以前ヤフオクで激安ゲットした10セルテート、なぜか自分以外の入札が無くおかしいなぁと思ってたんですが、ダイワ病患者だったことが判明しました。

ダイワ病で有名なのは突然の逆回転ですが、今回の症状はこれ
(写真撮り忘れたので拾い物ですが)

ローターの磨耗によりベールが傾き、ラインの巻きテーパーがおかしくなってしまうというもの。これもどうもダイワに多いらしい。。。

色々調べてみると、ベールアーム側の磨耗とローター本体の磨耗の二種類の原因があるらしく、それぞれ部品交換でどうにかなるそうですが、ローター交換は高いぞぉ＾＾；

あと、恐らくですが、磨耗部品、場所の違いにより順テーパーがきつくなる(ワッシャ追加で解消)、逆テーパーになる(ワッシャを抜いて解消)の両方の症状があるようで。今回の症状はテーパーがきつくなる方です。
ワッシャ追加で調整してみたものの、付属ワッシャ全部入れてやっとちょうどよくなるレベル。そしてそうすると、ドラグが効いたり効かんかったり不安定に。。。ダメだこりゃ。



とりあえずばらして原因究明。


うん、見事に削れてるね。しかもローターの方だ
明らかに楕円？みたいになってる。

交換は高いし論外。ネット検索してるとイグジストのパーツ流用する手もあるそうやけど、今あるもので何とかしたいよね。


ってことで用意したもの。

アロンアルファ、瞬間接着剤用の硬化促進剤(スプレータイプ)、爪楊枝


これで肉盛りしちゃおう作戦です。
樹脂とアロンの接着強度って結構凄いので、いけるんじゃないの？ってことでやってみました。


手順としては
磨耗部を脱脂→やすりで少し表面を荒らす→スプレープライマー一吹き→爪楊枝にアロンをつけてチョンチョン→また一吹き→アロンチョンチョン・・・

こんな感じで元の形状だったであろうところまで盛ってゆきます。
変なところに盛っちゃうと軸がずれちゃうので慎重に。。。


ベールアームを嵌めてガタの具合を見ながら盛って行きますと。。。



こんな感じに～♪
写真はまだ糸巻き直してないからテーパーきつめですが、ワッシャ一枚でいい感じのテーパーになりました

あとはアロンの強度次第。まぁ簡単やからメンテのついでにマメにチェックです♪