「いつか叶う様に と どの面下げて言うんだろう
      その大事な想いも やがて忘れてしまうんだ そうだ」

いや違うな・・・今ならわかる

４０過ぎて大事なものが

エブリマン,エブリウェア
「何処にでもいるただの男」の夏のある日

ドレンプラグROCKON！！




この日は笠沙の沖のダイビングスポットの曽根を探して




初めての場所へ

影ひとつ無いうだる暑さの中

無人の大海原を沖へ沖へと狂ったように漕ぐ・・・

手漕ぎの小船は不自由を極め

疲労と灼熱で頭はおかしくなりそう

さらに汗で流れる日焼け止めが眼にしみる

笑える程の過酷さに

慣れてきた頃は何にもない沖のど真ん中

周囲300ｍ程をくまなく探すも

曽根は見つからず・・

魚影も無く沖へ漕ぎすぎた為３時間を無駄に引き返す事に

心が折れそうになったが

船中八策　その1　　迷ったら逆方向へ

帰る方角と逆の岬へ

途中でバテて

海水をかぶり目を覚まして

谷山側の岸へ



やっと反応のある場所を見つけ

ジグをキャスト

すぐに目の前でジャンプ！

ペンペンの大群だ



着底前に襲われ底取りできない状態



飽きるまでペンペンと楽しく遊んで移動

それまで潮が緩かったのに

岬を越えると絶景地帯が広がるも



ガンガン激流に流され



釣りどころじゃなくなりビビッて

トランザム状態（一定時間しか効果なし）
で逃げました。

お土産無しの覚悟で

出廷地点近くに戻ると

シャローでベイトびっしり地帯発見

ジグにチョイスはあるものの

なかなかのらず

ブレード外して

最小のトリプルフックにすると

かかったのはなんとカマス

半分以上バラシながらなんとか

お土産を確保

カマス回収中にドン！！と

凄いアタリ？

オオモンがカマスを追っかけて

アタックしてきました。

カマスベイトじゃマイクロジギングは無理か

デカシルエットのロックホッパーに変えて

デカハタをドン！！

カマスを泳がせしたかったけど

熱中症寸前でギブ撤収



ジグサビキならカマス入れ食いだろうな～

南薩の夏は熱くてまだまだ長い次回がある！


帰って男料理で簡単塩焼き




デカハタはお中元用に






付き合いの悪い「ただの男」は

ポケットに入らないモンスター探して

ひたすら南の果てに通います。

沖の楽園が見つからなくても

モンスターにエンカウントできなくても

それでいい

それも楽しい

右も左もわからない場所を

スタミナゲージ削って漕ぎまくる

その後の全身疲労も笑えてくる

それが最高

それこそリアル

「ただの男の」伝えたい事


漕・釣・最・高