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▼ 【作品紹介】THE PACIFIC
- ジャンル:ニュース
先週、7月15日に『 THE PACIFIC 』のDVDが発売&レンタル開始された。
大好評を博したHBO miniシリーズとして、第2次大戦欧州戦線を戦い抜いた、米国陸軍空挺部隊の2年間を綴ったバンドオブブラザーズ(以下 BOB)から約10年。
時を同じくして地球の裏側、南太平洋、そして日本を舞台とするもうひとつの戦場を経験した若者達の約2年間を前作同様、アカデミー賞受賞作品プライベートライアンの製作陣が作り上げた映像作品、それがTHE PACIFICである。
私は既に国内では唯一放映したWOWOWの放送によって全て見終わっているのだが、前作BOBの様な面白さという物は感じる事は無かった。
それは決して、彼らの敵が日本人である事とは関係がない話なのだ。
焦点は組織から個人へ
さて、話を作品のあらすじに戻すと、BOBがE中隊という団体、組織、チームに比重を置いているのとは別に、今回では3人の若者という、個人によりスポットが当てられていると感じる。
最高の勲章、メダルオブオナーを授与するジョン・バジロン、軽そうな見た目とは裏腹に文学を愛するロバート・レッキー、両親の反対を押し切り戦場へと志願する青年、ユージーン・スレッジ。
このストーリーがエンディングへ近づくにつれ、何故、今回の作品では個人へと焦点を絞る必要があったのか、彼らを通じて理解する事になる。
そして、それはまるで辛うじて聞き取れるBGMの様に、作品を通して常に重苦しい、負のエネルギーが画面に満ちている。
作品のテーマ
欧州戦線と太平洋戦線、どちらがより辛い戦場かなどというのは馬鹿げた議論だ。
どちらも戦争であり、その、人が耐え難き辛さ、というテーマは共通している。
そして同時に彼らは一人ではない。
前作のバンドオブブラザーズというタイトルにもなった、戦場で生まれる特別な絆で結ばれた彼らは冗談を言い合い、ふざけ合い、遊びもする。
だからこそ失う辛さと言うも起きるのだが、親友、友情、絆に感動を覚え、憧れすら感じる。
だが、それらが両作とも描かれている内容に、大きな差は無いにも拘らず、前作BOBとは違い、このパシフィックを見た後にネガティブなシーンしか記憶に残らない。
これこそが、このパシフィックが抱えるテーマに起因する。
2011年という時代
話は現代、遅かれ早かれ、アメリカの1つの戦争が終わる。
それは戦場という人が堪え難き辛い場所から、多くの傷付いた若者が帰還する事を意味する。
18歳になったユージーン・スレッジは自身の決断により海兵隊へ入隊する。
そして旅立つ前、それでもまだ息子を戦地に送りたくはない医者である父親に、こう言われる。
「先の戦争で大変だったのは体に怪我をした者の治療ではなかった。
本当に困難なのは心が傷付く事だ。 お前の目から輝きが失われる事になって欲しくはない。」
戦争によって壊れる人の心
BOBが作られた時代、必要なのはリーダーシップであり、チームワークと言った団結であり、そして祖国への犠牲的精神、英雄とは何か?と言った物だった。
そして2011年
パシフィックはこれから多くの傷付いた兵士の帰還を待つ時代の作品なのである。
予告編
パシフィック公式サイト
- 2011年7月24日
- コメント(1)
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