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▼ モノの生まれる瞬間
最近TULALAスタッフのアングラーと話をしていて、やっぱりそこはブレちゃいけないなって思ったことがあった。そもそもTULALAって非常にニッチというか、マイナーでありアウトローであり、実際に釣り人たちも変わり者が多いのもあって、イメージとコンテンツがそんなに遠くないイメージでリンクしていると思う。
イベントなどでは、僕らはかなりお客さんたちの声に耳を傾ける。「こういうの作ってくださいよ!」とか、「こんなにあったら絶対売れますよ!」とか、そこに他意はなく本当にツララが好きだったり、応援してくれる気持ちなので、全くもって僕たちもそこに対して否定的な思いはないのだけれど、そうではないのがツララの魅力でもあるし、ブレてはいけないところでもある。それはどこか。
Photo: by S.Futagami for TULALA
ツララの竿の中には、売れそうだからとか、誰もまだやってないから、みたいな隙間を狙って開発がスタートするところが先ずない。冗談まじりに、仲間内で「売れそ〜」とかっていうやり取りはもちろんあるけど、そこには愛情も込めて、「誰が買うんだろうね?」みたいな、売れなそう〜みたいなやり取りの方が圧倒的に多い(笑)誤解して欲しくないのはそこのマイノリティを狙っているのではなくて、TULALAが考えているのは、"その釣り人の欲しい竿"なんだと思う。
もちろんメーカーに対する恩返しの意味も込めて、ロッドは売れてこそ評価されるものかもしれない。だけど、そこをメインで行くのならばTULALAじゃなくていいよね?っていう話になってくる。矛盾したように聞こえるので表現が難しいのだけれど、仮に「売れないかもしれない竿」、要するにニーズがそんなに高くないと思われる竿であっても作れるのがTULALAの面白さでもあり(そしてダメなとこ??)、そしてあくまで「良いもの」を作ろうと思う部分は他メーカーさんと変わらない。どのメーカーさんも良いものを作ろうとしているかは、悲しいことに度々疑問視されるところではあるけど、少なくとも我々はは、ね。
その結果、TULALAはこの数年でモデル数も増えて、外から見ると乱立や迷走なんで言葉を聞くこともあったのだけど、それぞれのアングラーがいて、そこから「欲しい竿」、「必要な竿」と枝分かれすると考えたら、必然のようにも感じる。しかしファストファッション的なプロダクトではないので、例えば長い間温められたハーモニクスにしてもそうで、この前イベントで一緒だった工藤さんは、実はまだ世に送り出したロッドは89の1本だ。そう考えたら決して手を抜いたスピード勝負ではないのが分かってもらえると思う。
ここのところ、様々なイベントに顔をだすようになって、いろいろな話をしているうちに考えていたことを駄文ですが書いて残しておこうと思いました。
ようやくアルバーノちゃんもデビューを迎えるということで、予約しました!的な連絡やSNSコメントなど多く頂く様になりました。なので、次にイベントで会ったら、一体皆様それで何を釣るのか今度は教えてください(笑)
Shota Jenkins Konno・・・・・・・今野ショータ。約7年間イギリスに暮らし、2011年に帰国。ヨーロッパでの経験を生かし、ライター業、通訳アテンド業の傍ら、世界中でクリエイティブワークやファッションの探求をしながら釣り歩く。幼い頃から魚採りに明け暮れ、成長と共に網が竿に変わっただけのフィッシングピーターパン。ネギとタマネギが食べられない。焼きそばはペヤング派。
- 2016年1月27日
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