▼ 3/27 支援物資を旭市へ
- ジャンル:日記/一般
- (ima)
災害現場に行ってきた
3/27
私のクライアントであるアムズデザイン(ima)と
釣り仲間の加瀬くんが経営するプロョップK`sがある
旭市へ支援物資を届けに行ってきた
東京からわずか100kmしか離れていない
旭や飯岡は
地震と津波の被害で
今だに300人位の方々が避難所生活を強いられている
旭市の市役所へ問い合わせをしたら
なんと商工会の物資受け入れ担当が
プロショップK`sの加瀬くんだった
支援物資は当社で神戸の震災以来
被災地へ送るために少しずつ備蓄していた物資だ
もちろん新潟などにも送っているのだが
今回は自ら車で届けることにした
加瀬くんからは
「避難所生活が長引きそうなので消耗品がありがたい」
と依頼されていたので
トイレットペーパー・ティッシュ・カセットコンロと
コンロのボンベをお届けすることにした
旭の体育館に到着すると
加瀬くんや市役所の方々が迎え入れてくれた
体育館にはすでに大量の物資が集まっていた
薬や洗剤
カイロ
炊き出し道具などなど
あらゆる物資が沢山集まっていた
そして別れ際には
加瀬くんが深々と頭を下げて
我々を見送ってくれた
我々が体育館を出ようとした時
アムズデザイン広報の岡チャンが
突然バイクで現れた
岡チャンには事前に電話をしておいたのだが
まさかわざわざ会いに来てくれるとは思わなかった
そして岡チャンと相談し
岡チャンが先導して災害現場を見に行くこととなった
飯岡の海沿いは建物が流れたところもあり
砂が打ち上げられ大変なことになっていたが
すでにボランティアの方々が復興活動に参加して
道は普通に通ることが出来たので飯岡の漁港へ
ここは津波で壊滅的な被害を受けた場所だ
漁港を見て回り岬の上から九十九里浜を見た
2週間前には巨大津波が来た漁港は
パワフルな地元の方々と
ボランティアの方々によって
かなりのスピードで復興に向けて動いていた
岡チャンとはここで別れて
我々は銚子から佐原を通り帰ることのした
銚子の漁港もかなり津波にやられていた
佐原の町は地震による液状化が深刻だ
古い町並みは家屋の屋根瓦が落ちて割れ
運河が崩れ地面がゆがんでいた
今回我々は物資をお届けしただけで
復興のお手伝いは出来なかった
だけど
実際自分たちの手で被災地に届けられ
自分の目で被災地を見る事が出来て
本当に良かったと思っている
それは我々の周りで
TVやWebを見すぎて自粛ムードが蔓延し
なんか煮え切れないものがあったのだが
被災現場は我々より元気で
前向きだったからだ
そして現地で自粛ムードを漂わせていた自分が
本当に恥ずかしかった
現場を見て考えた
節電やガソリン節約は当たり前だが
いつも以上に前向きに生活をし仕事をし
大震災を忘れず
災害復興と人災の危機を
みんなで乗り切れるように考えていこうと
最後に
私は今回の大震災と
東京から車で1時間の場所に
大津波が押し寄せた事実を
決して忘れはしない
加瀬くん岡チャンに感謝
これからが大変だと思うが頑張ってほしい
そして
私にあることを気づかせてくれてありがとう
One Love !
Photo by Ani.Kobayashi
2011/3/27 Chiba:Asahi.Iioka.Cyoshi.Sahara
- 2011年3月28日
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お疲れ様でした。
車で1時間の距離でしたか…
考えてる以上に身近な震災だったのですね。
小林(兄)さんの行動力に現地知人方々は喜ばれたでしょうね、頭が上がりません。
改めて、微力ながら、継続を心掛けますm(_ _)m
Gaku
神奈川県