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マゴチとの距離

最近、湘南・西湘エリアのサーフでフラットフィッシュの圧倒的な釣果を叩き出している久保田剛之さんのブログをよく読むようになった。彼は、ジグヘッドとワームのセットで、まずきちんとボトムを取ることから釣りを始めている。水深を把握し、魚の捕食レンジを正確にトレースされているようだ。結果、かなりの高確率で釣っている。

一方、ボクのサーフフィッシングのスタイルは、概ねミノーの釣りだ。食べるための釣りなので、釣れるものなら何でもいいというスタンスのせいでもあるのだが、基本的に表層から刻んでいって、やる気のある魚を狙っている。ミノーの釣りは疲れにくいという理由もある。

実は、僕のスタイルに大きな影響を与えた一つの出来事がある。

ある日の夕マズメ。ベタ凪のサーフ。主に湾奥河川で使う悟空127をチョイス。大きなウォブリングで水面に強烈な波動を起こし、魚の活性を上げてやろうという作戦だった。するとどうだろう。ヒラメが水面まで飛び出してきて、ルアーをひったくっていったのだ。

もちろんサーフの釣りに一般化できる体験でないことは分かっている。しかし、あまりに衝撃的な出来事が、ボクのスタイルに大きな影響を与えた。

実はボクは、ルアーでマゴチを釣ったことがない。意識的に狙ったこともない。キス釣りをしている時にジャリメに食ってきたことが2回あるだけだ。この夏はどうしてもルアーでマゴチを釣りたいと思っている。

マゴチはヒラメと違って、ボトムから50㎝くらい上しか見えていないと聞いたことがある。ならば、ボトムをしっかり意識した釣りを展開する必要があるだろうと考えた。そこで、久保田さんのブログをよく読むようになったというわけだ。

しっかりと予習して、いざ南房総のサーフへと出かけた。

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磯が絡み、比較的水深のある人気のエリアを避けて浅場のポイントを選択した。

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このサーフは、海況がとても分かりやすい。教科書通りに離岸流を見つけられる。エントリーした場所の周辺で3箇所ほど離岸流があったが、一番良さそうなところに陣取って粘ることにした。

比較的波が高かったので、シーバスでも釣れないものかと色気を出し、暗い時間帯はミノーを投げて表層を探っていたが、薄明るくなってきた頃からは完全にボトムの釣りにシフトした。

手前は想像以上に浅くて砂濁りもしているし、なんとなく「雰囲気」を感じられなかったので、沖のサンドバーの向こう側までジグ(シーライド40g)を投げて広範囲に探ることにした。

まずはしっかりとボトムを取る。そして7〜10回リトリーブしてストップ&フォール。シーライドは面白いジグで、ただ巻きするだけでしっかりと尻を振る。逆付けすればスムーズにフォールする。一般的なボトムの釣りであるリフト&フォールよりも疲れない釣りができる。結果、効率よく攻めることができる(ルアーの宣伝をしているわけではありません 笑)。

しばらくすると、ジグの着底時にバイトがあった。魚らしき感触はあるが、大した抵抗もなく寄ってきた。

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他の人のブログやfacebookで写真を見たことはあったが、ホントにルアーでフグが釣れるとは思ってもみなかった。fimo外道部員としてはひと仕事終え、肩の荷が下りた思いだ(笑)

釣れたのがフグであっても、収穫はあった。きちんとボトムを取れていることを確認できたということだ。

その後、最初に陣取った離岸流ではフグ以外の反応が得られなかったため、ランガンを決断。離岸流を探して彷徨っては、ひたすらサンドバーの向こう側までジグを打ち込み、また離岸流を探すのを繰り返した。それでもなかなか反応を得られずに集中力が切れそうになった。自撮りをして気分転換もしてみた(笑)

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ランガンの途中、4人のアングラーに声をかけた。挨拶をすると、みんな快く会話に応じてくれた。ルアーをチェックすると、ジグが2人、ミノーが1人、ワームが1人。ワームの人だけがマゴチを釣っていた。声をかけた範囲で魚を釣っていたのはこの人だけだった。ジグヘッドとワームのセットは久保田さんが使っていてブログでも紹介されているものと同じだった。しっかりボトムを取って、丁寧にボトムバンプした結果だったそうだ(ルアーを宣伝しているわけではありません 笑)。

そういうことなのだ。使用ルアーの良し悪しは別にして、きちんとボトムを意識した釣りをすれば結果に近づくのだ。この1本のマゴチだけで一般化すべきではないのかもしれないが、ボクの釣りに新しい視点が加わった。

8時30分頃に干潮を迎え、集中力も切れたことから、そこで納竿。ちなみに、南房総在住の友人ゐ氏に聞くと、別のサーフではマゴチ祭りだったそうだ。釣果に関しては、ゴルフで言うところの「今日はボクの日ではなかった」のかもしれないが、釣果以上に得たものが多かったように思う。

この日、ボクのサーフフィッシングにおいて、マゴチとの距離を詰められたのかもしれない。




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