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▼ 15'純淡水域川鱸 ”最終章を目前に…”
- ジャンル:釣行記
ランカーと自分達的スズキサイズの二本獲りに始まった9月の海から約〜150km上流の完全淡水域の清流鱸ゲーム。
そんな9月も中旬には台風18号に絡んだ大雨によって今季一番の増水。
その後も安定しない天候によって再び水位が上昇傾向になる中、高水位をキープし続ける大河でなんとか本命を掴む事が出来た。
その反面チャンスを逃すまいと暴走的な空回り釣行にロストワールドに迷い込むなど、相変わらず一筋縄ではいかなかった純淡水域川鱸遊戯…
ようやくここ数日の安定した天候によって高かった水位も徐々に下がってきた。
そして気付けば9月も下旬。
後数日もすれば純淡水域では最終章となる10月。
泣いても笑っても残り約一ヶ月となった”2015年純淡水域川鱸遊戯”…
最終章を目前に水位的に狙うは平水〜増水時の荒瀬ポイントとなるのだが自分の激務中に通った釣友の情報によると全くの”無”という情報。
日勤だった自分も勿論、仕事帰りの川残業を続けるが、自分も何一つ反応を得る事は無かった…
”魚はもう抜けてしまったのか…?”
そんな状況の中、釣友との情報交換で大増水後には必ず地形変化に絡んだ良い流れが出来る一つの砂礫系ポイントの話になった。
「今回の増水で間違い無くあの流れと地形になってるよね…」
「それじゃ調査してくるよ!」
と釣友の調査に期待をするもののシルバーウィークの真っ只中ということもあってか釣友も上手く身動きが取れず結局調査には向かえず…
そんな訳で激務後だが休日前ということで自分が狙いの砂礫系ポイントへ調査に向かう。
世間一般的な連休最終日の遅い時間とあってか街中を走る車も疎らだ…
そしてポイントに到着し急いで用意を済ませ増水によって荒れた藪を漕ぎながら狙いの筋へ入る。
薄らと月明かりに照らされ遠目に見える闇の水面は大増水の影響で予想通りの良い流れ。
逸る気持ちに急いで筋を越えようとするが、平水位より強い流れと砂礫に埋まり思った以上に前には進めない…
撃ちたい流れに少し遠いが、その立ち位置からミノーをアップクロスのフルキャストで撃ち込んで行く。
そして、開始から十投位した頃だろうか。
立ち位置も変えられず一点集中的な攻めになってしまう為、次の移動先を考えながら流していたミノーがいきなり”カーンッ”と鋭い金属系バイトで引ったくられた。
”やっぱり居たか!”
それなりの強い流れに同調しテンションを感じながら下流に下って行った相手は図太い流れの中で"バシャッ”と一度水面を割る。
その後、鰓洗いは一切無しで強い突っ込みと走りを繰り返し徐々に距離を縮めながら自分も下流へと追い掛けていくようなファイト。
足元が砂礫に埋まり敏速に動けない状況だが、転倒に注意し自分は岸寄りに後退し図太い流れから相手を引き離して行く。
シャローに寄って来た相手はここでようやく”ゴババババーッ”と頭だけを出す激しい鰓洗いを連発。
ガッチリ掛かっている事を確認しそのまま鰓洗いを利用して堆積した砂礫の上にズリ上げランディング。
小顔の格好良い魚体。
美しい乳白色の腹部
78cm、4.2kgの自分達的スズキサイズ。
清流鱸らしい砲弾型の美しいシルエット。
太めのナイスコンディション。
じっくり蘇生し大河の流れに消えて行った。
立ち位置に戻り欲を出して再び攻め続けるが喰ってきたのは”好敵手”…
レギュラーサイズのニゴイ。
その後も攻め続けるが流石に反応は得られず…
仕事帰りということで空腹と再び出直す予定の早暁釣行の事を考えて一旦納竿。
帰宅し仮眠程度の睡眠をとり再び大河を目指す…
数日前、いつの間にか痛めてしまった背中と睡眠不足もあって正直体調も完璧では無いのだが”何か”が自分を突き動かす…
早暁での狙いは釣友共に数日間は反応を得ていない平水〜増水時の荒瀬ポイント。
ポイントに到着し先程の釣行で濡れたギア類を再び装着。
時期的&この水況に本命が居ない筈が無いと信じて狙いの流れを目指して荒瀬の中を突き進む…
水位は平水よりも若干高めの為、狙いの流れのピンは数カ所。
まずは実績の高い立ち位置からミノーを撃ち込んでの一流し目。
”コンッ”
小さいバイトに”ドキッ”としながらも水面を割って吹っ飛んで来たのは再び”好敵手”…
やはり本命は留守なのか…
其処へ再び数回撃ち込むものの反応は無い為に更に沖へ出て次の狙いのピンへ。
そして空と川の色が美しく変わりゆく最高の時間。
流れがぶつかり合うその頂点に完全ダウンでミノーを撃ち込み、ロッドアクションのみで立ち上げ2ジャークして食わせの抜きを作った瞬間に”ドスンッ”と引ったくり系の重いバイト。
直後にロッドが絞り込まれると相手はドラグを唸らせ一気に下流に突っ走る。
数週間前に同エリアで謎の大型魚に突っ走られラインブレイクした事が直様脳裏に浮かぶ…
ラインブレイクした魚に比べそこまで強烈な引きでは無く、掛けた場所もオープンな場所だが、大型は間違い無いという手応えに一旦はその場で走りに耐えていると苦しくなった相手は下流の沖で激しい鰓洗いを一発。
水位的にまだ高い為、下流に下るのは危険と判断し岸際のシャローで相手をランディングしようと考え図太く砕けた流れの中をじっくり相手をリフトするように寄せに入りながら自分も岸際に向かって横方向に移動し相手との距離を詰める。
そして図太い流れから相手を引きずり出し自分もランディングを考えていたシャロー帯に入るが、そこから再び相手はドラグを唸らせ走りを繰り返しロッドを立てる度に激しい鰓洗いを繰り返す。
最後まで気が抜けない状況に焦らず柔軟に相手を去なしランディングのタイミングを伺いながら最後のファイトを征し、立ち膝姿勢で押さえ込むようにグリップランディング。
今季一番、最高のファイター。
部厚い唇を掴んだ…
鰭の切れ、傷一つ無い流線型完璧ボディの純淡水域川鱸。
今季最大の85cm、5.1kgのランカーサイズ。
これぞ”最高の瞬間”…
この感動、何度味わっても最高だ…
しっかり蘇生し大河の流れにゆっくり帰って行った…
そして一気に夜が明けてくる。
赤く染まる荒瀬を再び攻めていると一回”カンッ”と本命らしい鋭いショートバイトを感じるが一瞬重みが乗ってしまい次の反応を得る事が出来なかった。
直後に目の前の砕けた流れの中で”バシュッ”とフッコか虎柄がボイルをするが獲る事は出来ず。
そして納得の納竿。
一旦出直しの釣行だったが一晩で納得の二本獲り。
最終章を目前としたこの時期にサイズ&ウェイト共に今季一番良い釣りとなった。
ログを書きながら勲章を見て余韻に浸る…
そして天候は再びの雨模様。
冷たい雨にフィールドがどのように動くのだろうか。
最終章が間近に迫ったこの時期の悩みは毎年変わらない…
- 2015年9月24日
- コメント(4)
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fimoニュース
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