17-02-18 いまひとつの土曜日

昨夜 眠れずにイカ釣りに行ったんだろう?

はい、行きました。
朝には用事があったため朝3時から4時半の短時間集中コース。
場所はいつもの小さな地磯。
忘れちゃいけない腕時計
↑クリック↑
ムーンフェイズより導き出した魚の活性を知らせ、釣り人の活性を高める魔道具。
活性マックスで
FISH!FISH!FISH!
と点滅。こりゃ釣りいけでしょ。

釣り場につくとサーフに先行者が1人。
大柄な男だ。
この辺りの釣り人はなぜか皆が蛍光イエローのジャケットを着ている。業務用の。そして竿立てとしてぶっとい塩ビパイプを砂浜にたて、そこにテーブルの脚のようなウッドグリップのぶっとい竿が立ててある。軽量化とは程遠いタックルだが皆それを使っている。彼もまたそんな釣り人のひとりだった。
挨拶だけ交わし地磯へと向かう。
ポイントに到着後さらに先の砂浜にライトが2つ見えた。あれ、釣り人かな。いや…
それぞれのライトと思われたモノはよくみると更に2つに分かれており、その時にケモノの目だとわかった。キツネだ。
夜行性の彼らを前にもこの砂浜で見たことがあった。危害はないだろう

風無し、潮よし。
FISH!FISH!FISH!

この時はまだ釣れる自信があった。


20分、30分、アタリの無い時が過ぎる。
焦ってない。やることはいつもと同じ。
グローのエギにUVライトで蓄光させてフルキャスト。扇状に探ってみる。
今日のエギはメーカーを変えて見た。
何やらジャパニーズクロスを売りにしたものだそうで、確かにきめ細かい繊維。

釣れない。

夜空に吸い込まれて行くグローエギはまるで流れ星みたいだなぁ。

足元にしれっといたりして。いないか。ハハ。ハ

時が過ぎる。

街明かりを背に沖へ向かうタンカーが見えた。それはそれは真っ黒で、四角く、まるで海に浮かぶ要塞に見えた。
止まっているかのように見えるがそれは確かにゆっくりゆっくりと前に航行していた。まるで今の自分に流れる時間のように。

今夜はだめかなとちょっとだけ思った。

その時…
竿先に








流れ星!!

「イ(が釣れますように)」
それはあまりにも一瞬、残酷なほどに。

キャストは続く。

S-Factorも塗った。

時計を見ると4時
FISH!FISH!FISH!
なんだこれは
まったく意味がないじゃない
潮が高くなり、風も出てきた。撤収。

先程の大柄な男はいつの間にかいなくなっていた。ゴミを残して。what!?
ビニール袋、ペットボトル、PEラ…違うね。よくみると彼の着てた蛍光イエロージャケットのほころんだ繊維。はぁ、もうそんなことはどうでもいい。釣り場にゴミを残して行く人は軽蔑する。
もちろん自分だって根掛かりしたりでゴミを水中に残すことはある。でも出来る限りのことはしたいじゃない。

ゴミを拾ってゴミ箱に入れた。

あと30分ある。普段は行かない反対側の桟橋に行こう。
誰もいない。普段は誰かしら釣り糸を垂らしているのに。理由は思いついた。
チャイニーズニューイヤー

先端でキャスト開始、数キャスト目に黒い忍者が追って来た。確かに忍者に見えたんだ。
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足元でフワフワさせるとあっけなく抱いて来た。ちゃっと小さいね。キミ
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桟橋の真ん中あたりでもう一杯。これもリリース。
うん。満足しました。私は満足しました。
言い聞かせるように

地味に終わります。
釣りあるある
釣れないブログほど長くなる

忘れてました
タックルデータ
ロッド シマノバリスティックプロ エギングモデル
リール セドナ2500
ライン 3本編みチープライン
リーダー サンラインエギングリーダー2.5号
エギ デフレエギグロー3号

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