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チニング、始めました

  • ジャンル:日記/一般
随分と更新するのが久々になってしまいましたが、3ヶ月ほど前から始めたフリーリグチニングについてを書こうかなと思います。
今後、フリーリグチニングを始めてみよう、フリーリグで釣れない!という方の参考になればと思います。

チニングを始めようと、ずっと前から考えていましたが、今年の5月にシーバスよりクロダイが異常に目立つようになり、流石に踏ん切りがつき、6月にチニングデビューしました。
ただ、フリーリグというジャンルがシーバスフィッシングとは全く違う領域で、何をどうやったら良いのかよく分からないまま試行錯誤して2週間ほどボウズ続き。途中、プラグのほうが速え!とバイブに逃げたりしてましたが、結局、フリーリグチニングを理解して釣果を出せるようになったのは6月終盤でした(笑)

こうなった理由は、フリーリグチニングでネット検索すると手に入る情報、そのほとんどは関西のチニングだった事が原因です。
自分が、メインフィールドにしている千葉県の内房エリアは止水域がほとんどで、参考にした淀川チニングなんかをそのまま導入しても全く釣れませんでした。
というのも、関西のチニングは展開が早く、ロッドアクションもバンバン入れていくのが主流です。
決して関西のチニングが間違っているのではなく、旧江戸川や多摩川などの河口域のチニングなら関西のチニングでも通用すると感じます。
しかし、関東の、特に止水域のチニングは比較的にスローな展開で、単調なアプローチが必要だった為です。

次に、メインフィールドにしている運河帯は、各メーカーがテストフィールドや実釣動画に使用するほど魚影が濃いのですが、この魚影の濃さが釣果から遠のく原因でもありました。
見えチヌだけでも100匹以上の群れをなして泳いでるというのに、そのほとんどが釣れないチヌだと気付くのに時間が掛かってしまったわけです。

現在は、一日3時間の釣行で調子が良いと10〜20枚は当たり前、時間がなかったり状況が渋くても2〜5枚の釣果を出せる様になりましたが、3ヶ月近く通ってる同じフィールドで自分以外の人がまともに釣っているのを見たことがありません。

……悪口じゃないですよ?

恐らく、要点をしっかり押さえれば手軽に釣れる魚なのは間違いないのですが、ほとんどの人はそれが出来ないのが現状、釣果から遠のいている原因だと感じます

さて、ここまでツラツラと語ったので、自分がこれは重要だと感じた基本的なアプローチ方法に関して記載していこうと思います。

個人的に、チニングを通して分かったのは、アプローチひとつでクロダイの釣果は100か0かに変わる事です。チニングで釣果を出したい方は、これから記載する3つを意識するだけでもかなり変わるはずなので、参考にして頂ければと思います


1.プレッシャーを与えない

プレッシャーと聞くとラインの細さやワームやフックの大きさを思い浮かべる方々が非常に多いのですが、ワームに関しては2.4インチだろうが3インチだろうが食ってきます。着水音やアプローチするコースを思い浮かべた方、正直に言うと50点です。
ここで言うプレッシャーとは「人為的プレッシャー」です。人為的プレッシャーとは人影や足音が該当します。
チヌという魚は非常に警戒心が高いのはご存知かと思われます。どれくらい警戒心が強いかと言うと『水面ギリギリを飛ぶツバメが通っただけで群れが散る』『セミが群れの真ん中に勢いよく落ちただけで散る』くらい警戒心が高いです。
一度驚いた群れは5〜15分ポイントを以上休ませないと戻ってきませんし、驚かしてそのまま動く人影があると離れた場所に集まります。
ポイントに到着したら水面ギリギリまで近づく、これだけで10m以内のチヌは警戒心が上がり、5mまで近くなると逃げ出します。水質が透明になるほどチヌがコチラに気付く距離が20m30mと早くなります。
エントリー時は最低でもロッド1本分は離れて、人影を入れないよう水辺に近づき、なるべく手前から攻める様に意識するだけでかなり変わってきます。

2.食うチヌと食わないチヌを見分ける

これはサイトフィッシングの話になってくるのですが、見えチヌにも種類があります。
ほぼ確実に食うチヌは、同じ場所で動かずに、同じ方向をずっと見ているのが特徴です。逆に、群れで水面近くを浮いてる様なチヌは食わないチヌに該当しやすく、ワームやラインが近付くだけで逃げ出して場を荒らす場合があります。
壁沿いや牡蠣山でずーっと待機してるようなクロダイはワームを近くに持っていくだけで、ワームに興味を示してくれるような個体がほとんどです。こういった個体はほぼ確実にフリーリグの対象になりやすいです。
この食うチヌが待機しているボトムと同じ条件が分かれば、遠投を伴うブライドフィッシング、ナイトゲームでもボトムの感度を頼りにフィールドを攻めることが出来る様になりますので、水深が低い浅瀬のタイミングでは、そういった個体が見つかりやすいので、色々試してみると手数が増えていくと思います。

3.ラインプレッシャーを抑える為にロッドは絶対に立てる

フリーリグチニングはフィネスが基本なので、ラインは細いのが主流かと思われます。
デイゲームだとリーダーの細さが重要になりますが、これはラインが太いと光の屈折の関係でクロダイに認識されやすい為です。
しかし、濁りが強いマッディーウォーターやナイトゲームになると光量が落ちて、チヌに認識されにくくなり、特に、ナイトゲームのローライト環境ならフロロの4号だろうが5号だろうが食ってきます。逆に、トップゲームだとラインをいくら細くしてもラインが水面を叩くだけで逃げる個体は逃げます。
フリーリグの場合、ラインプレッシャーを抑えるにはロッドを立てる事が一番手っ取り早いです。ロッドを寝かせるほどラインは水中に沈み長く存在してしまい、チヌが先にラインを見つけて逃げ出す原因になります。
フリーリグチニングで重要なのは、ラインよりワームを先に見せる事なので、足場が高くても基本的にはロッドは立てるようにするのが重要です。
ロッドを立てる事で根掛かりもしにくくなります。

さて、文章をまとめるのが下手なので大変読みにくく長々と語ってしまいました。
自分もまだまだチニング初級者で、分からない事も多くあります。例えば、トップゲームでルアーを動し続けると食わないのに、ピタッと止めた瞬間に水面から飛び出す勢いでバイトしたとか、昨日までズル引きでボコボコ釣れたのに、今日はシェイクしながら引っ張らないとバイトしてこないとか、正直、こいつらの好みが分かりません(笑)
ただ、その日のパターンやカラー以上に、上の3つは絶対だと理解してからはボウズになりにくくなりました。

近年、クロダイが非常に多くなり、自分もチニングやってみようかな、と思った方の参考になればと思います。
まだまだ暑い日は続きますが、皆様も体調には気を付けてフィッシングライフをお楽しみ下さい。
また気が向いたらブログを更新しようと思います。

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