三月もそろそろ終わり。

子供達は新学年を迎える前の春休み。
息子は歳的に放置でも問題無いが、娘はまだ小学校の低学年なので放置して大河釣行という訳にはいかない…
そんな訳で折角の平日休みもこの時期は基本休釣日。

そんな日が続く中、少ないチャンスが訪れたので久しぶりに大河へ向かう…


日に日に新緑に染まって行く…


許された時間は二時間程なので先日、自己記録サイズの”大虎”を獲ったポイントに入る。

昨晩は今年初といった感じの不安定な天候に、関東地方は所々で激しい雷雨となり、都内では大粒の雹も降った。
こちらもそれなりの降雨があったので大河も若干だが増水傾向。

といっても減水期ということで平水になった程度。
濁りも殆ど無い。

大虎を獲った筋をジャークベイト〜ジグヘッドとローテーションして流すが反応は無い。

更に突き進み次の狙いの筋へ。

ジグヘッドをアップクロスで撃って転がすと”クンッ”と直ぐにバイト。
合わせた途端に水面を割ったのは４０サイズの”虎柄”

流れに乗って良い引き味を堪能させてくれたが”対川鱸タックル”なので４０サイズは瞬殺ランディング。


コンディションの良い４０サイズの”虎柄”


産卵を意識した個体。

同様の筋で追加を狙うが次の反応は得られず、そのまま下流に向かって釣り下っていく。

反転流と淵が絡んだポイントをジグヘッドでスローに誘っていると”プンッ”と僅かに感じる生命感。
合わせを入れても乗らなかった相手を狙って再び同様の流しで攻めると”コッ”と小さいバイトに反射的に合わせが入る。

乗った重みと其処から動かないようなストッピングパワーは紛れも無く”大虎クラス”の引き味。
そして動き出した相手は”ギューンッ”と鋭い突っ込みと走りを繰り返す。
下から涌き上がる反転流の流れの中でもんどりうった魚体はやはり太めの大虎クラス。
しかし、その格好良い魚体が見えた直後に”プンッ”とフックアウト…
どうやら掛かりが悪かったようだ。
今季は既に三本の”大虎”を獲っているので精神的に余裕があるというものの流石に悔しかった。

その後も追加を狙うが何も無い時間が過ぎていく…

再び釣り上がって行きジグヘッドの転がしで”グンッ”とバイト。
合わせた直後のダッシュの次は”ドバシャッ”と尾鰭で水面を割るファイト。


相手は”好敵手”のニゴイ。


追い星が春を感じさせる…

その後は追加も無くタイムアウトとなり納竿。

隙を見ながらの短時間釣行だったが、楽しませてくれた大河に感謝。