最近のショアゲームにおいて「飛距離」が重要視されています。

昨日、サーフでオイラのログを見てくださっている方から「どうやったら飛距離が出せますか?」と質問されたので、昔サーフキャスティングとスポーツキャスティングをやっていた経験からオイラが教えれる範囲のキャスティングのキモを簡単にレクチャーしたいと思います。

オイラがまずサーフ、スポーツキャスティングで教わった基礎は

「ロッドを振り抜くのではなく、右手で押し出し、左手は止める」

これが「超遠投へのファーストステップ」でした。　　　これに関しては何度も反復練習が必要で、オイラは5年かかって覚えました。

当時のサーフキャスティングではオモリを波打ち際において遠心力とロッドの反発力を活かした回転投法やV字投法が主体でロッド自体もシマノ表記のBX(33号)からXX(40号)といったガチガチのロッドを振っていて、「いかに200m以上の飛距離を出すか?」が課題で「ただ力任せに振っても飛距離は稼げない」ということで当時本田技研浜松製作所の社員の方がスポーツキャスティングのクラブに入れて下さりそこで「セーフティ投法」と呼ばれるオーバヘッドスローを教え込まれ、キャスティングの大会に出していただき、いきなり初戦の安倍川河川敷で158m、152m、135mという距離をマークし、5位入賞、秋に賞典外で天竜川河川敷で行われた全国大会出場、緊張でミス連発で失格＿|￣|○

その時に当時ダイワフィールドテスター、富士工業フィールドテスターをやっていた方からアドバイスを受けてから飛躍的に飛距離がアップしました。　　　　それは「初速を落とさずにロッドを曲げてラインをリリースする直前でタメを作る」というアドバイスで、そのアドバイスをいただいて練習、筋力トレーニング、実釣でのフォームチェックを繰り返してキスの引き釣りトーナメント「G杯キス全国大会静岡地区予選」に出場したらいきなりの4位入賞(全国大会次点)という結果が出たり、手の届かなかった沖合にいるキスを爆釣したりと飛距離アップによるメリットが結果となり付いてきました。

話が逸れてしまいましたが、ロッドを振る初速がいくら早くてもロッドを「曲げる」ことができなければ飛距離は伸びません。　　　オイラもまだまだですけどね

右手の押し出しと左手で止めるに加え、スイングスピードがマッチすればロッドパワーを最大限に使え、飛距離が伸びると思います。

付け加えると垂らしの長さもサーフやウェーディングではバットガイドくらいまでの垂らしにし、キャストすることで飛距離は伸びると感じています。

もし、それでも伸びないのであればキャストの上手い仲間から教えていただくもが最善策だと思います。

今回のログを書くに至ったのは以前上州屋浜松店で行われたGクラフト展示会でGクラフトの川崎専務との会話で「どう書こうか?」と考え、奥浜名湖で名古屋の友人へのレクチャーと、昨日のサーフでのフォームチェックがこの記事を書くに至った経緯です。

あくまでも個人的な考えなので参考までにして頂ければ幸いです