最近行っている港湾の釣りとは真逆の、ここ魚居るの？って感じの、いわゆる河川上流部の釣りをしてきました。

工藤さん繋がりで以前からネット上で親交があり、一度きちんと一緒に釣りをしたいと思っていた方がいました。（２回ほどみんなで行ったけど、直接絡まなかった）

このお方、特にシーバスを突き詰めている訳じゃなく、また素晴らしい釣果を上げたりしている訳でもないんですが、釣りに対する姿勢やこだわりが素晴らしく、俺もこうありたい！と思わせてくれる方です。
とは言え、とてもあの領域に達するほど、俺は人間が出来てませんが（笑）
そう、このお方の事をかなりリスペクトしているんです！なんならファンと呼ぶべきか（笑）

で、昨日の夕方に知人を通してメアドを教えてもらい、一緒に釣りに行く事になりました。

もう何年も前から、やろうやろうと思っていながら今だ手を付けていなかった、
もうひとつの埼玉シーバスフィールドが彼のホームグラウンドなのです。

彼の釣りや道具を見てみたいし、それに結構危険な場所と聞いていたので、良く分からないまま一人で行って途方に暮れる（笑）より、勝手知った人と一緒に行って、釣れなくても良いから釣り場の雰囲気を知りたいと思い連絡した次第です。

夜明け前にポイントで彼と落ち合い、軽く挨拶した後、色々な話をしました。
特に、実釣前にポイントの特徴を教わっておくのは助かりますね、根掛かり軽減的に（笑）

空が白み始めたタイミングで、水辺に降り立ちます。
彼が朝マズメに重視している川鵜の差し具合も良い感じで、かなり期待が持てるいかにも出そうな雰囲気です。
彼のご厚意で俺が実績ポイントに入らせてもらいました。
まずは流れの具合が知りたかったので、レアリップ折りをキャスト。
んが～！有り得ないくらいの流れ！！
あっという間にルアーが下流へ流されます！
こりゃ～手強いぞ！と改めてキャストしますが、普段の川の釣りよりもかなりアップ気味に投げて、少しでも誘える距離を稼ぎます。
っと、１０分後くらい？少し下流に入っていた彼が魚持って俺に声を掛けてます（汗）
サイズは５０センチほどでしたが、この激流の中に居る事が納得出来る様な、立派な尾びれを持った美しい魚体です！

ここからはテンションアップでがむしゃらに手を変え品を変えで投げまくりますが、
数度のバイトが有っただけでヒットまでは持ち込めません。。
どうも、ダウンで喰わせると激流故にバイトを弾いちゃってる印象です。
とは言え、アップだと誘える距離が短過ぎてなかなか難しい。
ウェーディングしちゃえば得意な釣りに持ち込めますが、あの流れじゃ確実に死にます（爆）

色々試しましたが、バイトも無くなったので、ちょっと他の場所も見て回ります。
移動しながら流れの具合を見てみましたが、どこもかしこも激流（笑）
最終的に、この場所で一番使えそうなルアーはヨカミノー、マリブ、P-ce100でした。
本当は水噛みの良いルアーを使いたいんですが、ちょっとでも潜らせるとすぐに根掛かりしちゃって、かなり攻めづらいポイントです。
上記のルアーもリトリーブやロッドワークにかなり気を使わないと、すぐに水面を割っちゃうし。（ヨカミノーだけはこの流れでも泳ぎが秀逸でした！）

入れ替わりで実績ポイントに入っていた彼も反応が無い様子。
時間的にも帰らないといけない時間なんで、リベンジを誓い終了としました。

今までのどんな場所よりも凄まじい流れの中でのシーバス釣り。
新たな魅力に取り付かれそうな予感がします。
何より、彼の釣りを間近で見れたことも大きな刺激になりました！

新たな埼玉シーバスを求めて、今年の夏はちょっと頑張ってみようかと思います。