ちょっと仮眠するつもりが寝過ごして起きたのは午前2時半。
急いで準備して自転車で芝浦へ。ちょうど満潮になる夜明けまでの1時間勝負。

先ずストラクチャとブレイクが絡む足場の良い小場所から。
ブレイクを斜めに横断するようにペンシルベイトを引き、足元でダイブさせた瞬間にひったくるようにフッコがヒット。
落ち着いて追い合わせを入れたつもりだったが3秒ほどでフックオフ。
どうせなら水面を突き破って食って欲しかったが、とりあえず今日も魚が食ってくれたのでひと安心。
しかしその後は風が吹き始めて反応がなくなる。
少しでもさざ波立ってくると食いが悪くなる。違うペンシルやポッパーも試したが成果は出ない。これをどう乗り越えるかが当面の課題。
水面下を狙えばどうにかなるのかもしれないが、自分にその技量はないし、やっぱり水面で食わせたい。

時間がないので場所移動。いつものシャローへ。
幸いにも風は弱く水面は穏やか。1投目、スト際を通すとダイブ中に引き込むような感じでフッコがヒット。
しかし絵に描いたようなエラ洗い一発でフックオフ。根を気にして強引に浮かせたので仕方がないか。
今度は別のストラクチャの際を通すが反応なく、次にそこから少し沖のブレイクを通すと綺麗な水柱を立ててセイゴがヒット。

せっかく釣れてくれたので１枚だけ撮影。しかしライトで照らす手間を惜しんだせいでピンボケに...
前日、セイゴを素早くランディングしたせいで陸上で跳ね回ってしまい魚体を傷めてしまったので、今回は少々走らせてからランディング。それでも元気に跳ねて少し傷がついてしまった。
水際に立てる場所では水面で顎を掴むのが理想だと思うが、前日それでフックを刺したトラウマもあって、グリップで掴もうと試みるのだが小さいセイゴの顎を捉えるのが結構難しい。
ロッドに少々負荷は掛かるが抜き上げて空中でぶらぶらさせながらグリップで顎を掴むのがベターなのかも。
たかがセイゴ、されどセイゴ。若く未来のあるセイゴのダメージを少しでも減らしたいという気持ちはあるが、案外難しい。

その後、やや沖目からブレイクを横切るコースで3回ミスバイト。特に最後は薄明るくなってきた中で目の前で水柱を上げる派手なバイトだったが、ペンシルが宙に舞ってそれっきり。
その直後には、ルアーの着水に驚いて勢いよく逃げたハクっぽい魚に雷魚並みのすごい捕食音でシーバスがアタック。慌ててペンシルを投げたが相手にされなかった。
それから少し粘ってみたが、すっかり空が明るくなり反応もなくなったので終了。

釣りは楽しいが所詮は未熟者。クリアすべき課題は多い。魚が相手をしてくれるうちに、少しでも新しい何かを掴めるといいなと思う。