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▼ 和歌山親睦釣行 ~前編~
- ジャンル:釣行記
昨年11月。
和歌山県より、同じfimoの頂きを目指して登る一人のヒラ師を見つけた。
和歌山紀北をホームとする一匹狼「yohechi」さんだ。
昨年より、ヒラスズキを狙う際、和歌山県南紀をホームとして来た子羊TOMMY。
和歌山にも熱いソル友が出来たらいいなという思いから、yohechiさんとのやり取りが始まった。
お互いのログやメッセージを通じて仲が深まり、そして先月『是非来月一緒にヒラを狙いに行きましょう!』と相成った。
そんな楽しみな釣行まで10日を切った3月11日。
日本を揺るがしたあの悪夢の地震。
TOMMY達の思いも激しく揺れた。
自問自答の数日間・・・。
恐らくyohechiさんも同じ気持ちだったに違いない。
一度は自粛の空気も流れたが、やはり行きましょうと。
失いかけた笑顔を取り戻しに、元気な奴らから行くべきであると!
和歌山の同志と、大好きな海に会いに行く為、また山を登り始める事に決めた。
19日。
思っていたよりも仕事が長引き、午後8時半に名古屋を出発。
今回はyohechiさんのお宅に厄介になるので、大阪周りで和歌山入り。
午後11時半、yohechiさん宅到着。
初対面からとんでもない時間に伺う事になってしまったのにも関わらず、とても暖かく迎えてくれたyohechiさんとそのご家族。
早速、ビールで乾杯。
言わずもがな、釣り談義に花が咲き、初対面なのに初めて会った気がしないのはfimoの恩恵。
最高の肴をあてに酒が進まない訳がない(笑)。
気付けば午前二時・・・。明朝四時半に出発との事でしばしの仮眠。
四時起床(笑)。
目を真っ赤にさせながらyohechiさんの仕事車(誰がどう見ても釣車(笑))にタックルを積み込む。
当初は中紀のyohechiさんポイントに挑む予定だったのだが、南からの低気圧の張り出しに反応を期待し、南紀に的を絞る事に。
道中、田辺、周参見周辺のポイントも見て回り、波向きや状況から更に的を絞る。
「あそこだな・・・」
向かった先は青物の回遊も見られる、潮岬周辺屈指のポイント。
ウェットスーツを身に纏い、森深い山道を下り磯山を登る。
体も暖まった所で、眼前に広がる青い海と白いサラシ…。
必然と武者震いが沸き起こる。
若干サラシが薄いが、南からのうねりはやはり適度に入っていた。
先行者に話を聞くと、ヒラはさっぱりだが、朝一でメジロが二本出たとの事。メジロが回っているなら水温も申し分ない筈。
やはりポイント選択は間違っていなかったと確信。
早速あいているポイントを陣取り、二手に分かれてAM8:00実釣開始。
まずはリップルポッパーで魚の反応を見る。
沖の払い出し、スリットをしばらく撃って行くが反応なし。
ここでナミノハナらしきベイトが跳ねているのを発見!
ヨレヨレに変えて、レンジを少し下げて足元まで通すと、二回尾鰭が出た!
真っ黒の尾鰭・・・
イエローテールのメジロじゃない!
いる・・・。
しかし一度出たヒラはもう二度と出ない。
数メートル程横に移動し、今度はよさげなポケットにAIMS「Lean」(アルミイワシリップ折れチューン(笑))をキャスト。
波に漂わせ、シモリ付近に差し掛かった所でラインメンディングをしながらタイトにスライドさせる。
『ドパン!』
こちらが驚く程のヘッド&テールで、何と上から押さえ込む様にバイト!
「yohechiさーん!」
無意識に叫んでいた。
磯をヨタヨタと走り、ドラグを締めて魚を寄せる。
数回のエラ洗いの際、一本のフックが外れる感覚!
慌ててよく見ると、アゴ下にフックが一本掛かっているのみ!
「やべぇ…」
足元は海面から切り立っており、波の力を利用してズリ上げるのは困難だ。
もはや一刻の猶予も許されない!
TOMMYは思い切ってドラグをフルロックにし、一気に抜き上げる強行策に打って出た!
「おうらぁぁ!!」
強靱なバッカニアを根元からブチ曲げて、渾身の力で抜き上げた!
磯に横たわるジャスト60cm。

いつ見ても綺麗だ。
駆けつけてくれたyohechiさんが満面の笑みで讃えてくれ、こちらも満面の笑顔で応える。

来てよかった。
久し振りに心の底から笑う事が出来た。
それからもしばし粘ったが、沖に立つメジロのナブラに気を取られてしまい散漫気味(笑)。
yohechiさんの方も反応がなかった様なので、一旦昼休憩がてらいつもの潮岬タワーで昼食を取る。
敬愛する料理長と再会し、今回は「メガ天丼」を食す。

この味とボリュームで800円は格安過ぎ(笑)。
と、ここで料理長の手招きに呼ばれたので行ってみると、SWの“漢磯紫流儀”『赤木光広』さんがいらしており、紹介してくれた。
とてもフランクな方で、その日は大島付近の磯で一本穫って来たのだとか。
さすがだ。
またゆっくりお会いする約束をし、タワーを後にする。
ここから途端に雨が降り出し、風も吹き始めた。
一見よさそうな状況にも思えたが、風波によるまとまりのない海況となってしまったので、一日目はここでロッドオフ。
帰りは阪和道恒例の大渋滞にハマったものの、心は充実感に満ち溢れていた。
後編へ続く
- 2011年3月23日
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