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小川健太郎釣りペイジ


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訂正のお知らせと、詳しい経緯の一歩手前まで。小川編

  • ジャンル:日記/一般
  • (常吉)
※12月22日、こちらの強い要望で下記にある表明文は取り下げさせていただきました。
 後日、ソフトな内容で訂正させていただきますが、
 記載されていた行為、スタンスの会社側の認識に誤りはございません、とのことです。
 日が浅いので、こんなことしかできませんが、ご容赦下さい。


株式会社常吉の表明文ですが、
初日の深夜にブラウザごとの表示がおかしいことに気づき、
翌朝にズレた空白部の訂正を入れていただきました。
すると、なんと!
字間行間が詰まって、会社側の強い表明とワタクシのソフトな挨拶が均一化され、
全体がワタクシの攻撃的挨拶一色みたいに!!

夕方、呉さんからゲラゲラ爆笑しながらの電話いただきました。
「ここ十年みた人間の中で一番悪人の文章や(笑)」

確かに。返す言葉もありません。

もう直ってます。お騒がせいたしました。
本来は会社側でお二人の弁護士さん達にお手伝いいただいて考えられた、強い社内文章が前後にあって、
その間にワタクシのご挨拶が挟まっています。
その行間がつまって、囲みもないので
まるでワタクシが村上氏を攻撃しているような格好でした。

個人的には誰も攻撃する気は毛頭ございませんのでご了承下さい。



ー経緯(小川)ー

そもそも村上氏にもオーナー氏にも、ツネキチのファンの皆様にも、
本当に多大なる恩がありました。
お二人との出会い等は省略します。
まず、DVD『アカメへの挑戦』の、ドラマティックな成功のおかげで
経済的に一番苦しかった時期に評価があがり、今のワタクシがあります。
トークショーでも、撮影係としても、ひたすらお世話になりました。
いろんなことを教わりました。
そのお世話になった両者の争い、みたいなところは見たくなかったのです。
もっと見たくなかったのがツネキチのルアーを失うお客様。
自分も愛用ルアーが消えて悲しんだ経験が多々ありますし、
アングラーなら誰でもあるかと思いますので、建前でもなんでもないです。

ある日、弁護士事務所に呼ばれた我々関係者は、オーナー氏より
先月村上さんが無断で辞めてた、という説明を受けました。
そのとき、「そんな揉めるんやったら、買いましょか?」
と言ったのが今回のきっかけです。

ワタクシが会社を買えば、何年後かに村上氏が帰って来るかもしれない。
その可能性は高い、と思って進めていただいたのです。
当然金額は高いのですが、一括でもないし、村上氏なしでの会社ですから
それなりに価値としては下がっています。
これを双方に筋を通して動かせるとしたら、
果ては買える、という経済的可能性まで込めば
順番的にワタクシしか残らない、という判断です。

もちろんエクストリーム(TULALA)は全員大反対しました。
しかしながら、長年お世話になっていたufmウエダの件で、ショックを受けたばかりの身。
これ以上失うくらいなら、やれるヤツが懸命に頑張ったほうがいいに決まってます。
金型まで考えれば、買えない額でもないんです。

動機なんてそんだけです。
が、まあ、釣り人ですから。そんだけの動機で十分でしょう。

で、購入は弁護士から、ということで、交渉の事前調査をしている最中。

オーナーサイドからストップが掛かりました。

「こっち(会社)が完全に被害者になる重大な事案が発生してしまった」とのこと。
無理な売買をせずとも、運営を続けられる、という判断が生じた模様です。
そこはまだ触れないラインらしいですが、購入、復帰はあきらめる形になりました。
すぐ翌日あたり、村上氏から「退任しました」という連絡があった人が現れはじめました。

残ったのは何もまだ発表していない会社、一旦でも手を挙げたワタクシ。
そのままにしておくと、かならず焦った小売店様の返品やセールが勃発します。
そこから競争が起きると雪崩も起きます。
結局ルアーはなくなる、と判断し、ピンチヒッターを名乗り出た格好です。

やらされてる、とか想像でモノを言う人はたくさん居ると思います。
こっちにしかわからない世界だとも思います。
買う段階から断る場面を何回も用意していただきました。

別に結果として買えなかったわけですし、何の努力もしてません。
自分が、この会社のオーナーを好きで、村上さんを好きで、ファンが好きで
ルアーを失いたくないだけで、勝手にやっておるだけ、です。

生活、ならともかく、『生き方』に経済など関係ないです。人が一番。モノが二番。
金だと思うならその金で常吉のルアーを作ってみたらいいと思います。絶対無理です。
人も雇ってみたらいいです。絶対無理です。

その人にしか生み出せないモノがあり、そこがどれほど重要か。
お金持ってる人はみんな知ってます。
その、アートである釣具を3日でも1年でも経済の波から守る、という自分の信念のために
この一見不利益な役を引き受けました次第です。

もちろん双方のこじれにより、村上氏が帰ってくる場ではなくなっているのが現状ですので、
無理にご理解いただかなくて結構です。

ですが、別の例でTULALAの竿はみんなそれぞれ担当の人間の想い、目標のために作って
その場を提供してそれぞれうまくやってくれています。
動機は人助けですよね。
きっとそういう場を作り続ける、ということが
自分じゃないとできないことだ、と事故〜地震以来全ての出来事に思っています。
決して不利益だけではない何か、が必ずある、と信じています。

助けられなきゃ助けてもらえないし、助けてもらったら助ける。
ものすごくあたりまえのことじゃないか、と思うわけです。
この国において、生まれたその瞬間から、誰も助けない人生はありませんし、全く助けられない人生もありません。

粛々と、人を助け、モノを助け続け、そういう方法で
勝手に前に進み続けますので、興味ない人はほっといて下さい。
それでもそういう場になれば助けますけど。
生まれた時からカトリックですから、まあ、あきらめて下さい。

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