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泉裕文さんソルトルアーセミナー & 半日店長デー

  • ジャンル:日記/一般

 神戸市立平磯海釣り公園主催のイベント、泉裕文さんの「ソルトルアーセミナー」( http://www.umiduri.com/event/2011/result/salt.html  )に参加してきました。その内容を紹介します。




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日時:平成23年7月16日(土)1000~1200
場所:マリンピア神戸さかなの学校 研修室
内容:
1.コアマン・ルアー(パワーブレード〔ブレードベイト〕、アイアンプレート〔バイブレーション〕)の特徴について
 コアマンのルアーは飛距離がよく出るルアー。
 ひと昔前は、一般的にルアーというものはサイズ(シルエット)が大きかったので、あまり飛ばなかった。
 パワーブレード、アイアンプレートはサイズが小さいので(空気抵抗少ないので)、飛距離が出る。
 また、コアマンのルアーはシルエットが小さくスレにくい。


2.バイブレーションとブレードベイトの使い分けについて
(1)バイブレーションは全体がバタバタ震え、波動を生み、アピールが抜群のルアー。ルアーを有効に動かすため、巻きスピードはある程度必要。巻きスピードが出ると浮き上がる動きをするので、「線で引っ張ってきて釣る」ルアー。

(2)ブレードベイトはゆっくりでもブレードが回転し、波動・アピールがある。よって、バイブレーションよりも底をゆっくり引っ張って攻めれるルアー

(3)ナブラ発生時にはバイブレーションとブレードベイトのどちらを使うか?
 ナブラはシーバスにルアーを見せる時間を長めに取って(ゆっくり引いて)バイトチャンスを増やしたいのと、リフト&フォールで食わせたいので、ブレードベイトが有利。
   
(4)デイゲームの大部分は、パワーブレードとアイアンプレートの特性を使って釣ることが可能である。間違いない!


3.ワームの注意点とピンテール・シャッドテールの使い分けについて
(1)ワームの刺し方は大事。まっすぐ刺さないと、水流抵抗で回転したり、偏針して進んだりするのでシーバスに見切られやすい。
 水流でもワームがずれるので、まっすぐ刺さってるか、ときどき確認すべし。また、魚をかけた後は、必ず確認すべし。詳細は「コア!」Vol.3参照。

(2)ピンテール
 ピンテールは、魚がいる場所に投げるとよく釣れるし、ナチュラルな形なのでスレにくい。
 反面、アピール度は低くくて、遠くの魚は寄せれないし、その分サーチには時間がかかる。
 ピンテールは、「そこにいる魚を釣るワーム」

(3)シャッドテール
 シャッドテールは尻尾がプルプル震えてアピールするワーム。但し、アピールが強い分、スレやすい。
 これから夏にかけての濁りがきついときとか、魚の居場所を探すときはシャッドテールが有効。

(4)シャッドテールで引きつけて、ピンテールに換えて喰わせるのも一つの方法。

 


(休憩タイム10分)


3.シーバス・デイゲームについて
(1)ルアーの飛距離
 デイゲームはルアーの飛距離が重要。飛距離が出れば出るほど釣れるチャンスが増える。
 十年前は、シーバスゲームは「夜の釣り」だった。ラインはナイロンを用い、シルエットの大きなルアーを使ってた
 昼間で釣れるようになったのは、PEラインの出現によるところが大きい。細いラインを使用できることにより、飛距離が出るようになった
 夜間は岸際の浅いところ(シャロー)に小魚(ベイト)が寄るので、それを追いかけてきたシーバスが釣れるが、昼間は小魚もシーバスも水深の深い(岸から遠い)場所へ移動してしまう。
 ところが、PEラインの出現・進化で岸から遠い場所へルアーを投入可能となり、昼間でもシーバスを釣ることが可能となった

(2)PEライン
 ラインを細くすると飛距離がでる。ぜひ、細いPEラインを使うべきである。(泉さんは0.4、0.5、0.6を使用。)
 細いPEラインはリーダーとの結束が難しいが、こちらもリーダー材質技術の進歩で昔よりずいぶん改善がなされている。
 リーダーとして使われるフロロは固い。PEとリーダーの結束状態は、リーダーにPEがめり込んでいるような状態だが、リーダーが固いとめり込みにくく、結束強度が低くなる。
 近年、フロロラインメーカーの老舗であるクレハから、強度があるが柔らかいフロロラインが出ているので、こちらをお勧めする。(クレハ・プレミアムマックス)

