夜勤の休憩中、気になっていた河川情報を見る…
やはり先日の雨により若干水位が上がったようだ。

近場のバンクポイントにて夜勤明け川残業決定…

ポイントに到着するとそこには川を知り尽くした本業？の方々が…
停まっているその方々の軽バンの後部室内にはジャンルを問わない無数の竿とリール、そして投網や四つ手網をはじめとする捕獲道具類の数々…
そしてその他にも虎柄狙いと思われるバサーが数名…

この近辺で出逢う虎柄狙いのバサーは相変わらず川を熟知していないようで、狙っているポイント＆流し方が？？な方々が多い…

そんな訳で自分的一級ポイントが空いていた為、一声掛けさせて頂きポイントへ入る。

軽い増水＆濁りにより先日よりも更に、ニゴイ、マルタをメインに様々な魚が遡上してきている。

そして増水して少し激しさが増した瀬の脇には先日より明らかに大きい”稚鮎ボール”が…

その瀬に撃ち込んだソフトルアーが着水と同時に引ったくられる…


今回も口の中には大量の稚鮎が入っている。
その後はほとんど休む間もなく瀬を撃ち、ドリフトさせることで連続８本の虎柄が相手にしてくれた。

その後もニゴイ、マルタ、マゴイ、ヘラブナと…
すべてソフトルアー、ヘラまでガッチリ口にフッキング…？


その後、ミノーで虎柄を２本追加。


そしていつの間にかバサー二名が隣に立ち自分の撃っていた瀬に向かってキャストを始めていた…
もちろん魚からの反応は無い…
釣りきってしまったのもあるだろうが、ただ同じポイントに投げれば釣れるもんじゃないということに”完全止水域遊戯”のバサーは気付いただろうか…？

その後、バサーのキャストの合間に、そのポイントから１本の”上がり虎”を釣って納竿した…

全く釣れていないと人が釣れているポイントに投げてきたくなるのが釣り人の性なのだろうか…？

そうだとしたら自分は”釣人”では無い…
多分”狩人”だろう…

そして本職？と思われる熟年の方々には釣ったマゴイ、マルタ、ヘラブナ、虎柄を数匹”上納品”として差し上げた。

彼らは自分が生まれる前の川の様子も知っている。
そして川に関するタイムリーな情報を教えてくれる…

そして差し上げた虎柄の口の中の稚鮎を見せると、彼らは直ぐさま”四つ手網”をセットし狙いの場所に沈めた…

川を知り尽くした彼らこそまさに”狩人”だと思った瞬間だった…