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15'純淡水域川鱸 ”春の嵐と大虎…”

  • ジャンル:釣行記
全国的に纏まった雨が降り続いた数日間。
こちら関東地方北部も驚く程の降雨量では無かったが、降り続いた雨によって我がメインフィールドの大河も増水傾向。

そして本日、数日振りに太陽が顔を出したが天気予報では大気不安定によって午後から雷雨、突風、雹といった”春の嵐”の可能性があるとの予報。

そんな荒れた天候になる前に春の増水大河の様子を伺いに行く…
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とりあえず可能性がある本命ポイントに入る前に増水という事で二カ所程様子を見に行く。

まだ時期的には早いがそれなりに人が知っているポイントに入って数投していると後から一名のアングラーが入って来た。

そして「桜出ましたか?」

ロングロッドのスピニングとポイントからして桜狙いと思ったのだろう…

自分は「いいえ、駄目ですね…」と一言。

しかし沖に放出され水中に沈むラインの先には”ジグヘッド+ソフトベイト”が付いている…
”虎柄含めて何でも狙い”と言えば良かったのだが言うタイミングを逃して水中から”ジグヘッド&ソフトベイト”を上げられない状態に…

するとそのアングラーが「今年に入って桜は5、6本見てますよ」と一言。

そのアングラー、スタイル的にも正統派の鱒狙いって感じでも無いしそれを聞いて更に胡散臭い感じが漂って来た…

幾ら狙いの魚じゃ無くても年間150〜200日近く大河に通っている中で4月頭のこのエリアの大河で”見え桜”を見た事は無いし、5.6本は更に無いんじゃないかと…
マルタかニゴイの見間違えじゃ?それとも自分が見えていないだけなのか…?
本気で”桜”を狙っている方が聞いたらどう思うのだろう…

そして自分は「そうですか〜」と言いつつ内心”早く消えてくれ…”と思っているとそのアングラーは沖のモジリを見て「あれ桜じゃん!」と言って消えていった…

あのモジリは間違い無く”鯉科”かと…

そしてジグヘッド&ソフトベイトをようやく回収しペースも乱れたということでこの時期狙いの本命ポイントへ移動。


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既に山間部の雲行きが怪しい…

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昨日よりも水位は20〜30cm程上がっている。

それなりの増水にルアーチェンジを考えるがそのままのジグヘッドをアップクロスで撃ったところ一投目から”カンッ”とバイト。
小濁りの水中に見えた魚体は”虎柄”

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今季総魚種計100本目はレギュラーサイズの虎柄。

幸先良いスタートに期待をするが、その後は反応の無い時間が過ぎて行く…

移動するか迷うがそのうち時折水面にベイトらしい波紋が見られるようになってきた為に少し粘ってみる事に。
動ける範囲は狭いが上流〜下流を行ったり来たりしているとようやく”コンッ”とバイト。

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水面を派手に割ったのは良型の”マルタ”

そして間髪入れずに次のキャストで”コッ、コン”とバイト。

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最初だけ良いダッシュを見せたのは良型の婚姻色”ニゴイ”

その後もニゴイのバイトが連発するが全てバラし…

”これはやはりベイトが入って来たか?”

そう思いながら攻め続けているとまた”コンッ”とバイト。

いきなり絞り込まれるロッドと走りに”大虎か?”と思うが見えた姿は”肉食系真鯉”…

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大きく無かったがやはりパワフルな魚だ。
とりあえず鯉科のグランドスラムは達成…

そして時折キラキラとベイトの姿が見られるようになってきた。

その直後に”カンッ”と鋭いバイト。

下へと突っ込むファイトは良型の虎柄。
鰓洗いを連発する度に口からベイトを吐き出す。

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43cmの良型虎柄。

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小顔に黄金ボディの格好良い個体。

そして直後に連発のレギュラーサイズ。
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こいつもベイトを吐き出していた。

虎柄三連発となった次の魚は45クラスの良型だったが惜しくも二発目の鰓洗いでバラシ…

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水温上昇の影響と思われるベイトに絡んだ魚達の活性の高さに”大釣りのチャンス到来か”と攻め続けていると下流側でキラキラ輝くベイトの群れに下から茶褐色の大きな魚体が突き上げて来た。

丁度一部終始を見ていた自分は直様ジグヘッドを回収しそのポイントへダウンクロスでキャスト。
ラインを送り気味にしてジグヘッドをフォールさせていると”ツンッ”と小さいながら虎柄らしい鋭いバイトに渾身の合わせが入る。
重みが乗ったと同時にいきなり横っ飛びの鰓洗いに見えた姿は確実”大虎”サイズ。
”対川鱸タックル”の締め込んだドラグも時折唸りラインを引き出すナイスファイターもロングロッドを活かしたファイトで去なして無事ランディング。

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キャッチしたのはブラックボディの大虎。

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それなりの腹パン。

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青空と菜の花をバックに”春の魚”

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51cm、2010gのプリスポーンな魚体。
ようやく今季も2キロオーバーが獲れた。
この撮影直後に大暴れして泥水を全身に浴びてしまった…

以前は47cm〜以上が自分達的”大虎”だったが、近年では45〜47cm位は普通に釣れるようになってきた為に一昨年から”大虎”の基準は50cmを超えてからというちょっと厳しいルールになったので大虎サイズの一本は非常に嬉しい。
しかし人間とは贅沢な物でこれが本命”純淡水域川鱸”を狙っている時に釣れると”大虎だよ…”とちょっと成り下がってしまう…

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そんな訳で大虎を獲った直後に突風と北西の空に稲光と雷鳴が聞こえた為に急いで納竿。

春の嵐を前に増水大河で久しぶりに楽しい釣りが出来た。

春の大河と魚達に感謝…

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