【マンハッタンでドリフト族】ランカー狙いのドリフトが、スポーツよりギャンブルに近接してしまう問題

予報の満潮時刻が0時56分だったので、2時に釣り場に着けば下げが動き始めた頃かな、と思って家を出たのだが、まだかすかに上げていた。ホームポイントは潮止まりには実績がほぼゼロなので、ウィリアムズバーグブリッジに移動、橋脚を攻める。以前も書いたがここはランカーの実績があり、そして中型以下はほとんど期待できない。ゼロか100かみたいなポイントだ。

1時間やって、アタリすらゼロだったわけだけど、こういう一か八かみたいなところで、しかもアクションさせないドリフトの釣りをしていると、端的に言えばゲーム性が低いというか、作業っぽさが支配的になってくる。投げる、待つ（流す）、回収、投げる、待つ、回収。ほとんどパチンコを打っているような気持ちになってくる。上手い人には上手い人なりの工夫があるんだろうけど、自分レベルだと工夫の糸口すら見えてこなくて、ギャンブル性頼みで受動的なムードになってしまう。

フェリー乗り場のいいところは、ランカーは望めないけど飽きない程度にはアタリが出るので、そうすると水中の様子もどんどん見えてくるし、レンジやアクションやルアーチョイスを工夫すればフィードバックが返ってきて、数となって結果が出るので「やったった感」が得られる。運要素もあるけど、少なくともパチンコよりは当事者の技術介入度が高くて、同じギャンブルでもブラックジャックやポーカー程度の能動性は担保されている。

さらにドリフトを捨ててセイゴ狙いにゲームチェンジすれば、ミノー投げてブルブル巻いて、引ったくるように食ってくれる。サイズ的な達成感はゼロだけど、行為自体の快楽でいえば、これがいちばん楽しい。今日は3時半にフレックスが登場したので（いつもとアングルが異なる写真は彼が撮ってくれた）、ストラクチュアの下流サイドからセイゴメインの上流サイドに移動したのだが、ひさびさにやったブルブルブルゴン！！もそれはそれで楽しかった。

No.691　4/18/2021 3:07AM　下げ2分
40半ば、エアオグル85SLM、コリアーズ右手　