(3)ルアーの飛距離とボイル発生場所の関係
 シーバスが小魚を追いかけることによって発生するボイルは、ルアーの飛距離より外側で発生していることが多い。
 泉さんの長年の感覚では、時代毎のルアー飛距離に合わせ、外側に移動している。これは、シーバスが頭のいい魚で、毎日飛んでくるルアーを見て学習していることによると思われる。

(4)タックル等
 地方に釣りに行くと、昔ながらのタックル、大きなルアー、太いラインを使用しているアングラーを多く見かける。ルアーの飛距離もそんなに出ていない。そこで最先端シーバステクニック・タックルを持つ泉さんが釣りをすると、その土地に居着きのシーバスが想定しているレンジの外側にルアーを投入できるので、よく釣れる。
 (例として、最近の鳥取遠征時の状況、ルアーマガジンソルト9月号の取材で九州へ遠征した際の内容等が話されたが、本ブログでは割愛。)

 

4.まとめ
 ソルトルアーアングラーは年々増え続けており、釣場のプレッシャーは高まる一方だが、ルアーの飛距離、状況に応じたルアーチョイスにより、釣果を得ることが可能である。


5.質疑応答.
Q1>ジグヘッドの重さの選び方は?
A1>大体の目安として、表層:7g、中層:9g、底:12g。但し、ジグヘッドは軽いほど、喰いが良く、アクションがよくなるので、重くし過ぎてはいけない。
 

Q2>飛距離が重要とのことだが、ロッドの長さはどれ位を勧めるか?また、タチウオのワインド用ロッドでもOKか?
A2>ロッドが長いほど飛距離が出る傾向となるが、体力とのバランスがあり、いくらロッド長くとも振り抜く体力がなければ飛距離は伸びない。
 一般的な男性で9.6ft位が適当かと思われる。また、ロッドアクションは、固めでティップが柔らかいファーストテーパーを勧める。
 タチウオのワインド用ロッドもシーバスフィッシングに使用可能だが、ちょっと短めである。
 

Q3>アウェィへ釣りに行く場合、どういうポイントを狙うか?
A3>シーバスは汽水域を好む魚なので、まずは河口。あと、堤防先端等、流れがありそうなポイント。流れがあるとベイトも流れてきやすい。
 

Q4>底を攻める話をされていたが、コアマンルアーは根がかりしやすいような印象を持っている。対策はないか?
A4>コアマンルアーはフックが特注で刺さりがいいことにもよると思われるが、根本的には対策は無い。根がかりしやすいポイントには価格の安いルアーをまず投げて底の状況を調べてから、本命ルアーを投げてみるのも方法である。
 また、今よりリール巻きスピードを早目にすると(ルアーが浮き上がり傾向になるので)、根がかりが低減すると思われる。
 

Q5>リーダーの太さはどれ位を勧めるか?
A5>リーダーは細い方がルアーの動きが良くなるが、デイゲームは16lb.(4号相当)が基準である。泉さんはシーバスでは状況により8~24lbで使い分ける。(8lb.はワーム用)

 




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 今回も大変参考になる内容でした。
 泉さん、ありがとうございました!
 
 セミナー後の記念撮影。
 北野さん、QPさんにも入っていただきました。




 そして、うちの家族はマリンピア神戸のTOOTH TOOTH PARADISE KITCHEN 
 http://www.toothtooth.com/paradise.html 
で食事の後、
 
  フィッシングマックス垂水店の泉裕文さん半日店長デー( http://fishingmax.co.jp/event/883.html  )に行きました。

 家族用ロッドやらリールやらをいろいろ購入。
 泉さん、ゲストの長谷川さん、平中さん、サポートの波止スターさん他といろんなお話しをして、とても楽しい時間を過ごしました。





(おまけ)
次男たいすけ、コアマンTシャツを着てカッコ付けてますw



 セミナーを主催された平磯海釣り公園スタッフの皆さん、イベントをサポートされた皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
 

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