想像を形に、結果は見えてくる

  • ジャンル:釣行記
釣りって常に考えて、その状況に応じた最適解を導き出す作業が1番楽しいと思うんだけど、その為の引き出しを持っていない、広げようとしないのはもったいないと思うんだよなぁ
1つの釣りを洗練させる為に無駄な作業を繰り返して、その沢山ある無駄の意味が光るのはやきりった人だけが見えてくる世界なのかもしれない
あえて時合を外した釣行、釣れてる時に違うルアーやアクションを試し続ける、セオリーに逆行した試行
釣れない時間帯に釣れない事を確認しに行くような全く馬鹿げたような事も散々繰り返してきた
そうして自分なりの釣りの美学と結果が見えてくる

コラム的なのはここまで(笑)
ここからは昨夜の釣行記

仕事が早く終わったので夕マズメからのスタート
明るさが残る時間帯に釣りに出れるのは久しぶり
この時間のメバリングといえば、やっぱりメタルジグ
バイスライダー4.5gをフロントウェイトセッティングでボトムから跳ね上げて竿先で追いかけるようにフリーフォールさせる
明るい時間帯のメバリングは見切らせない事を意識して釣りを展開していく

数投目、フォール中の違和感
竿先で聞くも、食ってないので小さく跳ね上げてフォール
ガツガツっとアタるもフックアップしてない
もう一度フォロー
コンフワッとしたエギングしてる時のような食い上げバイトにフルフッキング
重量感と元気なファイト

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サイズ以上に筋肉の付いたカッコいいメバル

メバジギも面白いんだけど、身の回りではほとんどやってる人居ないし、釣り場でもあんまり見ないんだよなぁ

暗くなったし、ワインドとスプリットの釣りで探るも潮が流れず苦戦
合流したツレと話し合って移動を決断


2箇所目

潮は効いてる
でもスナメリの親子が遊び回ってる(笑)
しかも堤防際の足元で
ライトで照らしても逃げる様子もないのでしばし観察
何かを追いかけ回すスナメリを水族館気分で見守る
個人的にはこういうレアな体験ができれば釣れなくても満足感高かったり(笑)
ツレはウゼー、ダメじゃと嘆いていたが……(苦笑)


3箇所目

普段は激流の水道沿い
潮が小さく、干潮1時間半前というのもあって、浅くて流れも緩い
いつもはメバルやシーバスもよく跳ねてるのだが、この日は全くの無

プラグで上引いてもダメだろうな……
SSフロート組んでも良いのだが、このシチュで試したい釣りがある
シンペンをカウントとってデッドスローに引いてくる
ジグ単より飛距離が稼げて、よりスローに引ける
遠浅のポイントでメバルは居るはずなのにライズはしてない、サーフェスからサブサーフェスを弾いてもアタらないっていう状況では結構使える小技

この日はカウント20でアタリが多発したから、ボトムちょい上で食ってくれてた感じ
謎のブレイクなんかもあって、魚は獲れなかったがこの場所でも流れによっては使えると、収穫はあったかな?


ここでツレが先に上がったので1人で延長戦
1箇所目に帰り転流待ちするつもりが、既に転流している
まだ間に合ってるか?

スプリットを入れた1投目にガチン
重量感十分、突っ込み十分、2回根に張り付かれたがなんとか引き剥がす
ステイゴールド82ならもっと楽に寄せれたのだが、この時のタックルはトレンタ30
30後半アコウにもバットを使ってパワー負けはしないが、若干の柔らかさ故に根に張り付かれてしまう時がある
逆に柔らかさのおかげで、ちょっと待ってればすぐ出るから焦る必要は無いけど(笑)

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今年に入ってアコウ30本くらいは食わせてるけど、同サイズのアコウでもファイトの質が格段に強くなってる
今年は開幕近いかも?

ザラついたリーダーを切ってフックを結び変えた2投目
トンっというバイトにメバルを確信してフッキング

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今年このサイズばっかり……
23~5のオンパレードで20後半から尺が出てくれない
サイズ以上に考えた事がピッタリ嵌って魚が出せれば嬉しいんだけどさ(笑)

そして潮が飛ぶ前にワインドも試してみる
アップに投げてダートさせながら跳ね上げる
ボトム着底直前に綺麗なバイト
フッキングが決まったと同時に暴力的なファイト
これは叩かないし、アコウの雰囲気でも無い
この感じはデカメバルっしょ(気合い十分)
ドラグも出されながらの攻防も制して水面に浮かせたアイツは赤かった……

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鯛なら叩いて俺は鯛だとアピールしてくれよ……(泣)
尾鰭が水を掻くストロークも鯛の雰囲気じゃなかったじゃん(笑)

この3投が最後のチャンスタイムだったようで、この鯛をリリースした直後に潮が飛んで終了


実は捻挫して痛む足を引き摺りながらの釣行でしたとさ(笑)

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