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17'純淡水域川鱸 ”始まりの清流鱸…”

  • ジャンル:釣行記
先日の35℃超えに引き続き本日も34℃超えと五月とは思えない猛暑が続く日本一暑い街。

前日の激務を終えてからの深夜〜早朝の川鱸〜櫻鱒狙いの大河釣行疲れと睡眠不足を解消する為にデイの虎柄狙いや薔薇鱮遊戯は休んで自宅でゆっくりしようとしていると職場からヘルプの電話。
そんな訳で急遽休日出勤となり早暁大河から帰宅後に急いで会社へ向かう。
結局、疲れを癒すどころか更に疲れて休日出勤を終え帰宅すると泥のように眠りについた…

目覚めると丁度夕食の時間となっており家族団欒後は入浴を済ませ娘と一緒にベッドイン。
しかし帰宅後の睡眠で体内時計の狂った体で再び眠れる訳も無く、気付けば今季初の清流鱸を掴む為に愛機に乗り込み大河へ向かっていた…


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静まり返った深夜の街並を抜け…

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降雨の無い乾いた大河の河川敷を砂埃を舞い上げながら走り抜けポイントを目指す…

昨晩の釣行で時間的に入れなかった瀬絡みのポイントへ。
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絞り込まれた流れからの開きに起伏の有る砂泥系ボトムのシャローが所々に絡んだ平水位〜多少の増水時に実績のあるポイント。

過去の経験から季節外れの暑さの影響を考え、時期&水況的に出るなら昨晩の荒瀬かこちらの瀬絡みだろうとチャンスを狙っていた。
朝の放水から約20cm程の増水、そして夜に掛けて平水位に落ちるパターンを繰り返し程よい濁りと水温上昇が続いている数日間。

先発は一軍のシャローランナー。
一投目は絞り込まれた流れの上流側にクロスで撃ち込み流し込んでからリトリーブしてくるオーソドックスな攻め。
立ち込みの体に感じる水温&流速とシャローランナー〜ライン〜ロッドへと伝達されて伝わる水中の情報に悪い感じは無い。
むしろ今夜こそは出逢えるんじゃないかと攻めながら胸が高鳴る一投目は反応無し…

そして次の二投目は若干下流側にポジションを移しアップクロスで流れの変化が目視で確認出来る瀬頭のピンを撃つ。
狙いの着水点に入ったシャローランナーを立ち上げた途端”ドゥンッ”と明確な鋭い反転バイトと同時に重みが乗った。

”良しっ、本命だ!”

このシチュエーションと乗った重みと鋭い反転バイトに相手は確実に本命だろうと直ぐに感じとりファイト開始。
清流鱸らしく流れに乗って下流側に突っ走った後は長めのストーロークの鰓荒いで水面が激しく割れる。
その後は時折ドラグを唸らせながら走りと突っ込みを繰り返す相手に良型の期待が高まる中、ヘッドライトで照らし出して見るとようやく目の前に姿を表した
サイズは悪くは無いが驚く程の大きさでも無い。
引き味の強さは上顎〜頭頂部にフッキングした外掛かりのおかげのようだ。
その後はじっくりと寄せに入りグリップランディング。

今年も目の前に降臨。

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純淡水域川鱸…
今季は5月中に獲る事が出来た…

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ジャスト70cmの自分達的スズキサイズ。
シーズン走りの細身な個体。

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毎年一発目はサイズ問わずに舐め回すように見入る…

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手早くお決まりのセルフブツ持ち。
今年もこの流域に常に存在する魚達には無い”ザラッ”とした独特の鱗の感触を感じる事が出来た。

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そして直に蘇生を始める。”

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すると元気に大河の流れの中へと消えて行った…

この一本で納得はしたものの大河に到着してまだ二投だけ。
再び狙いのポジションまで差し込み攻めて行く。
同様のシャローランナーにてキャスト距離、撃ち込み角度の調整をしながら瀬の流れの変化を万遍なく攻めていると再び”ドゥンッ”と明確な反転バイトと同時にロッドが絞り込まれた。

”良しっ、まだ居た!”

直後にドラグを唸らせながらの沖に向かってファーストラン。
感じる引き味からして先程同様のサイズ。
沖側での”ガババババーッ”と激しい鰓荒い連発に水面が割れまくる。
開幕連打という状況と闇の中のこの光景にアドレナリンは既に全開といった状況。
例年ならシーズン一本目の魚はバレる事が不安になったり、焦りながらのやり取りになりがちだが、先程の一本目といい何故か今夜は全くバレる気がしない強気のやり取りが出来ている。
じっくり寄せて来たところで冠水ブッシュ内を暴れる回る相手を去なしてグリップランディング。

嬉しい同ポイントでの開幕二連打。

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再び同サイズの本命。

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71cmの自分達的スズキサイズ。
先程の魚よりも太めのしっかりした体つきはこの時期での標準体型。

撮影直後に首を振ったタイミングで口からベイトを吐き出した。
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吐き出したのは未消化である15〜20cmの瀕死状態のカマツカ。
食べた直後だったのだろう。

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闇夜に鈍く輝く美しい銀鱗。

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淡水最強の清流鱸はいつみても格好良い…

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再びじっくりと蘇生。
夏の高水温と違い復活は早い。

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元気に大河の流れを遡って行く姿に”ありがとう…”と一言。

まだ可能性があるのではと再び狙いのポジションに戻り再開するが反応の無い時間が過ぎて行く。

”流石に打ち止めか…”

そう思いながらダウンクロスで攻めてから納竿しようと釣り上がれる限界点まで上がってシャローランナーを撃ち込みロッドアクションで立ち上げた直後に”カーンッ”と鋭いバイトで引っ手繰られた。

”マジかっ!”

脅威の開幕三連打に興奮MAXといった状況だったが、沖に走った直後の鰓荒いにシャローランナーを吹っ飛ばされた…
バレる気無しの強気の釣りだったが、やはりバレる時はバレる…

その後もこの高反応に攻め続けるが獲りきったのか反応も途絶えたので納得の納竿。
海から遥か上流完全淡水域の開幕戦としては十分すぎるゲームとなった。

ようやく自分の前に姿を現した本命”純淡水域川鱸”。
この水域から気配が消え行く晩秋まで大きな生活の変化でも無い限り今年も追い続ける事になるだろう。

感動の出逢いを求めて…

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