの噛み合わせが良いのか?

とりあえず、こんもりと溜まったグリスは綿棒で取り除きました。笑

だから初めて分解した時はグリスが少なかったのか?



あと、ゴリ感やガタつきが気になって、リールのオーバーホールに出した方のログなんか見ると、メーカーのコメントに、「原因不明。バラして組み上げました」って書いてたってのを良く見ますけど、それって大抵ウソじゃないと思います。

リールの部品は精巧に作られていますが、やっぱり個体差があります。

そのため、ネジやナットの締め方でガタつきやゴリ感も出るし、隙間を埋めるためのシム調整も必要になります。

なので、分解して組み上げる時はゴリ感やガタつきを確認して、また開けて締めてを繰り返して、自分好みの巻き心地をさぐります。

しかも調整座金の厚さは0.05mmとかから。

そのため、同じ番手のリールでも物によっては入っている調整座金の枚数(シム)は違います。

というか、リール購入時に付いてくる分解図を見ても手元にある現物とは調整座金の枚数が違います。

なので、調整座金を追加する程度なら、メーカーもあえて伝えないのかもしれません。

あえて理由をつけるなら、シム調整もしくは擦り合わせ?かな?

で、この巻き心地は高いお金を払っている方からすると、少しのノイズも許せませんよね?笑

メンテする側からすれば、これは許容範囲内。と思って送り返しても、

高いお金を払って買った購入者は当然クレームで業者に再び送り返します。

すると、メンテした側はしょーがない、ギア替えてやろう。となり、

「ギア替えました」とメーカーに言われると、それみたことかー、やっぱり不具合じゃないか!と購入者はなるんではなかろうか、と勝手に想像します。笑



あと、リールのゴリ感や不良品をつかまされるのが不安なら、ショーケースに並べてあるやつを購入すれば良いと思います。

さすがに不良品のリールをショーケースには並べないですよね。

他の人が触ったやつはイヤ!って人は在庫のリールを回させてもらえる釣り具屋に行くことですね。

ただ、他の人が触ったやつはイヤ!って人が、いくつもの箱入り新品リールを巻き比べるのはいかがなものかとも思いますが、、、





話しが脱線しましたが、リールの価格による違いについて。

リールの分解をしていて感じることは、やはり値段の高いリールにはそれなりの部品が使われているということ。

子供の頃から親父に連れられて釣りをしていたんですが、親父はシマノ派でした。

なので当然のようにリールはずっとシマノのリールを使ってました。

廉価版としてエアノス、スタンダードモデルとして11バイオマスター、フラグシップモデルとして15ツインパワーを比較してみます。





まずエアノス。

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子供の頃から、バス釣りやエサ釣り、ワームでカサゴを釣るのに使ってました。

ちょくちょくエアノスは買い替えてたのでいつの物かはよくわかりません。

今やタンスのこやし。笑

初めて分解。笑

価格は3000〜5000円くらいだったかな?

ボディーは樹脂製のよう。

かなり単純な作りになっている。

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ボールベアリングはメインシャフトにだけ。

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ドライブギアの左右にはボールベアリングではなく、白いプラスチックカラー。

もちろんラインローラーにボールベアリングはなし。

昔、糸よれに悩んでた理由がわかりました。笑

そしてドラグ。

ドラグを目一杯締めてもスプールを手で回すことができます。

最大ドラグ力がどの位かは知りませんが、バイオマスターとツインパワーの最大ドラグ力は11kg。

ドラグを目一杯締めると、手でスプールを回すことはできません。

てか、壊れそうで回せない。笑






次に11バイオマスター4000HG。

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価格は2万円弱くらいだったかな?

ボールベアリングは7個。

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しかし、ピニオンギアの下に見えるウォームシャフトギアはプラスチックのようです。

エアノスでは全てのギアは構造は違うものの金属でした。

そして、ボディーのクラッチ周辺には謎の隙間が、、、

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フリクションリングのおかげなのか、ボディー内部には浸水の形跡はありません。




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ドライブギアの両側にはボールベアリング。

もちろん、ラインローラーにもボールベアリング。






最後にツインパワー。

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価格は36000円程度。

ベアリング数は9個。

防水機能としてはコアプロテクト、ゴムパッキン。

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ギアはもちろん全て金属でした。

ドライブギアはアルミ、他は色からして真鍮?

15ツインパワーの分解について詳しくは過去ログ参照。笑




番外編、12ルビアス4000HG。

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ダイワなのでメーカーが違うので比較のしようがないが、ダイワのスタンダードモデルと呼べるでしょうね。

マグシールドが出てきて、メンテナンスフリーの誘惑に負けて購入しました。笑

気に入ったので、エギング用に2510PE-Hも購入。笑

価格は26000円くらい?

ザイオンボディー。

ボールベアリング数は8個。

最大ドラグ力は7kg。

防水機能はもちろんマグシールド。

12ルビアスも使っているが、釣行後のシャワーでの水洗いのみ。

マグシールドがあるのでボディーの浸水は確認できないが、ローターナットが緩んでゴリ感はあったが、それ以外の大きなトラブルはなし。

ベール下がりはありますがね。笑







以上のリールを分解して分かったこととしては、

やはり値段の高いものはそれなりの素材とベアリング数、防水技術が使われている。

また、価格が上がるにつれて分解が複雑化してくる。

廉価版はローターを外さなくてもボディーを開けることができた。

まあ、古い物だからかもしれませんが。笑



そして、普通の使い方、

雨の中で釣る。

ウェーディングでランディングやティップに巻き付いたラインをほどく時に一瞬海水につけてしまう。

シャワーでバシャバシャ洗う。

青イソメやゴカイを針につけ、手をバケツの海水で洗った後にそのままリールを使う。

くらいでは廉価版でもボディー内部への浸水の痕跡はなかった。






釣り人は浸水、塩噛みを恐れすぎ?なのか?

いつかはステラも買って分解してみないとな。笑






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