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桜 三平太
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▼ フェリー火災からの下船
大々的にニュースでもやってますが
7月31日、苫小牧~茨木県の大洗に向かう定期フェリーが
積んでいたトラックの冷凍機から発火して火災になる事故がおきました。
ぼくの船は苫小牧~青森県の八戸行きなのでちょうどこの時間(だいたい17時30分くらい)は恵山の沖で追い抜かれる感じになります。
向こうのほうが先に苫小牧港に入港するのでスピードが早いんです。
この日はぼくが見張りに立っていて、3キロくらい真横を抜いて行ったんですが、なんか真っ黒い煙が上がっていたので双眼鏡で覗いてみたら絶体異常だったので見張りの相方と話ていたら
保安庁さんにさんふらわぁから通報がはいりました。
すぐにこちらの船長さんにも報告し
いつ最悪な状況になっても対処できるようにしていたら
保安庁さんから救助の要請がきました。
後から前の会社で一緒だったさんふらわぁの乗組員さんから聞いたんですが
17時20分に火災警報が鳴ってすぐに見に行ったら、すでにトラックの冷凍機から炎が上がってたみたいです。
必死に消火活動をしても火が収まらず、スプリンクラーを起動してもトラックの燃料タンクが爆発したりして手がつけられなくなったそうです。
18時にはすっかりスピードも落として

こちらの救助待ちの状態になってました。
前の会社の博多航路で2年乗ってたんですが、真ん中に集中して排気のファンがある船なんです

そのため、真ん中が真っ黒になり救助支援艇が出せないようでした。
高さが10m以上ある船の上から海に避難するのに

シューターと言って、螺旋状に降りていくための避難装置があります。
アップにするとこんな感じです

これが滑り台みたいなやつだと降りた時点で怪我しちゃいます。
螺旋状の布の中をゆっくり降りていくので時間がかかっちゃいますが怪我するよりは良いですよね?
シューターを投下してから救命イカダ(ライフラフト)を投下してシューターの降り口に接続してイカダの乗り込みます。
イカダには救難信号装置やライト、そして非常食がちょっとあります。
北海道の海の玄関口の苫小牧なら行き交う船がたくさんあるからちょっと安心です。(^_^;)
イカダの乗り込んだあとは、本来支援艇で曳航していくんですが、向こうの支援艇が出せないのでこちらの支援艇をだして漂流状態のイカダを拾いにいきました。

けっこう波があり思うようにはいかず
時間がかかってしまい暗くなりだしました。

周りの船も救助に来てくれ
イカダに乗った分の人達は無事に船まで乗せる事ができました。
さんふらわぁの船長さんと行方不明の方を残し苫小牧港まで全速力で向かい
着いたのが22時半くらいでした。
そこから積んでいたこちらのトラックを降ろし、00時の出港に間に合わせれるように苫小牧からのトラックを積んで(;´д`)
バタバタしてました。
1日にぼくの下船だったので交代の準備もできなくて
さらにまた見張りに立たなきゃいけなかったので全然休めませんでした。(>_<。)
八戸に着いてからやっと一息つけて
苫小牧までさすがに死にました。
少し休めたけど、船の中を上から下まで走りっぱなしだったので身体が痛くなって(-_-;)
それでも何とか岩内に帰ってこれました(^_^;)
とりあえず今日はゆっくり寝ます
からの投稿
7月31日、苫小牧~茨木県の大洗に向かう定期フェリーが
積んでいたトラックの冷凍機から発火して火災になる事故がおきました。
ぼくの船は苫小牧~青森県の八戸行きなのでちょうどこの時間(だいたい17時30分くらい)は恵山の沖で追い抜かれる感じになります。
向こうのほうが先に苫小牧港に入港するのでスピードが早いんです。
この日はぼくが見張りに立っていて、3キロくらい真横を抜いて行ったんですが、なんか真っ黒い煙が上がっていたので双眼鏡で覗いてみたら絶体異常だったので見張りの相方と話ていたら
保安庁さんにさんふらわぁから通報がはいりました。
すぐにこちらの船長さんにも報告し
いつ最悪な状況になっても対処できるようにしていたら
保安庁さんから救助の要請がきました。
後から前の会社で一緒だったさんふらわぁの乗組員さんから聞いたんですが
17時20分に火災警報が鳴ってすぐに見に行ったら、すでにトラックの冷凍機から炎が上がってたみたいです。
必死に消火活動をしても火が収まらず、スプリンクラーを起動してもトラックの燃料タンクが爆発したりして手がつけられなくなったそうです。
18時にはすっかりスピードも落として

こちらの救助待ちの状態になってました。
前の会社の博多航路で2年乗ってたんですが、真ん中に集中して排気のファンがある船なんです

そのため、真ん中が真っ黒になり救助支援艇が出せないようでした。
高さが10m以上ある船の上から海に避難するのに

シューターと言って、螺旋状に降りていくための避難装置があります。
アップにするとこんな感じです

これが滑り台みたいなやつだと降りた時点で怪我しちゃいます。
螺旋状の布の中をゆっくり降りていくので時間がかかっちゃいますが怪我するよりは良いですよね?
シューターを投下してから救命イカダ(ライフラフト)を投下してシューターの降り口に接続してイカダの乗り込みます。
イカダには救難信号装置やライト、そして非常食がちょっとあります。
北海道の海の玄関口の苫小牧なら行き交う船がたくさんあるからちょっと安心です。(^_^;)
イカダの乗り込んだあとは、本来支援艇で曳航していくんですが、向こうの支援艇が出せないのでこちらの支援艇をだして漂流状態のイカダを拾いにいきました。

けっこう波があり思うようにはいかず
時間がかかってしまい暗くなりだしました。

周りの船も救助に来てくれ
イカダに乗った分の人達は無事に船まで乗せる事ができました。
さんふらわぁの船長さんと行方不明の方を残し苫小牧港まで全速力で向かい
着いたのが22時半くらいでした。
そこから積んでいたこちらのトラックを降ろし、00時の出港に間に合わせれるように苫小牧からのトラックを積んで(;´д`)
バタバタしてました。
1日にぼくの下船だったので交代の準備もできなくて
さらにまた見張りに立たなきゃいけなかったので全然休めませんでした。(>_<。)
八戸に着いてからやっと一息つけて
苫小牧までさすがに死にました。
少し休めたけど、船の中を上から下まで走りっぱなしだったので身体が痛くなって(-_-;)
それでも何とか岩内に帰ってこれました(^_^;)
とりあえず今日はゆっくり寝ます
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- 2015年8月2日
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