考察 ラバージグの盲点 ひげ無しマッキンリグの可能性

読む前に一つ考えてほしいこと

魚がスレていると感じた時どうしていますか?カラーを変えますか、ワームを変えますか?




今日、ブリームゲームでもっとも多く使われているルアーはラバージグである

ラバージグの利点は巻いていようが止めていようがラバーが水流などにより揺れるため、アピールをすることができる

ブリームゲームは基本的には底べったりで浮かせない方が良いため、リフト、フォール、シェイクは行わないことが多い

そのため、ラバーの揺れはブリームゲームにおいて数少ないアピールの一つといえる

このラバージグに普通のホッグ系、クロー系、浮力系を着けて使用するのが一般的だ

しかし、ラバージグが一般的になることでデメリットも増えていく

そのデメリットは、いわゆる「スレ」だ

注:スレはすれ掛かりではなく、魚がルアーを見飽きたほうのスレ

ほとんどの方がスレに対し意識を持っていることでしょう

では、魚がスレたと思った場合はどうしますか?

恐らくワームのカラーや形状、ラバージグのカラーや形状を変えるのではないでしょうか

それはあめさんも例外ではありません

この2ヶ月、比較的フラットな場所で釣りをしていたためテキサスなどは使用せず、ラバージグオンリーでした

魚の反応がないとカラーやワームの形状を変える、ネガカリノタテとチヌマウスのローテをするetc

嶋田氏が言い続けていることでもあります

そしてそれでも釣れない場合、なにかが噛み合っていない、そもそも魚がいない、と考え釣行を終えることでしょう

ラバージグが一般的すぎてそこに気づけませんでした

以前紹介したマッキンリグのラバー無しを想像してみてください

ラバー無しのマッキンリグはラバージグの劣化版というわけではなく、ラバージグ自体にスレた状況下では機能する可能性があるかもしれません

もし、あめさんが3,4月にブリームゲームをしていた場所にチヌがいたと仮定しましょう

彼らは12月からずっとラバージグを見続けているわけです

また、その場所でラバージグを投げているのはあめさんだけでは無いはずです

もっと言えば、シーズン中に彼らは数多のラバージグを見ているはずです

魚の長期の記憶力については謎ですが、餌付けが可能ということは多少の記憶力は持ち合わせていることでしょう

仮に長期の記憶が不可能だとしても短期の記憶としてあめさんが毎日ラバージグを投入しているわけですからね

もし彼らがラバージグを見飽きていたのであれば、新しく入ってきた群れ以外は釣れるわけありませんね

そして新しく入ってきた群れを釣って「今日は釣れた」と新しい仮説が生まれるのかもしれません

さて、なにが正解なのでしょう

答えはチヌのみぞ知る

なにかの参考になれば幸いだ

p.s

今までテキサスの運用は根が荒い場所のみでしたが、ラバー無しマッキンリグがありならテキサスもありかもしれませんね

ずる引きのみなら差別化ができないためマッキン、テキサスどちらでも良い気がします

しかし、リフト&フォールならテキサスシンカーを固定しない場合ひらひらフォールができるのでマッキンリグとは差別化可能ですね

といっても、ひらひらフォールでないとダメというパターンの話しではないのでやはり基本は飛距離も稼げるマッキンリグの方が良さそうです

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