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15'純淡水域川鱸 ”増水前の荒瀬…”

  • ジャンル:釣行記
前日の増水も落ち着いた夕刻に、自分と休日が合う日が最後の釣友と深夜〜早朝の大河への釣行約束。
平水位に戻った大河の減水〜平水ポイントを前日予定していたように数カ所攻めの作戦を立てる。

天気予報では前日よりも安定した天候と言われていたが、実際は再び不安定な天候により上流の山沿いでは激しい雷雨。
確実に増水すると思われる降雨に再びポイントの選択肢が狭まりそうな状況の中、釣友と落ち合い大河へ向かう。

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前日の雷雨による水溜りの泥水を撒き散らし河川敷を突き進む…

日本一の流域面積を持つ大河だが、上流の降雨と複数の支流、そして堰の調整によって驚く程のスピードで水位が上昇してくる。
そんな訳で増水してくるであろうタイミングを考えながら、車内で急な増水によるリスクが無いポイントを二人でリストアップし、其処へ入る順番も決めていく。

そして、最初に入ったのはサンドバー絡みの砂礫系ポイント。
数年前はそれなりの実績ポイントだったが、一昨年位から大陸系巨大魚と虎柄以外は姿を拝んでいないポイント。
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そんな訳で期待はしていなかったポイントだが思った通りの無反応。
直ぐに見切りを付けて次のポイントへ移動。

移動の最中に雨量レーダーとテレメーターを見ると既に水位の上昇が始まっている状況。
残された時間が少ない減水〜平水ポイントに到着し急いで狙いの筋を目指す。

次は減水〜平水に実績のある荒瀬系のポイント。
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上流側にも一カ所良い流れのピンが有る為に釣友と二手に分かれてポイントを攻める。
下流側の荒瀬に入った自分はミノーによるダウンクロスの攻め。

開始早々に瀬の払い出し付近を泳がせていたミノーに”カンッ”と鋭いショートバイト。
明らかにニゴイでは無いバイトだが、ここ数日騙され続けている”米鯰”の可能性も否定出来ない…

再びの流しに同位置を泳がせていたミノーが予想通りに”ゴンッ”と引ったくられたが、乗った直後に水面が割れ同時にフックアウト…
感じ的に”本命”か”米鯰”といった感じだったが、ここ数日同様の少ないチャンスの逃しに再び意気傷心する…

次は無いだろうと思いながらも若干アプローチを変えながら引き続き荒瀬を攻めて行く。

先程、反応があった位置とほぼ同じと思われる周辺をロッドアクションのみで泳がせていたミノーが再び”ドンッ”と引ったくられた。

重みが乗った直後に荒瀬の中で派手な水飛沫が上がり、掛かった相手は鰓洗いを繰り返し水面を割って暴れまくる。
相手は確実に本命”純淡水域川鱸”
荒瀬の中で立ち位置まで魚を寄せて来るのは困難な為、自分も急いで下流に下りながら応戦。
寄せて来た所で横っ飛びの鰓洗いを利用して砂礫エリアにてグリップランディング。

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今夜は獲れた…

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細身の魚体だが立った背鰭が荒瀬最強を物語る…

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直後に釣友が駆けつけブツ持ち写真。
セルフに比べると本当に楽だ…

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ここ数日間、逃し続けていただけに感無量…

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釣友と綺麗な水の中に佇む美しい魚体を眺めながら一本について語り合う。
殆ど蘇生要らずで大河の流れを上って行くように消えて行った。

気付けば釣友との話に夢中になりサイズ測定を忘れてしまった…
自分達的スズキサイズに届かない良型フッコといったサイズだったが、美しい銀鱗の良い魚だった。

上流を攻めていた釣友は魚種不明のバイトが一度だけあったということで、お互いにポイントを入れ替えて攻めるが反応は得られず。

そして水位テレメーターを覗くと明らかに水位が上がって来た為、急いで荒瀬戦線を離脱し最後の増水ボイルポイントへ向かう…

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到着すると大河は既に朝焼けに染まり始めていた。

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見る見るうちに増水していく状況にボイルを期待するものの、釣友が攻めていた上流側で一発ボイルが起きるが虎かセイゴ〜フッコといった感じの捕食音。

そして自分のペンシルに一発出るがこちらも虎柄といった感じのバイト。

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気付けば結構な増水に虎柄からの癒しも無く完全に夜が明けて終了…

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空には綺麗な虹…

結局は二人で攻めて自分の本命一本のみという釣果だったが、遣り切った感のある大河釣行となった。

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