【B.I.T.E】ジョイクロ148が釣れない理由

ジョインテッドクロー148を使用したシーバスゲーム。

*PC閲覧向けの釣りログです。

今回のGAN's GANGS　ソルトウォーターは・・・

ようやくシーズンインを迎えた神奈川県のとあるシャローエリア。

ベイトとなるイナっ仔達は丸みを伴ったボディに成長し、シーバスを引き付ける魅惑のベイトがボイルを誘発する。

だが、ジョインテッドクローの軌跡に刻まれる白い水柱

釣れない・・・これは・・・もしや・・・

エピソード　20110801

～サイズ～

ハイタイドが作りだす時限シャロー。
その、小型魚にとって安息の地は長く続かない。

インサイドベントのシャローに群れる小魚と、それを捕食する為に”上がってくる”魚という、これまでも何回か紹介しているシチュエーションで今回はペンシルベイトではなく、ジョインテッドクロー148を使用した。

水深は40cm～110cm

連日降った雨の影響はほとんどなく、増水もせず、やや濁りが入っている程度。

懸念された枝や草と言ったゴミもほとんど無かった。

ベイト

2ヶ月ほど前から上がってきた”マイクロ”サイズのイナっ仔達は5cm以上へと大きくなるだけでなく、丸みを持ったボディに変貌した。

その分、密度的な物は分散された気がするのだが、これはむしろ好都合と考える。
そしてシャローが消えていく中で、群れの端が押し出されていくと、彼らの勤務時間が始まる。

今回、好機であったのは、下流のカーブに存在するもうひとつのインサイドベントのシャローにサギが立っていた事か。

イナっ仔の群れを追い出して、上げてくれている事を願う。

ボイル

射程圏内に魚が着く場所は無いので
上がってくるタイミングと、いる内にやっつけるのが重要。

流れの上からシャローをテンポよく打っていくが、ひと流し目は何の反応もなし。
再び、開始地点のシャローの上流から、切る様に打っていく。

2流し目、シャローの終わりが迫ってきた所で炸裂音と共に白い飛沫が飛び散る。

発見したボイルに、魚が上がってきてくれた安心を得る。

とにかくこの2ヶ月、上がってくる魚がいなくて苦労していただけに、精神的に救われる。

釣れない理由

すぐさまボイルを打ってみた。
使い方は水面を真っ直ぐ引くだけのI字引きで、ロッドアクションもつけない。

ポンッ！

ジョイクロ148一等水兵より緊急伝

「　ワレ　テキダン　カイヒ　セリ　」

ああ、こりゃ・・・あれだよね・・・アレ。

食いたい、だけどデカすぎる・・・

ジョイクロ178を使っていて何度か見た現象で、魚はアタックしてきたのだけど、口とルアーの関係が悪すぎてヒットまで至らないアレかなと。

それでもボイルは出ているので諦めず、３流し目を行う。

軌跡に水泡が飛ぶが気にしたら負けなのでそのまま引く。
後はもう運に任せよう。

それほど、ついてない人間では無い事が証明された魚。

こりゃ間違いなくアレですね。

TOPで釣れる時にどうぞ

おそらく、この日釣った魚は今まで同様にペンシルベイトでも釣れる魚。
178ほどサイズを選別してくれないようなので特に使うメリットは・・・

あるんですねぇこれが。

タダ巻きで良いって事、水を噛んでS字に泳がない様に。
フローティングタイプでこれを行えば誰でも同じようにアクションさせられるTOPウォータープラグになるって事ですね。

まだ行けそうなので、上に入りなおして4流し目の一投目、シャローの入り口。

2ヶ月の苦労と言う、体に纏わり付いた汗を流す、スコールの様な清々しい水滴が飛び散る。