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NL-Ⅰの設計

初めまして、デザイングループのマツケンです。

今回は、お仕事の延長線で飛距離の話。

今シーバスが釣れ盛っているフェイクベイツNL-Ⅰの隠された設計についてボヤイていきたいと思います。

設計についても色々な要素がありますが・・・。飛距離

SWでは特に重要視され皆さん気になる要素かと思います。

各社それぞれ工夫をこなし○○重心移動やらXX飛行安定性やら搭載している分けですが、それだけで飛ぶわけではないのです・・・。

でNL-Ⅰですがいわゆるリップレスと言われるカテゴリー、バスプラグのダーターとかもこの分類です。

なんでこのルアー飛ぶの?リップレスだからだよ・・・。リップ無いから飛ぶよね・・・。

まあまあ正解。

空気中を移動(飛ぶ)するルアーの飛距離は、飛行機や自動車の最高速や効率を求めるなら前面投影面積を減少させることが重要と似ています。

前面投影面積だけを減らせば良いという訳ではなく、そこにはルアーの他の要素も関係してきますので一概には言えません。

が、しかしながら前面投影面積が少なく、比重が重めの物はおおよそ良く飛びます。

下図はフェイクベイツ130FとNL- Ⅰを比較したもの。 


赤い枠が水平に飛んだとした時の前面投影面積です。ちなみに測ってみるとF130で423.466058、NL- Ⅰで250.136634でした。

F130はリップを除いた青のライン上で測っても282.8844107。

この二つはF130の方がボディー寸で5㎜ほど長いですがスペック上同重量18gです。

二つのもう一つの違いは比重。

全体体積に対する重量からくる比重差がありNL- Ⅰの方が比重が高い。F130はフローティング、NL-Ⅰはデッドスローフローティング。

そう、乱暴な言い方をすると前面投影面積が少なく、比重が高い物が良く飛ぶこととなります。

極端な例はメタルジグ、同じ理屈でシンペンなどがこれに当たります。

顔が厳つい、ハコフグみたいだ、横からは細身に見えるけど上から見るとツチノコ?・・・。

一部で散々言われていますが実はそこまで考えた上での設計なのです。あんまり書くとほんとのボヤキになりそうなのでこのあたりにしときます。

次回があれば単純に比重を上げるだけでは成り立たない・・・とかボヤキます。 

NL-Ⅰよく飛びますねありがたい話です・・・。


<オススメ情報>
Mariaフィッシングマイスターであり、数々のヒットルアーの開発に携わった“上嶋一人”が、Mariaフィッシングマイスターレポートで、三浦の磯ヒラについて語っています!ぜひご覧下さい

http://www.yamaria.co.jp/maria/mariauseful/meisterreport/meisterreport5/tabid/846/Default.aspx


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