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原付の男

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▼ 【グロ･流血】ラルゴ初陣

  • ジャンル:釣行記
　前回、松浦さんと釣行させていただいた時に、ラルゴのプロトを触らせていただきました。
　スタイリッシュな外見と、味付けが気に入り釣具の別府で注文することにしたのです。
　数日後、別府さんから連絡があり発売予定日の翌日に取りに行きました。ラルゴにちょうどいいリールの理想はセルテートのハイギアですが、4万近くもするので、独身とは言え高級リールをポンポン買えるほど経済的な余裕は無く、妥協してルビアスを1万6千円で購入しました。
　1万6千円のルビアスの方が、2年使い込んだイグジストよりもなめらかに巻けたので、いよいよイグジストの死期が近いことを悟りました。
　現在、イグジストは2500番と3000番を保有していますが、2500番が巻けなくなったので、修理に出しました。修理代金が2万を越えるようなら、セルテートのハイギアに買い換えようと思っています。
　リールの性能に糸が巻ることくらいしか望んでないずぼらなので、安いリールを壊れる度に買い換えたほうが経済的ではないかと思い別府さんに相談したところ、ある程度耐久性が無いと安価の物は壊れるのも早いらしいのです。
　ルビアスに3ポンドのフロロラインを巻いてもらい帰宅しました。　　
　家庭の事情で釣りをする時間が2時間ほどしか取れない状況ですが、10時間でもやらない人もいるし1時間でもできる人はやるので、私もできる人になりたいと思いラルゴを片手に出かけました。
　みんなお金と時間は常に不足していて、それでも前に出る人もいます。今持っているものだけで出来ることをしていることが凄くて、なかなかマネできないことです。
　釣り場まで原付で15分です。今まで投げたことが無い場所で、釣れるか釣れないかはやってみれば分かることです。投げる前から釣り手が決めることではないでしょう。
　サンダルでペタペタ歩きながら海辺に近づいている途中に、何もないところでつまずいて転びました。新しいタックルに傷が付いたら、この先メバルを釣りに行くたびに思い出し夜も眠れなくなるので、必死に天高く突き上げます。それと同時に私の体はアスファルトですりおろされ、赤い果汁が吹き出すのです。
　激痛で釣りにならないので帰宅しました。

　

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